生理前にお腹が張ることってありますよね。
今にも破裂しそうな風船みたいに張って苦しい・・・
なぜお腹が張るのか、対処法があるのかどうかなど、
生理前にお腹が張るメカニズムと、その対策・方法についてご紹介していきますので、是非ご参考にされてください(..◜ᴗ◝..)
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生理前にお腹が張る理由!あなたの場合は?
生理前にお腹が張るのは、いわゆる生理前症候群(PMS)のひとつです。
生理前にお腹が張る主な原因は「腸の活動が低下し、ガスがお腹にたまるため」というのが共通します。
この腸の活動が低下するのにいくつか原因があります。
生理前はホルモンの関係やPMSの症状から、便秘になりやすくなります。
出口が塞がれることで腸内のガスが排出されず、たまることでお腹がどんどん張っていきます。
まずは通り道を確保することが大事なので、便秘の改善からしていきましょう。
生理前は妊娠しやすいからだを作るために、子宮に養分や水分を蓄えます。
その膨張した子宮が腸を圧迫し、活動を低下させます。
活動が低下した腸がガスを溜め込み、お腹が張って苦しくなります。
これは事前に、ホルモンバランスや生活習慣に気をつけることで改善されやすくなります。
腸の活動が低下するのは、ストレスも影響することがあります。
とくにPMSにもあるように生理前はストレスがたまりやすくなります。
できるだけストレスをためないようにするのも大事ですね。
PMSの症状のひとつ「むくみ」。
顔や手など、見えるところのむくみは見えるので気になりますが、腸などの内臓のむくみは見えないので分からないですよね。
実は腸などの内臓も生理前にむくむことがあるんです。
それにより腸の圧迫・活動低下が起こりお腹が張ってしまいます。
このむくみはマッサージや、事前の生活習慣で改善しやすいので、意識してみてください。
生理前お腹が張る時の対処法
では、実際にお腹が張って苦しいときにどうしたら良いのか、その対処法・対策についてお答えしていきましょう。
前章でもいくつか紹介しましたが、今回のポイントは5つです。
この場合はさまざまな解消法がありますが、代表的なのものは「ビタミンB6の摂取」など、食事によってホルモンの作用をコントロールするものと、
「ストレスを解消」するなどで症状を和らげるものの2通りです。
これも腸を活性化させてお腹の張りを解消する方法です。
直接的に刺激することで活動を促して腸の活動を高めます。
痛いと思ったら中止することが必要ですが、違和感や痛みがなければマッサージで改善される場合があります。
血行をよくすることで、むくみが解消されます。
まずは、締め付けのきつい下着や服を身に着けないよう気をつけましょう。
むくみが解消されると腸の膨張も防げるので、お腹の張りも解消されます。
どうしようもならない場合は薬に頼るのもありです。
漢方や悪玉ガスに作用するものを選ぶと効果が出やすいです。
お腹の張りをしっかりと解消したら、またお腹が張らないように気をつけていきたいですね。
お腹の張りがひどい時はこんな漢方薬が使える!
さて先ほど最後に紹介した薬での解消に一役かってくれる「漢方」ですが、名前も難しくて効能もさまざまなので、知識がないと選びにくいかと思います。
主な原因であるPMSを解決することで、全体的な改善につながりますので、PMSにおすすめの漢方薬を3つ厳選してご紹介します。
血行をよくし、ホルモンバランスを整え、むくみや貧血にも有効です。
また痛みを和らげる効果もあるのでほかの症状が出ている場合にもおすすめ。
「当帰」と「芍薬」という生薬からなり、6つの生薬を配合しています。
体質的には細身の人や貧血気味の人に向いています。
下半身をあたため、上半身を冷ましてくれる漢方です。
ホルモンバランスを整える効果もあり、さらに精神的なケアにも効果を発揮します。
10種類の生薬を配合して作られており、滋養作用も含まれています。
体質的には疲れやすかったり、イライラしやすい人に向いています。
むくみにとくに有効なのがこの漢方です。
からだのなかの水分の循環をよくすることでむくみを改善します。
主薬である「防已」をはじめとして6種類の生薬が配合されており、発汗や水分循環など「水」にかかわる効果が強いものが多いです。
体質的には太り気味やよく汗をかく人が向いています。
まとめ
生理前にお腹が張るのには「腸が圧迫される」という明確な理由がありましたね。
それを改善する為に、、、
・血行をよくする
・腸の悪玉ガスを排出する
・PMSには漢方も
この3つをしっかり覚えておいてください。
なかなか改善されない場合や、あまりにも症状のひどい場合には1度医師に相談してみるのも有効な手段ですよ。
さて、生理前にこんな症状に覚えはないですか?