オリゴ糖って体に良いらしい♪
と、何度か聞いたことがあるかもしれませんが、
実際にどんなものかご存知ですか?
なんとなく健康に良いという認識はあるけれど、はっきりとした効果を知らない方も多いのではないでしょうか。
また、同じく体に良いとされる”はちみつ”とでは、どんな違いがあるのか?
ここでは、オリゴ糖を多く含む食品、はちみつとの比較、
オリゴ糖の種類と効果などについてご紹介していきます。
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オリゴ糖を多く含む・含有量の多い食品とは
オリゴ糖というからには、味覚的には「甘そう」と想像する方が多いのではないでしょうか?
実際にオリゴ糖は糖分の1種ですが、甘い=オリゴ糖というわけではありません。
オリゴ糖を多く含む食品には、こんなものがあります。
[su_service title=”生鮮品” icon=”icon: cutlery” icon_color=”#f43232″][/su_service]
- たまねぎ
- バナナ
- ごぼう
- ぶどう
- アスパラガス
- サトウキビ
- りんご
- とうもろこし
- 大豆
など
[su_service title=”乳製品” icon=”icon: cutlery” icon_color=”#f43232″][/su_service]
- ヨーグルト
- 牛乳
など
[su_service title=”調味料” icon=”icon: cutlery” icon_color=”#f43232″][/su_service]
- みそ
- しょうゆ
- ハチミツ
- きな粉
など。
全体的に、「ほんのりとした甘さ」のあるものはオリゴ糖が含まれている場合が多いです。など。
低カロリー・低糖の加工食品や、お菓子などにもオリゴ糖は使われており、一般的な砂糖のおよそ半分程度のカロリーしかありません。
オリゴ糖の種類とその効果の比較
そんなオリゴ糖ですが、実は種類があって、その種類ごとに得られる効果が違います。
あなたが求める健康効果に合う種類はどれでしょう?
[su_box title=”イソマルトオリゴ糖” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:調味料に多い
【効果】:整腸作用、虫歯予防、ダイエット効果など
熱に非常に強く、加熱調理に向いています。
消化性が高く、他のオリゴ糖よりも整腸作用は低いものの、ビフィズス菌の栄養分としては優秀で、安価で手に入りやすいことが特徴です。 [/su_box]
[su_box title=”フラクトオリゴ糖” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:たまねぎ、バナナ、ごぼう、アスパラガス、はちみつなど
【効果】:血糖値改善、整腸作用、ミネラルやカルシウムの吸収促進など
甘味料の代用として使うのに向いています。
健康効果や美容効果がひときわ高いですが、入手はしやすいものの少々価格が高いのが難点です。 [/su_box]
[su_box title=”ガラクトオリゴ糖” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:母乳、乳牛の初乳など
【効果】:血糖値の安定化、整腸作用、タンパク質の吸収促進など
数少ない動物性のオリゴ糖で、甘みは他のオリゴ糖より劣ります。
アレルギー・下痢などの症状を引き起こす場合があるので、人によっては合わないことも。 [/su_box]
[su_box title=”キシロオリゴ糖” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:たけのこ、とうもろこしなど
【効果】:整腸作用、虫歯予防、ビフィズス菌の増殖、カルシウムの吸収促進など
消化性がほぼないので、少量で整腸作用を得られるオリゴ糖です。
カロリーも極めて低く、天然ではあまり含まれる食品が見つかっていない希少なオリゴ糖です。 [/su_box]
[su_box title=”大豆オリゴ糖” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:大豆
【含まれる食品】:メタボ予防、虫歯予防、動脈硬化予防など
大豆から摂取できるオリゴ糖の総称です。
もともと健康作用の高い大豆から摂れるだけあって、健康面への効果が大きいです。
比較的高カロリーで、砂糖の70%ほどのカロリーが含まれています。 [/su_box]
[su_box title=”乳果オリゴ糖” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:ヨーグルト、さとうきび、牛乳などを発酵させたものなど
【含まれる食品】:整腸作用、虫歯予防、骨密度の改善など
ミルクオリゴ糖とも呼ばれる、乳製品などから多く摂取できるオリゴ糖です。
美容・健康効果ともに高く、整腸作用が高いのと低カロリーなのが特徴です。 [/su_box]
[su_box title=”ラフィノース” style=”noise” box_color=”#885528″]
【含まれる食品】:砂糖大根、アスパラガスなど
【含まれる食品】:整腸作用、肝機能改善、アトピー改善など
消化性が低いく、甘みが少ない、熱に強い、調理向けのオリゴ糖です。
免疫の強化などにも繋がり、これから健康効果が解き明かされる可能性の高いオリゴ糖です。 [/su_box]
以上が代表的な種類になりますが、これ以外にもたくさんあり、
その数なんとおよそ20種類で、これから増えていく可能性もあるのだとか。
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オリゴ糖とはちみつの違いを比較
置き換えや甘味料として使う類似品に、はちみつがあると思います。
もちろん、はちみつにもオリゴ糖は多く含まれているので、全く別のものではないのですが、その違いを解説していきます。
[su_service title=”栄養価で選ぶならはちみつ” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f43232″][/su_service]
「オリゴ糖」として売られている製品は、基本的にオリゴ糖と糖類くらいしか含まれていないものがほとんどなのですが、はちみつは違います。
オリゴ糖に加え、ミネラルやビタミン、果糖なども含まれているので、より多くの成分を摂取することができます。
健康や美容に関しての効果は、はちみつのほうが高いようですね。
[su_service title=”低カロリーならオリゴ糖” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f43232″][/su_service]
栄養価ははちみつのほうが圧倒的に高いのですが、その分カロリーははちみつのほうが高いです。
オリゴ糖が一般的な砂糖の半分程度なのに対し、はちみつはおよそ70%と、比べてみると高カロリーになります。
ダイエットや低カロリーであることにこだわりたい場合は、オリゴ糖を選ぶと良いでしょう。
[su_service title=”腸内環境を整えるならオリゴ糖” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#f43232″][/su_service]
オリゴ糖の種類でも紹介したように、オリゴ糖には整腸作用として“腸内のビフィズス菌などの善玉菌の栄養分になる”という効果があります。
対して、はちみつにはその成分が微量にしか含まれていないため、整腸作用を求める場合はオリゴ糖を選ぶほうが良いということになります。
さいごに
オリゴ糖を多く含む食品は意外と少ない気がしませんか?
美容の為・健康の為にオリゴ糖を取り入れたい♪と思っても、食品からだけだと少々難しく感じるかもしれませんので、
オリゴ糖製品やサプリメントなどによる摂取も併用すると良いかもしれませんね。
ごくまれに、添加物の多いものが売られている場合がありますが、できるだけ天然に近いものを選んだほうが良いでしょう。
アレルギー・免疫・便秘などに悩まされている人には、とくにオリゴ糖はおすすめですよ!