腰痛を引き起こすだけではなく、ダイエットの妨げにもなってしまう反り腰。
痛みが強くなればなるほど、腰をかばっておかしな姿勢に・・・。
この悪循環を断ち切るにはどうすれば良いのか?
そんな反り腰の簡単な治し方や、再発・悪化させないための座り方や寝方などもご紹介します。
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反り腰の治し方!簡単に出来る方法は
まずは反り腰を治す方法の中でも、とくに簡単なものを5つ紹介します。
できそうなものから試してみてくださいね♪
体をまるめる
※1分くらいからの解説をご覧ください。
まずは反っている腰を元の姿勢に戻すため、からだを内側に丸めてみましょう。
膝を抱えて、だんご虫みたいにできるだけ丸まってみてください。
その状態でユラユラと体を揺らすと、反っていた姿勢が元に戻りやすくなります。
慣れてきたら手を使わずにやってみると良いですよ。
テレビを見ながらや、寝る前にコロコロと転がるだけでOKなので続けやすいですね。
腹筋を鍛える
実は私自身も以前に整体で「反り腰」を指摘された際に、お腹に筋肉をつけることを勧められました。
「腹筋運動などが難しければ、お腹に力を入れて生活するよう意識してみてください!」と。
腹筋を鍛えることで反り腰の痛みが緩和されやすくなるのです。
とくに女性の場合は腹筋がつきにくく、下半身が重たくなりやすいので腰に対する負担が大きくなります。
そこに反り腰が加わると、我慢できない痛みになることも多くなります。
腹筋を鍛えておくことで上体が後方に倒れにくくなり、腰を痛めにくくなります。
股関節を柔らかくする
女性の反り腰を誘発しやすいのが、股関節や骨盤のゆがみです。
できるだけ左右対称にストレッチやトレーニングを行うためにも、股関節のストレッチをしておくと効果的です。
その際に、腰から上体を倒すストレッチも加えると、体を丸めるのと同じような効果を得られるので、とくに女性はやっておくと良いでしょう。[/su_service]
壁を背に真っ直ぐ立つ
後頭部からカカトまでを一直線につけ、壁に張り付いてみましょう。
反り腰の方のほとんどが、踏ん張らないと前に倒れてしまうはずです。
人間の正しい姿勢は、背面が一直線になっている状態だといわれています。
無理なく壁に張り付けるようになるまで続けてみてください。
姿勢が改善されることで、反り腰も改善されていきます。
お尻を鍛える
腰と密接な関係にある、お尻の筋肉を鍛えるのも効果的です。
お尻全体を覆う「大殿筋」と、側面上部にある「中殿筋」を中心に鍛えることで、腰痛の緩和や反り腰の改善に繋がります。
キュッとお尻に力を入れるだけでも良いですよ。
しっかりと鍛えるのは面倒だという人は、通勤や洗い物など、立ちっぱなしになりやすいタイミングで意識すると良いでしょう。
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反り腰【座り方】で注意すべきポイント
簡単に言ってしまえば、「正しい姿勢で座る」ことです。
では正しい姿勢とはなんなのか、いくつかポイントを挙げていきます。
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- 背筋を真っ直ぐ伸ばす
- 横座りなどの左右対称でない座り方は控える
- あぐらをかいたり足を組むときは交互に
- 尾てい骨に重心をおかないようにする
- お尻全体で座る
- 頭の重さなどで背骨が反らないようにする
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このようなポイントがありますが、デスクワークなどの座り仕事の場合には、ずーっと意識しておくのはなかなか難しいですよね。
その場合は、骨盤矯正椅子を使ったり、クッションを活用したり、適度に立ち上がるなどの方法で対策していきましょう。
デスクワークの場合には机の高さも重要なので、背中が丸まりにくく反りにくい高さに調節したいところです。
反り腰【寝方】で注意すべきポイント
反り腰の人が最もしてはいけないと言われているのが、「仰向け」に寝ることです。
反り腰になりやすい人というのは、お尻が大きめだったり、姿勢が反ったまま固まってしまっていることが多いので、仰向けに寝てしまうと腰が浮いた状態になり、負担がかかってしまいます。
お昼寝などの短時間であれば、上手にタオルやクッションを使って腰を反らないようにしてあげれば十分ですが、夜寝る場合には、横向きやうつ伏せで寝ることを意識すると良いでしょう。
ただ、人は寝返りをする場合がほとんどなので、気付かないうちに仰向けになってしまっているという人もいると思います。
そのような場合には、骨盤ガードルや骨盤ベルトなどを活用することで、腰痛は緩和されやすくなります。
腰全体を覆えるタイプのサポーターでも良いので、自分の好みに合わせて使ってみてください。
さいごに
反り腰は日常生活以外にも、ハイヒールや体型の影響を受ける面もあり、日本人女性がなりやすい、姿勢に関するトラブルだといわれています。
適度なストレッチ・座り方・寝方を意識することで、少しずつ改善されていくでしょう。
まずは正しい腰の位置や姿勢を体に覚えさせることが大切なので、鏡やガラスに映った姿が真っ直ぐかどうか、確認するクセを付けておきましょう。
はじめのうちは正しい姿勢がなかなか辛いものですが、慣れてくるとなんてことはありません。
その頃には腰痛もおさまっているはずなので、根本的な解決を目指すほうが効率的ですね。