顔だけ熱くて体は寒い、いわゆる「冷えのぼせ」の症状!
地味な症状ですが、本人としてはとても気になりますよね。
なんだか顔だけ熱い…気持ち悪いし不快です。
この”冷えのぼせ”の症状って、どういう原因で起こるものなのでしょう。
そもそも、自分のこの症状は「冷えのぼせ」に当てはまるのかどうか…という人も、まずは冷えのぼせがどんなものなのか、から知っていきましょう!
冷えのぼせに効果のあるツボや、そのほかの改善方法についてもまとめてみました。
冷えのぼせとは!
冷えのぼせの主な自覚症状といえば
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- 顔だけ熱くて体は寒い
- 上半身は熱いけど手足指先が冷え切っている
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など、上半身に熱が集まり下半身の冷えが激しい状態です。
高血圧や更年期障害とも間違われやすいこの”冷えのぼせ”ですが、以下のような症状を同時に感じることが多いのでチェックしてみてください。
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- 頻繁に繰り返す頭痛
- 変な汗が止まらない
- イライラする
- 眠れない
- 集中できない
- 頭がボーっとする
- 目が充血する
- 疲れている [/su_note]
など。
いかがですか?
当てはまるものがったのではないでしょうか?
実はこの「冷えのぼせ」、冷え性が重症化したものだと言われています。
なんだか最近不調が続くな…顔だけ熱い気がする…という場合には、冷えのぼせを疑ってみても良いかもしれません。
冷えのぼせの原因とは
冷えのぼせの原因としては代表的なものピックアップしてみます。
血行不良
長時間座りっぱなしだったり、姿勢が良くなかったり、全身の血の巡りが悪くなるような姿勢で長時間いると、冷えのぼせになりやすくなります。
手足にはしっかりと血流が行かず、上半身だけでめぐることにより、急激な体温の差ができてしまいさまざまな症状が出てきます。
ストレスや自律神経の乱れ
ストレスや自律神経の乱れ、もしくはその両方により冷えのぼせになることもあります。
血行不良の場合は身体的に負荷がかかっている状態なのに対し、こちらは精神的な負荷がかかりすぎている状態。
パニック障害になりやすい人は、冷えのぼせの人が多いとも言われているそうです。
ストレスや冷暖房の影響などにより自律神経が乱れ、血流がおかしくなるということもありますので、適度に発散できているか今一度見直してみましょう。
そのほかの原因
- 骨盤の歪み
- 筋肉の硬直
- 食生活の乱れ
- むくみ
などにより、冷えのぼせが発症・重症化したりまします。
直接的な原因は血行不良だとしても、なかなか自分自身で実感の持てないような隠れた原因がいくつもあるケースが多いことがわかりました。
骨盤の歪みなんて、自分ではわかり辛いですよね。
筋肉が硬直しているかどうかなんて、その状態が慢性化していたりすると意識しないですよね。
むくみも相当ひどくない限りは放置しがちですし、食生活の乱れも急に整えることは難しいものです。
冷えのぼせに効果のあるツボは?
お薬を飲んだり、食生活に気を配ったり、日常的に適度な運動を心掛けたり…
もちろんその方が効果があるのはわかっていても、なかなか実践に踏み切れない人も多いのでは?
ツボを押すことで少しでも改善出来たら、お金もかからないし、何より手軽で有難い!と思い調べた結果、冷えのぼせには意外と効果のあるツボが多いことがわかりました。
騙されたと思って試してみると、意外とすんなり症状が緩和されることもあるので、ぜひ試してみてくださいね!
臀中(でんちゅう)
梨状筋(りじょうきん)とよばれる、冷えのぼせの原因とされる筋肉をがっつり刺激するツボです。
左右のお尻の少し上にあり、お尻のお肉の中心と同じ縦ラインにあります。
胞盲(ほうこう)
お尻の仙骨(触るとなんとなく分かる平らな骨のことです)の上から数えて2番めにあたるくぼみから、指3本くらい外側にあるツボです。
”冷えのぼせ”をはじめとする、下半身の冷えがある症状に有効です。
身柱(しんちゅう)
ストレスや疲労回復・乳幼児の疳の虫(かんのむし)なんかにも使われるツボです。
首から脊椎(せきつい)を数えて、4番目と5番目の間にあるのが身柱です。
湧泉(ゆうせん)
腎臓のはたらきを助け、むくみなどにも効果があり、自律神経や冷えにも効果があるうえ、全身の活気にも良いツボです。
足の裏の土踏まずのラインをなぞって、中指に向かうくぼみの部分にあります。
至陰(しいん)
小指の付け根の外側にあるのがこの至陰です。
とくに足先の冷えに効果があり、逆子を治すためにもよく使われるツボです。
冷えのぼせ!ツボ以外の改善方法は?
ツボはお手軽で良いですが、ほかにも改善方法があるなら試してみたい!という方のために、いくつか紹介しておきますね。
自分に合うと思うもの・無理なくできるものから試してみてください。
首を温める
冷えですから温めるのは当然なんですが、とくに首を温めると効果的です。
お風呂にゆっかり浸かって、全身の血流をよくするのもGOODですよ♪
梨状筋(りじょうきん)をほぐす
お尻の筋肉が凝り固まらないようにマッサージするのも良いですよ。
上で紹介したツボ【臀中(でんちゅう)】の辺りが梨状筋です。
ここをしっかりほぐしてあげると改善されやすいとか。
骨盤の歪みも治せるなら治しておいたほうが、冷えを予防しやすいと言われています。
ストレス発散をする
適度なストレス発散で、自律神経の乱れや精神面での負担を軽くしておきましょう。
冷えのぼせに限らず、ストレスは心身の健康に大きく影響するので、ストレスを溜め込みすぎるのは良くないですね。
と、わかっていても難しいものですが…。
冷暖房にあたり過ぎない
冷暖房のしっかり効いた部屋に長時間いるのはおすすめできません。
仕事などで止むを得ない場合には、肌の露出を少なくすることで影響を受けにくくなります。
ビタミンやミネラルを摂る
食生活の中にビタミンやミネラルを積極的に摂りいれると、冷えのぼせが改善されやすくなります。
果物や緑黄色野菜に多いですが、どうしても難しい場合にはサプリメントなどで補ってあげるのも良いですね。
”冷えのぼせ”を侮(あなど)るなかれ!
冷えのぼせは、ある程度の時間が経過すれば症状が引いていきますし、何度も言いますが地味な症状なので、我慢し続けてしまう人が多いのが事実。
ただこれが慢性化しているということは、着実に身体を蝕んでいるということですので、できるだけ早く改善しておくべきでしょう。
ツボをはじめ、上で紹介した方法で改善できるに越したことはありませんが、もしそれでもまだ症状が頻繁に出る、長引いているなどの場合は、一度「受診」を考えてみても良いかもしれませんね。
私自身も”冷えのぼせ”の症状が気になっていますので、もう少し注意深く、自分の”冷えのぼせ”と向き合ってみます!