最近よく耳にするスーパーフード「チアシード」。
大型スーパーなどに行くと目立った場所に陳列してあったりして、
「あれ、知らないのって私だけ?」と焦ってみたり(笑)
ここでは、あの小さなツブツブの見た目からは想像もできない、
チアシードの驚くべき効果、またその効果を最大限生かせる食べ方、
そして副作用なんかも紹介していきます。
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チアシードって何?どんな効果が?
そもそもチアシードとは何なのか、ご存知ですか?
その名の通り「チア」という植物の「シード(種)」にあたります。
と言うと、「チアってなに?」って話になると思いますが、チアは南米に生息するミントの仲間なのです。
意訳すると「力(強さ)の種」となり、古くマヤ文明のころからスーパーフードとして活躍していたそうですよ!
そんなチアシードの効果ですが、最も突出しているのが「栄養価の高さ」、続いて「ダイエット効果」が今話題となっています。
さらに最近では、「冷え性対策」「便秘改善」などさまざまな効果があるのではと言われ始めました。
1つずつ簡単に解説していきます。
[su_box title=”栄養価の高さ” style=”soft” box_color=”#1b1b1b” radius=”7″]
数ある栄養素のなかで重要なのが、オメガ脂肪酸のひとつである「αリノレン酸」です。
必須アミノ酸という体内では生成できない栄養素のひとつで、アマニ油・エゴマ油から摂取することが推奨されていますが、
チアシードなら1日あたりたったスプーン1杯程度の量で必要量を摂取できてしまうのです!
ほかにも必須アミノ酸が7種類入っているので、食事で摂ろうとするとカロリーオーバーしてしまうところを、低カロリーで摂取することができます。[/su_box]
[su_box title=”ダイエット効果” style=”soft” box_color=”#1b1b1b” radius=”7″]
チアシードは水を含むと膨らむ性質をもっています。
そのため少量で満腹感が得られ、さらに栄養も十分に摂れるのでダイエットにも適しています。[/su_box]
[su_box title=”冷え性対策” style=”soft” box_color=”#1b1b1b” radius=”7″]
冷え性の主な原因が血流によるものです。
血液がどろどろになり、流れがスムーズでなくなると、むくみや冷えに繋がることは周知の事実。
チアシードは、その血液の循環をサポートするはたらきがあるとも言われています。
具体的な成分などはまだはっきりしていませんが、現時点ではおそらく食物繊維によるものだろうと推測されています。[/su_box]
[su_box title=”便秘改善” style=”soft” box_color=”#1b1b1b” radius=”7″]
先ほど紹介した食物繊維ですが、食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。
ゴボウなどの水に溶けない性質のものと、ワカメなどの水に溶ける性質のものがあるのですが、
バランスよく摂らないと便が硬くなったり下痢になったりしてしまいます。
チアシードはその2つがバランスよく摂取できるので、便秘の解消に繋がると言うわけですね。[/su_box]
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チアシードの副作用と注意事項
イイコトづくめに見えるチアシードですが、実は間違った摂取・管理をしてしまうと副作用が出てきてしまいます。
注意していれば問題ないので、しっかりとチェックしておいてください!
[su_box title=”過剰摂取はNG” style=”soft” box_color=”#8a2be2″ radius=”7″]
どんなものでもそうですが、過剰摂取はNGです。
適量を継続的に摂取するのが最も効果的なので、
「健康にいいから」「ダイエットのためだから」と必要以上に摂取しないようにしましょう。
目安はさきほど説明したように1日スプーン1杯程度、多めに摂りたい場合でも1日2杯程度(約15g)にとどめておきましょう。
食物繊維が豊富なことから下痢や腹痛を引き起こす可能性もあります。[/su_box]
[su_box title=”アレルギー成分には注意” style=”soft” box_color=”#8a2be2″ radius=”7″]
あくまで植物なので、アレルギーがある体質だと合わない可能性があります。
冒頭で説明したように「チア」という植物なのですが、シソ科のミントの仲間です。
元々シソ・ミントなどにアレルギーがある人や、食べてみて症状が出た場合は摂取を控えてください。
見た目の湿疹・赤みだけではなく、頭痛・腹痛・吐き気などもアレルギーの可能性があります。[/su_box]
[su_box title=”カビが生えている可能性も?!” style=”soft” box_color=”#8a2be2″ radius=”7″]
元々南米に生息するチアシードですが、日本との気候の差によりカビが生えていることがあります。
このカビが毒性のもので、発ガン作用があるとも言われています。
「安いから♪」と安全でないものを摂取してしまうと危険なので、安全性を重視して選んでください。[/su_box]
チアシードの効果的な食べ方とは
せっかく摂取するのであれば、美味しく効果的に摂取したいですよね。
チアシードは基本的に無味無臭で、水を含むと膨らみますが、そんなに一瞬で膨張するわけではありません。
どんな風に食べれば美味しく効果的に食べれるのか、ご紹介します。
[su_service title=”ヨーグルトに混ぜる” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#9b0a30″]
無味無臭なので何に混ぜても良いのですが、特にヨーグルトとの相性が抜群です。
混ぜてしばらく放置しておくと、膨らんで満腹感がUP♪
ヨーグルトに混ぜることで吸収率も上がるので、朝食に混ぜてみるのがおすすめですよ! [/su_service]
[su_service title=”食事と食事の間で摂取” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#9b0a30″]
ダイエット効果をUPさせるなら食間に摂取するのがおすすめです!
ドリンクやアイスなどに混ぜてもいいですが、水で戻してからのほうが効果的。
水を含ませると、ちょっとヌルっとしてナタデココやタピオカのような食感になるので、食感を損ねないものと混ぜるのがおすすめです。 [/su_service]
[su_service title=”1日数回分けてもGOOD” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#9b0a30″]
間食時だけでなく、食事にも混ぜれるのがチアシードの魅力。
白米を炊くときに混ぜてみたり、味噌汁などに入れてみたりとアレンジも様々ですが
一気に摂取するよりも数回に分けたほうが効率よく摂取できます。[/su_service]
色んな使い方が楽しいチアシードですが、いくら栄養価が高いとは言え、
チアシードだけ摂取していたらほかの栄養素が要らないというわけではないので、
食事などでほかの栄養素もきちんと摂取しながら、チアシードを上手に利用してくださいね。
さいごに
流行するだけあって、チアシードは魅力的な食品ですね。
食べ方は人それぞれですが、どちらかといえば、少しでも水を含ませてからの摂取が好ましいかと思います。
そのまま食べてもいいのですが、種なので食べにくいことと、
水分の摂取が不十分だと脱水症状になりやすくなってしまうという難点があります。
とは言え、十分に膨らみすぎると食感の変化で食べにくくなる場合もありますので、
最初は調整が難しいかもしれませんが、慣れるとあなた好みの食感を見つけていけるようになりますよ。
せっかく摂取するなら継続的に摂取して、チアシードの恩恵を存分に受けてくださいね(o^―^o)