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春が旬の魚とは!お刺身にはコレが最高&オススメ料理(レシピ)も

雑学

水温が上がり出す春は魚の産卵期が多く、沿岸部にまで多くの種類の魚が回流してきます。

また、魚は産卵前が一番美味しい!と聞いたことがありませんか?

産卵前になると、多くの魚は活発にエサをとり、身も肥え、脂質を貯えるとともに、アミノ酸などの美味しい成分も増すと言われているからです。

ですので、人間の私達としても、冬の時期に不足しがちだったビタミンやミネラルを食事を通して補ってくれる、大変嬉しい食材ということになります。

ここでは、春が旬の魚にはどんなものがあるのか、また、その中でお刺身に適した魚や、オススメ料理&レシピを紹介します。

春が旬の魚をたっぷり堪能してくださいね。




 

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春が旬の魚とは!

春が旬の代表的な魚(貝類も含む)として、以下のものがあります。

アイナメ アオリイカ アサリ
イサキ イセエビ ウルメ
オキウルメ カツオ メバル
マス カンパチ キス
マダイ クルマエビ サヨリ
スルメイカ タコ ツブガイ
トビウオ ハマグリ ハモ
メイチダイ モズク

などなど。

想像しただけでも、美味しそうですね(笑)。




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春が旬の魚!お刺身にオススメなのは?

旬の魚をまず美味しくいただくには、お刺身ですよね。

お刺身でぜひ食べていただきたいのが、サヨリです。

 

スマートな身体に銀白色の輝くその姿はとても優美で、口が小さく、下あごが細く長く突き出ているその先がほんのりピンクのサヨリは、魚の中でも「美人」と言われることが多い魚です。

しかし、身をさばいてみるとその美しさに似合わない、腹の中は真黒なのが特徴です。

それに引っ掛けて、昔は腹黒い人を「サヨリのような人」と表現されたりもしたそうですよ。

そのようなサヨリですが、その身の脂肪分は少なく淡泊で、まさに高級魚といった上品な味わいですので、その風味を楽しむのが一番!

あれこれと手を加えることなく、シンプルにお刺身で味わっていただくのがベストです★




春が旬の魚!お刺身以外にオススメの料理&レシピとは!

まずは、大きな目が特徴で、名前の由来も大きく張り出した目からきている、メバル

春告魚(はるつげうお)として有名です。

メバルは、お刺身、塩焼き、照り焼きなど様々な調理方法がありますが、やはり、メバルを楽しむのは煮つけが一番です。

新鮮なメバルほど、煮付けると反り返り、白身がぽろぽろと骨離れもよく、とても食べやすいです。

メバルの煮付け

【材料(4人分)】

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  • メバル(1尾約170g)・・・4尾
  • タケノコ(ゆでたもの)・・・200g
  • 生ワカメ(または戻したもの)・・・80g
  • 煮汁(水:1カップ・酒:1/3カップ・砂糖:大さじ3・みりん:大さじ3・しょうゆ:大さじ4)[/su_note]

【下ごしらえ】

  • ウロコ、エラ、内臓を除ききれいに洗って水気をふき取ります。
  • タケノコの太い部分は1cm厚さの輪切り、穂先は縦に1cm厚さに切ります。
  • ワカメはかたい筋の部分を切り取って、食べやすい大きさに切ります。

 

1. 飾り包丁を入れます

メバルの両面に斜めに1本、中骨まで切り目を入れて火の通りをよくします。

2. 煮立てた煮汁にメバルを入れます

広口の鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、煮立てばメバルの表(頭が左、腹が手前)を上にして重ならないように並べ入れます。

3. すぐに煮汁を回しかけるのがコツ

再び煮立てば煮汁をすくって全体に回しかけ、魚の表面に火をとおし、旨味を逃さないようにします。

4. 煮汁が1/3量になるまで煮ます

タケノコを加え、水でぬらした落とし蓋をして煮汁の量が1/3くらいになるまで中火で煮ます。

5. 照りよく仕上げ、盛りつけます

落とし蓋を取って火を強め、鍋を傾けて煮立った煮汁をすくい、全体にかけて照りよく煮上げます。

メバルを器に盛り、タケノコを添えます。

6. 残った煮汁でワカメを温めます

鍋にワカメを入れ、ひと煮立ちさせて火を止め、メバルに添えて煮汁を回しかけます。

 

