5円玉と50円玉に穴があいている理由。。。
気にならない人には全く気にならない話。
でも、気になる人は5円玉・50円玉を出す度に気になる話。
もっと気になる人は、夜も眠れないほど気になる話。(そんなヤツはおらん!笑)
この理由をな~んとなくは想像できる!という方も多いでしょうが、「確信はない!」という人がほとんどでは?
ここでは5円玉・50円玉に穴がある理由を、わかりやす~く解説していきます。
あなたの雑学ノートに記載し、ぜひどこかで「ドヤ顔」でお話しくださいませ<(_ _)>
5円玉・50円玉に穴のある理由はズバリこれ!
さっそく結論からお話しします★
5円玉は1円玉と
50円玉は100円玉と
ハッキリとした区別をつける為に穴が開いているんです。
はい。このお話し終わってしまいました。
な~んだ・・それだけ~(--;???
と思われると悲しいので、もう少し詳しく解説します。
50円玉と100円玉の区別というのはわかりますが、1円玉と5円玉では全然違いますよね。
素材も違えば色も違う。
「5円玉に穴が開いていなくても問題ないのでは?」って思ってしまいませんか?
そこで重要になってくるのが、5円玉の生い立ちです。
以下に紹介しますね。
5円玉の生い立ち
5円玉が発行されたのは、昭和23年。
この時、同時に1円玉も発行されたんですが、どちらも黄銅製でサイズ・重量もほぼ同じ!!
ジャンッ★
上が1円硬貨で下が5円硬貨。
こりゃ紛らわしいですね(;’∀’)
というわけで翌年、5円玉に穴が開けられました。
っていうか、企画段階で気付いてよ(><)って感じですが。
その後、1円玉は昭和30年にアルミ製になったのですが、「5円玉=穴あき」が定着していたんでしょうね。
素材が変わって見た目も変わっても、5円玉は穴あきのまま今日に至っているわけです。
50円玉の生い立ち
50円玉は昭和30年に発行されました。
最初はニッケル製で、やはり穴は開いていませんでした。
当初は何の問題もなかったのですが、
2年後に100円玉が発行され、
それが50円玉と色やサイズが似ていたために
昭和34年、50円玉に穴が開けられたのでした。
5円玉と50円玉の穴の大きさ(直径)は?
こちらも気になる人には気になる「穴の大きさ」について。
夜も眠れない人は必見です!(だからそんなヤツはおらん?!)
5円玉の材質&形状
材質:黄銅(真鍮)
全体の大きさ(直径):22mm
厚み:約1.5mm
重さ:3.75g
穴の大きさ(直径):5mm
50円玉の材質&形状
材質:白銅(銅75%、ニッケル25%)
全体の大きさ(直径):21mm
厚み:約1.7mm
重さ:4.0g
穴の大きさ(直径):4mm[/su_note]
まとめ
5円玉と50円玉の穴の理由、そして大きさについて、納得していただけましたでしょうか?
大きさで言えば、5円玉の方が少し大きいんですね。
ですが、重みは50円玉の方が少し重い。
こうやって調べてみると、いつも何気なく手にしている硬化にも、それぞれ歴史があって、今の形・大きさになるまでには色んな背景があったことがわかりますね。
なんだかそう考えると、とても愛おしくなります♪
スッキリと解決したところで、今夜からはゆっくりと眠れますね(*^^)v