オリーブオイルに本物と偽物が存在する?
そんな噂を耳にし、いてもたってもいられずに調査しました!
その結果、世界では通用しないオリーブオイル(いわゆる偽物)と呼ばれる商品が売り出されているというのです。
その内容は、本物と言われるものとどのように違うのでしょうか。
せっかく健康や美容の為にオリーブオイルを取り入れようとしても、
万が一それが偽物だったら・・・
ということで、
ここでは、オリーブオイルの本物と偽物の違いや、その見分け方を紹介していきます。
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オリーブオイルの偽物と本物の違いの!その定義は?
オリーブオイルと一言で言っても、種類がありますので、
まずはその種類と定義をみてみましょう。
[su_note note_color=”#185674″ text_color=”#ffffff”]オリーブオイルの種類と定義[/su_note]
[su_service title=”バージンオリーブオイル” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#f3a828″]
3種類の中で一番品質が高い商品です。
科学的な処理を行わず、オイルに変質が起こらない条件下でオリーブの果実を搾ってろ過する事で商品となります。
そしてその中でもさらに高い品質を維持したものだけに「エキストラバージンオリーブオイル」というラベルが張られるのです。[/su_service]
[su_service title=”複製オリーブオイル” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#f3a828″]
上のバージンオリーブオイルの酸度や味、香りが基準を満たさないものに対して、
無色・無臭・無味の状態にする精製処理をされた商品の事を言います。[/su_service]
[su_service title=”オリーブオイル” icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#f3a828″]
こちらは、上で紹介したバージンオリーブオイルと複製オリーブオイルを混ぜて作られています。[/su_service]
重要なのは「精製方法」と「酸度」という事になりますね。
では偽物とはどういう状態のものなのか?
これは、オリーブオイルに他の油が混ざっていたり、精製の段階で酸化が進んでしまう状態を言います。
極端な話、「本物に他の油を混ぜる」と、偽物になるということです。
では、それはどうやって見分ければ良いのか?
次の章で解説していきます。
オリーブオイル!本物と偽物の見分け方
いくつか方法を紹介していきます。
[su_label type=”warning”]その①[/su_label] ティスティング
本物ならば果実を搾っただけなので、果汁100%なのです。
買う前にテイスティングできるかどうかは、購入する場所にもよりますが、
本物を見分けるためにはとても効果があります。
ティスティングの注意点をいくつか紹介しておきます。
- 金属のカップは使わない
金属特有の臭いがあるからです。
- カップを手のひらで包み温める
オイルが温まるとその香りがはっきりします。
アロマオイルの匂いを選ぶようなイメージで嗅いでみてください。
自然の香りがするはずです。
逆に少しでも人工的な臭い(皮製品やクレヨン、動物的なもの)がした場合は注意です。
- 口に含んでオイルを感じる
本物のオイルはピリピリ・チクチクといった刺激があります。
品質が良ければよいほど感じやすいです。
- 苦みがある
オリーブそのものが苦みを持っているのですが、その果汁ですから苦みやビターな風味があるものです。
- べとつきがないか
これが一番重要です。
上質であればあるほどサッパリしているのです。
油臭い場合は要注意です。
[su_label type=”warning”]その②[/su_label] ボトルに注目
オリーブオイルにとって、太陽光や蛍光灯の光は劣化の原因になる大敵です。
本物であるなら、その品質を守るために「色の濃い瓶」に入れるのが普通です。
[su_label type=”warning”]その③[/su_label] オーガニック認証マーク
農薬や化学肥料を使わずに商品化したものを保証するマークです。
国によってマークは違いますが、ボトルに記載されていれば本物の可能性が高くなりますね。
[su_label type=”warning”]その③[/su_label] ラベルの記載情報
原産地・オリーブの品種・収穫時期・酸度などが記載されているか確認しましょう。
国際オリーブオイル協会(IOOC)が定める基準は、酸度8%以下になります。
[su_label type=”warning”]その④[/su_label] 価格
オリーブオイル自体が希少価値がある上に、エキストラバージンオイルとなるとほんの一握りしか認定されません。
容量の多さに対して安く売られている場合は、世界基準をクリアしていない場合があるので注意しましょう。
[su_label type=”warning”]その⑤[/su_label] コールドプレス製法
加熱していない・加熱30度以下の低温で処理されたものを選びましょう。
これは、高温で処理するとオイルの栄養素が変化してしまうからです。
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オリーブオイルの偽物と本物!効果・効能の違いは?
ある意味、ここが一番重要です。
本物を選ぶ必要があるということをしっかり認識してくださいね。
本物の場合と偽物の場合に分けて紹介していきます。
[su_service title=”本物” icon=”icon: smile-o” icon_color=”#220b90″ size=”46″]
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- 鮮度が良く酸化しにくい
最初から酸度の基準をクリアしている物なので、数値が低いのです。
- オレイン酸
悪玉コレステロールを減らして、動脈硬化や心疾患、生活習慣病などの予防に繋がります。
また老化を防いで皮膚を柔らかくする効果から、美肌にも期待できます。
便秘解消としての効果もあるので、体の中から健康と美容に働きかけることができるのです。
- フェノール酸
活性酸素を働きを抑制し、抗酸化物質の役割をしてくれます。
- がん予防
ポリフェノールやオレオカンタールという成分が抗酸化作用を強め、
がん抑制・アルツハイマー病の神経障害を抑制する効果が期待できます。[/su_list]
[/su_service]
[su_service title=”ニセモノ” icon=”icon: frown-o” icon_color=”#220b90″ size=”46″]
[su_list icon=”icon: check-circle-o” icon_color=”#f6204d”]
- 鮮度が悪い
もともと酸度が高く、本物よりも酸化した状態で売り出されます。
酸化している食べ物は、体内に入ると体調不良の原因になったり、老化の原因になったりするので注意が必要です。
ちなみに、この酸化状態はすべての油に同じことが言えます。
- アレルギーをひきおこす可能性
体外から摂取しなければいけない不飽和脂肪酸のバランスを崩してしまいます。
その結果として、アトピーや花粉症などの症状を悪化させてしまう場合があります。[/su_list]
[/su_service]
さいごに
当然のことですが、本物は良い事が多く、偽物は悪いことだらけですね。
せっかく「健康のために!」と始めたオリーブオイル生活が、万が一ニセモノを使用してしまった場合、
反対に害を及ぼすのですから嫌な話です。
この記事を読んでいただいたあなたはすでに、「違いがわかる女(男)」になっているはず!
本物を見極めて自然の恵みを十分に堪能したいものですね。