次に紹介するのは、油をひいたように、ぬめっとした姿から、アブラメ、アブラコとも呼ばれるアイナメ

生息する深さによって体色が変わり、保護色の役割をします。

照り焼き、から揚げ、煮付けなどが一般的です。

アイナメの木の芽焼き

【材料(4人分)】

[su_note note_color=”#faf8d9″]

  • アイナメ(1尾約200g)・・・2尾
  • 木の芽・・・20g
  • つけ汁
  • 酒、砂糖・・・各大さじ1
  • みりん・・・大さじ2
  • しょうゆ・・・大さじ3[/su_note]

【下ごしらえ】

  • アイナメは三枚におろし、腹骨をすき取ります。

湿らせたまな板に、おろした身の皮をはりつけるようにおき、皮のきわまで2~3mm幅の切り目を入れて骨切りします。

 

1. 木の芽を刻み、つけ汁を作ります

バットにつけ汁の材料を入れて混ぜ合わせ、包丁でたたいて粗く刻んだ木の芽の半分の量を加えてつけ汁を作ります。

2. つけ汁につけ込みます

つけ汁にアイナメをつけ、途中で裏返して両面から味を含ませ、15分ほどおきます。

3. 盛りつけたとき裏になる側から焼き始めます

アイナメの汁気をきり、魚焼き器(熱源が上にあるもの)または、グリルを熱して皮側を上にして網の上に乗せ、こんがりと焼き色がつけば身を上に返します。

4. 身を上にしてきれいに焼きます

身にきれいな焼き色がつけば取り出し、1切れを半分に切って器に盛り、残りの木の芽をふります。

 

桜の季節になると、タイは産卵期をひかえて魚体が充実し、身が引き締まって色鮮やかになります。

桜の季節に桜のように薄紅色に染まるそのサクラダイ

じっくりと味を含ませて頭とかまを味わい深く、すべてを美味しくいただきましょう。

タイのあら炊き

【材料(4人分)】

[su_note note_color=”#faf8d9″]

  • タイのあら(ぶつ切りにしたもの)・・・700g
  • ごぼう・・・200g
  • 煮汁(水:1カップ・酒:1カップ・みりん:1/2カップ・砂糖:大さじ3と1/2・しょうゆ: 1/3カップ
  • 木の芽・・・適量[/su_note]

 

1. あらを熱湯にくぐらせます

大きめのボウルか鍋を流しにおき、タイのあらを入れて熱湯を注ぎ、はしでひと混ぜして水道水を流し入れます。

2. ウロコや血合いを洗い落します

そのまま流水であらを洗って、ウロコや血合いをきれいに落とし、ざるに上げて水気をきります。

3. ごぼうを切ってアク抜きします

ごぼうは包丁の背で皮をこそげて10cm長さに切りそろえ、割りばしくらいの太さに切り、さらに2つに切って水につけ、アクを抜きます。

4. 煮汁を煮立ててあらを入れます

鍋に分量の水、酒、みりん、砂糖を入れ、水気をきったごぼうを加えて強火にかけ、煮立てば2)のあらを加えます。

5. アクを取り、先に甘味を含ませます

再び煮立てばアクや泡をすくいとって中火にし、水でぬらした落とし蓋をして4~5分煮ます。

6. 煮汁が1/3量になるまで煮ます

しょうゆを加え、再びと落とし蓋をして煮汁の量が1/3くらいになるまで12~13分煮ます。

この間、ときどきアクを取り、煮汁を全体に回しかけて味を含ませます。

7. 照りよく仕上げます

落とし蓋をとって火を強め、煮汁を全体にかけながら照りよく煮上げます。

器に盛り、煮汁を回しかけて木の芽をあしらいます。

 

春が旬の魚は魅力も栄養もたっぷり

『目に青葉 山ホトトギス 初鰹』

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

この句は、春~夏にかけて、江戸っ子がすごく好んだものを俳句にしたものだと言われています。

しっかりと春のお魚も登場していますね。

身がふっくらとたっぷり詰まった春の魚を、現代人の私達もじっくりと楽しみたいものですね♪

あなたはどのお魚が好きですか?

私は断然、イカの刺身です★

地味だけど、いつでも食べられるかもしれないけれど・・・春のイカが大好きなのです(*^^)v

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