夏休みや冬休みの宿題につきものの読書感想文。
本を読んで感想を書くだけなんだけど・・・
得意じゃないからついつい後回しに・・・(;´・ω・)
そんなあなたに、中学生向け★
- 読書感想文を書くのにおすすめの本
- 苦手な人でも書きやすくなるコツ
を教えちゃいます♪
書き方をササッと学んで、ササッと宿題を終わらせて、
あとは思いっきり遊んじゃお~~~(*^^)v
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中学生の読書感想文にオススメの本!10選
まずは、読書感想文用の本を選びましょう♪
指定図書がある場合はその中から選ばないといけないけれど、逆に無い場合は選ぶのが面倒でしょ(;’∀’)
なので、ここでは中学生の読書感想文におすすめの本を10冊紹介しておくね。
『星の王子さま』 サン・ディグジュペリ著【Amazonリンク】
ファンタジーのような、童話のようなお話。
感情に語りかける部分が多いので、読書感想文としては書きやすい!
「本当に大切なものってなに?」
「人を愛するとはどういうことか」という道徳的なテーマを描いています。
記憶が少しの間しか保てなくなってしまった“博士”と、“博士”を中心とした3人の登場人物が、それぞれの日々をさまざまな視点で過ごしていくお話です。
発売当初はかなり話題になり、知らない人のほうが少ないでしょう。
登場人物が3人いることから、感情移入しやすく書きやすいと思いますよ。
何より、映画化もされていますし、コミック版も発売されているので、最悪「文字」を読まなくても内容がわかっちゃう(;’∀’)ナイショ…
「誰かと関係すること」について深く考えさせられる1冊です。
まるで冒険ゲームのようなファンタジーなお話です。
主人公の年齢が近いことから、自分に置き換えて考えやすいと思います。
ゲームが好きでも嫌いでも、なんとなく身近に感じやすいですし、
「自分ならどう感じるか」を重点的に考えてみることで、感想文が書きやすくなります。
教育番組でも実写で放映されていたほど、有名なお話です。
“サヨコ”という名称のようなものを付けられた生徒を中心に、学生生活を描いた作品です。
ちょっとホラーのような要素もあり、恋愛要素もあるのでサラッと読めると思います。
学園が舞台なので、親しみやすいのも良いですね。
「自分に置き換えて考える」ことで、感想が書きやすくなるでしょう。
主人公の“まい”は、いわゆるパッとしない他人から見てあまり印象の良くない子です。
彼女が、“魔女”と呼ばれるおばあちゃんと触れあい、自分の中の変化に気づいていきます。
指定図書になることもよくある、読書感想文に適した1冊です。
「“まい”になったつもりで」読んでみると、また違う見え方がありますよ。
こちらも映画化されていますね。
話題騒然となった野球小説です。
主人公の巧は小学6年生ですが、その恵まれた体格と野球のセンスで並々ならぬ自信をもっています。
人一倍努力する性格もあり、目立ちやすく、巧を良く思わない人もあらわれます。
「巧の生き方」についての感想を書くのもおすすめです。
いわゆる、かぐや姫の物語です。
よく知るかぐや姫の原作は、実はこんなストーリーだったの?とちょっと驚き。
古典文学なので、ところどころ読みづらいかもしれないけれど、江國香織さんの書く竹取物語は引き込まれるような構成が魅力。
なんとなく知っているだけに取っ付きやすいと思うので、「かぐや姫の印象が変わった点」についてまとめると、感想が書きやすいでしょう。
現代文の教科書にも載ることがある名作です。
主人公のオツベルと、珍しい真っ白な象のお話です。
人の欲望やズルイところ、信じていた相手に裏切られるなど、ただハッピーエンドで終わる物語とは少々違います。
「自分がこの象だったら」と考えると、人それぞれの感想文が書けますよ。
神秘的でありながら、現実的な内容のお話です。
地獄に落とされた罪人と、お釈迦(しゃか)様のやりとりがメインとなっています。
「慈悲深いお釈迦様は良い人なのか?」
「罪人はかわいそうなのか?」
