ファブリーズってすっごく便利ですよね。
シュッシュと吹きかけるだけで除菌できるし、臭いも軽減される♪
布団とか、ソファーとかベッドとか・・・丸洗いできないモノには最適!
もはや一家に1本♪日本の家庭の常識のでしょ。
「ファブリーズなしの生活なんて考えられな~い!!」と、もしかして中毒気味になっていませんか?
大丈夫ですか?
最近、家族におかしな症状が現れていませんか?
ご存知ですか?
ファブリーズに潜む危険性を。
ファブリーズの危険性!我が家ではこんなことがありました!
風邪をこじらせた私。咳が止まらなくなりました。
風邪が良くなってからも、咳だけは止まりません。
肋骨左右共に4本ずつ「疲労骨折」するほどの酷い咳でした。
たまらず病院に行くと・・・
もしかしてファブリーズしてませんか?
はい。良く使ってます。
ダメ!すぐに止めて!!
え?ファブリーズってダメなんですか?
ダメですよ!
と、ここで会話は終わり、理由はわからないまでも、とりあえずファブリーズを止めてみました。
もちろん頂いた薬の効果も大きかったと思いますが、徐々に咳は治まっていきました。
この経験以来、私はファブリーズをやめていたのですが、知らない間に旦那が買ってきて、良かれと思って子供の布団に毎日シュッシュと…。
しばらくして、息子(4歳)が原因不明の目の痒みに襲われました。毎日、目が真っ赤で、いつも目を擦っていました。
「どうしてだろうねぇ~…」という日々が続き、
ある日、旦那のデスクにファブリーズを発見したので、慌てて聞きました。
もしかして、子供のモノにファブリーズしてない?
毎日布団にしてるよ。ソファーにも♪
アカーンッ!(怒)
使用停止後息子の目はすぐに良くなり、この経験以来、我が家ではファブリーズ使用全面禁止となりました。
いったいファブリーズの何がダメなのか?我が家だけの問題だったのか???
気になり始めたので調べてみると、やはり、色々と問題があるようですので、まとめておきます。
知らなきゃ恐い!ファブリーズの危険性とは
簡単・便利に、誰でも扱う事のできるファブリーズですが、人によっては深刻な体への影響が出てくることもあるそうです。
最近では、ファブリーズの成分配合の表記方法に問題があるといったことを謳った本なども出版されています。
まず、裏面の成分には「トウモロコシ由来消臭成分、除菌成分(有機系)、香料」とだけ書かれています。この除菌成分については、公表していないそうです・・・。
が、
この除菌成分というのは、巷では「第四級アンモニウム塩系」の化学物質なんだと言われています。
と言われても、素人にはさっぱりわからないのですが…>_<
実は、この物質が原因で色々な症状が出ているようなんです。第四級アンモニウム塩系は揮発性のもので、蒸気を浴びたり、臭いを嗅いだりすることで目が痛くなったり、発疹やかゆみの症状が出てしまうことがあるそうです。
また、揮発性の有機化合物により、シックハウス症候群(目がツンとする、のどの痛み、息がぜいぜいする、頭痛など)や化学物質化敏症などが起こって、胸痛やめまい・動悸、不整脈、倦怠感、喘息など様々な症状も出ることもあると言います。
こうした化学物質が、簡単に手に入る日用品に含まれること、またそれを知らずに使用していることにちょっと驚きませんか?
しかもそれが毎日だったり、更には、一日に数回…色んな場所の色んなモノにシュッシュ。
毎日のことですから、少しずつ中毒化していたりする可能性もありますよね。
それがないと「キレイになった気がしない」とか。
「使用量がどんどん増えていく」とか。
「使用の幅が広がっていっている」(ありとあらゆるモノを除菌したくなる)とか。
化学物質に敏感な人の中には、ファブリーズがかかった服に近づいただけで反応してしまい、意識を無くして倒れてしまったという話を耳にしたこともあります。
こうした化学物質が及ぼす影響は実に様々で、
- 皮膚障害
- 殺精子作用
- 発がん性
- 催奇形性
- 妊娠率低下
- 肝臓障害
- アレルギー・アトピー性皮膚炎
などなど、厳密にはキリがないくらいだそうでです。
これらの例は極端と言えば極端かもしれませんが、知識として知っておくに越したことはありません。
そこまでの症状でなくても、現在ファブリーズを使っていて、原因不明の胸痛やめまい、動悸や倦怠感などの症状が出ている場合は、一旦使用を取りやめて様子をみてみることをオススメします。
新型コロナの影響で除菌ブームはまだまだ続きそうですが、一つだけ覚えておいたほうがよいことがあります。
それは、過ぎた清潔志向と潔癖症は危険を伴うということ。
わたし達は、生きていく上で色々な菌を活用しています。お腹に優しい乳酸菌も菌ですよね。皮膚には、たくさんの常在菌があって、これらに守られているんです。
この菌のバランスが免疫力の低下などで崩れしまうと、皮膚を守る菌がなくなり、逆に、今までかからなかった病気になってしまうこともあるくらいです。
除菌することは大切ですが、除菌しすぎて、共存している菌まで排除してしまわないように注意が必要ですね。
最後に
ファブリーズ・・ファブリーズと連呼しておりますが、他社の除菌消臭スプレーも同じです。
もちろん便利に使用されている方が圧倒的に多いかと思いますので、ファブリーズが絶対的に悪いということではないのですが、上であげた様な症状が出る人もいる…ということも知っておくべきでしょう。
メリットもあればデメリットもあるということを念頭におき、使用する際は、くれぐれも適度な使用を心掛けてくださいね!