肌の弱い赤ちゃんは、
虫に刺されただけでも重症化を起こすことがあります。
大人よりも反応が遅く出てくるので気が付きにくいのですが、
大きく腫れあがったり、しこりや水泡が出来たり。
これは、虫に刺される経験が少ない事から起こる強い炎症反応で、
抵抗力が弱いためにますますひどい状態になってしまうのです。
なんだか見ていて痛々しいですよね。
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ここでは、赤ちゃんの虫刺されのお薬について、
また、しこりが出来てしまう原因などを紹介していきますので、
一刻も早く対処できるよう、参考にして頂ければと思います。
赤ちゃんにも使える虫刺されの市販薬は?
いつの間にか出来てしまう虫刺され。
赤ちゃんのデリケートな肌には、大人用だと刺激が強くて心配です。
赤ちゃん用としていくつかの虫刺され薬が市販されていますが、
その代表的なのが『ムヒベビー』。
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参考価格:950円・(第3類医薬品)
子ども用のかゆみ止めとしてロングセラーを誇ります。
虫刺され、あせも、オムツかぶれなど幅広く使用でき、生後1か月頃から使用できる優しいクリームです。
メントール成分がスーッと効きますが、ステロイドは使用していません。
弱酸性タイプなので顔にも使えます。
症状を抑えるだけでなく、修復成分を配合しているので、回復が早まるのも嬉しいですね。
クリーム状と液体がありますので、
顔ならクリーム、体なら液体・・など、用途に合わせて使い分けると便利ですよ。
ただし、市販の薬はあくまでも軽度の症状の回復に向いています。
患部がひどくただれたり、びひになったりした場合は、
すぐに小児科か皮膚科を受診し、ステロイド系の薬を貰うようにしましょう。
放っておくと細菌感染を起こしたり、とびひのように、他の部分に移ってしまう場合があるので注意してください。
赤ちゃんの虫刺され!しこりができる原因は?
原因としては、虫刺されによるアレルギー反応が強く出た場合に、しこりが出来やすくなります。
刺された虫の種類により、反応が違ってくる場合もあります。
元々アレルギーを持っていると、余計に強く反応が出るので注意しましょう。
他にも、掻きむしる事で傷口から細菌が入り炎症を起こしたり、
膿む事で、腫れたりしこりになる事があります。
しこりは触れば触るほど炎症を起こし、腫れたり膨れたりしますので、触れないようにしてあげる必要があります。
赤ちゃんの虫刺されを極力防ぐ為の対策を
ここでは、家の中・外の対策を分けて紹介していきます。
可能なことは、ぜひ実践してみてください。
家の中の対策
網戸は閉めておく
当然ですが網戸が開いていると入ってきますので注意
蚊帳を使う
寝ている時の赤ちゃんは格好の的になりますので、ベビー用の蚊帳を使うのも手です。
洗濯物を取り込む前に確認
洗濯物にくっついていないか、目視で確認したりやパタパタと振って取り除きましょう。
虫よけ効果のある芳香剤などを使用する
扉の開閉に合わせて入ってくる事が多いので、出入りする場所につりさげるタイプの虫よけがおすすめです。
虫よけ剤を使用する
電子タイプの虫取り剤が安心です。
子どもの近くや手の届く場所に置かないようにだけ注意しましょう。
線香タイプの場合は、煙が部屋にこもらないように。
外出中に出来る事
肌の露出を控える
こちらも当然ですが、肌を出していることで虫さされのリスクは増えます。
また、蚊は濃い色を好んで近づくので、濃い色の服はなるべく避けましょう。
虫よけ剤を使用する
ベビーカーにつりさげるタイプの虫よけや、
衣服・帽子に貼り付けるタイプも販売されています。
子どもが触らないような場所に使用しましょう。
例えば、こんな感じのものがあります↓。
- スプレータイプ
『ディート』 無添加で安心、ハーブの虫よけスプレー
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- シールタイプ
ピジョン 虫くるりん
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- 吊り下げタイプ
ピジョン 虫くるりん
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他にもたくさんの種類があるので、用途に合わせて選んであげてください。
水たまりを作らない
家の周りやベランダに水が溜まっていると、そこで蚊などが繁殖してしまう恐れがあります。
なるべく溜めないように気を付けましょう。
家の周りの雑草は抜く
草木の多いところに集まってきますので、余計なものは抜いてしまいましょう。
水場近くに長く留まらない
池や湖など、水のたまった場所には多く繁殖しています。
特に、日陰に多くいますので注意しましょう。
蚊の活動時間を避けて外出する
蚊が活発に活動するのは、朝の5~6時や夕方の6~7時と言われています。
涼しくて人が活動しやすい時間は蚊も活動しやすい事を覚えておきましょう。
最後に
赤ちゃんの肌は大人が思うよりもずっと弱く、
単なる虫刺されからひどい症状に変化する事はよくある事です。
赤ちゃんにとって負担が大きくなる前にケアをしてあげたいものですね。
今はアロマタイプの虫よけなどが発売され、乳児にも負担が少なく予防する事ができます。
臨機応変に、上手に使ってあげてくださいね(*^^)v