人によって受ける印象が全く違うものになりそう。
物語自体が短いので、読書感想文には最適♪
「私はこう思う」と素直に書くことで、感想文を読む先生が楽しくなってしまうかもしれません。
こちらも日本の文学を代表する1冊です。
本を読むのが苦手な場合はちょっと読みづらいかもしれませんが、教科書に載ることも多い羅生門は文学作品としては一流です。
老婆(ろうば)と侍(さむらい)を中心にはじまる冒頭は、かなり不気味です。
だけど、読み進めるうちに感情が揺さぶられ、読み終える頃にはすらすらと感想が書けると思いますよ。
少し難しい本に挑戦してみたい人にオススメです。
お笑い芸人麒麟の田村 裕さんの著書で、発売当時、かなり話題性の高かった1冊です。
中学生のころの彼の実体験をもとに、物語が進んでいきます。
ノンフィクションに近い話なので、中学生の頃の田村くんを想像すると、さらに読みやすいと思います。
「自分がそうだったら」と考えることで、色んな感情がわいてくる本です。
こちらも映画化されました。
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中学生の読書感想文!構成は?
読書感想文に限らず、文章の基本は「起承転結」が基本★
とくに読書感想文だと、こんな感じ。
起 : その本を選んだ理由
承 : 最初に抱いた印象、先入観など
転 : 考え方が変わったり、印象が変わった部分
結 : その結果どう思ったか
この順番で書き進めることで、
どんな題材でもスラスラと書き上げることができちゃいます♪
いきなり書きにくければ、事前に別の紙に
「起承転結」の内容をそれぞれメモしておくことで、スムーズに書くことが出来ますよ。
中学生の読書感想文!書き方のコツ
それでも難しい人のために、ちょっとした書き方のコツを伝授しておきますね。
まず、最初のポイントはこの2つ★
① 自分が書きやすそう・・と思う本を選ぶ
② 「起承転結」に当てはめて、構成をまとめてから書く
この2つで大体なんとかなるのですが、
それでも困ったときには、こんなコツ【必殺技】があります。
自分の中の印象に残ったセリフやシーンを、3つだけ覚えておく。(またはメモしておく)
その3つがそれぞれ、「起承転結」のどこに当てはまるか考えることで、文章の流れが決まって、スラスラと書けるようになります。
そのシーンやセリフ、登場人物の行動や思いに対してどう感じたかを、いちいち書いておきましょう。φ(..)メモメモ
この場面では、「よく分からなかったけど、少し不安な気持ちになった」
この場面では、「共感はできないけれど、そんな考え方もあるんだなあと、勉強になった」
など、一言でも感想を意識するだけで、読書感想文が深いものになります。
作者なり登場人物なりが「このときこう思っただろう」と予測することも、上手な感想文を書くコツです。
「A子に無視されたとき、主人公はB美に相談できずに苦しんだのだろう」などというふうに、自分だけのストーリーを作ってしまうと、先生も惹きこまれて評価アップ間違いなし・・かも♪
内容も大切ですが、先生によっては「日本語の正確さ」を評価する場合もあります。
「見られる」→「見れる」など、“ら”が抜けるら抜き言葉にも注意!
ついつい話し言葉をそのまま文章にしてしまう・・ということになりがちだけど、
話し言葉と書き言葉は違うことも多々あるので、不安なモノは調べてから書こう!
間違った意味で使ってしまったがばかりに、評価が下がることのないように。
最後に
どうですか?
読書感想文が書けそうな気がしてきましたか?
自分が読みたい本を読んで思うがままに感想を書く★
簡単なことのようだけど、これは得意な子だからできることだよね(;’∀’)
苦手な場合でも、上で説明したように、起承転結とコツ、そして感想が書きやすい本を選ぶことで、
いっきに得意な子のように読書感想文が書けるようになるよ♪
(๑ •̀ω•́)۶ファイト!!
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