どうして赤くなってしまうのか?
どうすれば改善できるのか?
気になっていても、なかなか人に聞けない「赤ら顔」。
コンプレックスになってしまっている人も多いはず。
そもそも赤ら顔の原因って、どんな事が考えられるのでしょうか?
原因によって、治し方・改善方法はそれぞれです。
あなたはどのタイプでしょう。
原因別の治し方を解説していきます。
男性の赤ら顔!その原因とは
まずは原因から探っていきましょう。
自分と照らし合わせてみて下さい。
(それぞれの対策は次の章で解説しています。)
緊張やストレスで顔がカッと赤くなる「あがり症」による赤ら顔のことをさします。
「赤面症」というものですね。
これは、体質に由来するものなので、メンタルへの治療が必要になってきます。
今まで、緊張やストレスで顔が赤くなることがない人は、急に「赤面症」になることはありません。
皮膚の二層目の真皮には毛細血管が集まっています。
毛細血管は通常、皮膚の表面からは見えませんが、
皮膚の一層目の表皮が薄いと、透けて毛細血管が見えるため、
赤ら顔のようになってしまいます。
特に、皮膚が薄いのが鼻や頬なのです。
赤ニキビが発生すると、炎症で皮膚が赤くなります。
この時、ニキビの周辺の皮膚も赤くなります。
通常はニキビが治れば炎症も治まって、赤みも消えますが、ニキビが治らない内に新しいニキビが出来ると、再び炎症が起こってしまいます。
ニキビのせいで皮膚の炎症が治まらない状態が続くと、皮膚の二層目の真皮や、皮下組織へ色素沈着が起こり、赤ら顔になってしまうのです。
脂漏性(しろうせい)皮膚炎といいます。
皮脂の分泌が過剰になると、肌の上で余分な皮脂が酸化しやすい状態をつくります。
それが炎症を起こすと赤くなってしまいます。
毛穴が開いて赤くなるのが特徴ですが、多くは鼻や鼻の脇などの皮脂が分泌しやすいところで起きます。
ニキビを伴うこともあるので、余計に赤みが増すことも。
「赤ら顔」の治し方は?改善方法は
あなたが、どの原因に当てはまっているのか確認できたでしょうか?
では、どうすれば「赤ら顔」が治るのか、改善されるのかを解説していきます。
赤面症による「赤ら顔」は治すには、原因の一つである「あがり症」を克服しましょう。
根本的な改善をするのが先決です。
心療内科などの病院はイメージ的にちょっと・・・と思われがちですが、
赤面症もあがり症も「社会不安障害」に分類されていますので、受診するのも一つの手。
ここでは、「あがり症」の克服方法を少し紹介しておきます。
- 腹式呼吸:リラックス効果を得るために出来るようにしておきたいのが腹式呼吸。空気を吸ったときに、肺ではなくて、おなかを膨らませます。吐き出す時におなかを凹ませる呼吸法です。気を落ち着けるときにすると、効果アリ。
- 自己暗示:「私はできる!」と鏡の前にの自分と対話する方法。人前に出る前に効果的です。また、プラスの暗示をかけるうえでとても役に立ちます。
スキンケアに力を入れてみる!
だからと言って、過度の洗顔やゴシゴシと洗う方法はNG。
皮膚への刺激を与え続けてしまい、かえって赤ら顔が悪化してしまいます。
洗顔料ではなく、純石鹸を使った洗顔に切り替えが必要。
手が直接肌に触れてしまうと摩擦が起こって、肌を傷つけてしまいます。
泡立てネットを使うなどして、よく泡立てた石鹸でやさしく洗って、皮膚への刺激を弱めるように気をつけましょう。
また、皮膚の炎症が起きている場合は、ビタミンCをとると良いとされていますので、皮膚科で処方してもらう方法もアリ。
そしてもう一つ。
「赤ら顔」に特化した化粧水があるのをご存知でしょうか?
化粧水って、どうせ女性用のもの!
と思われるかもしれませんが、
「ULU」は男性や子供さんにも人気で、口コミで広がり話題になっている商品。
画像から詳細をご確認頂けます。↓
この場合もスキンケアに力を入れてみて!
ここでも大事になってくるのは「洗顔」。
清潔が大事!と、ゴシゴシ洗いや、ニキビを擦り洗いしているなら、即刻止めましょう。
肌の刺激にならぬよう、泡で優しく洗顔することが基本。
また、ピーリング剤やスクラブ洗顔料も肌を摩擦するだけなので、刺激になって炎症を長引かせてしまうので要注意。
脂漏性皮膚炎で赤ら顔になってしまう場合は、皮膚科に通院するのが一番の近道。
というのも、この皮膚炎は分泌過多の皮脂が酸化して、肌にある常在菌(人なら誰でも持っている菌)が炎症を起こしている状態だから。
ステロイドの外用薬や、カビを退治する抗真菌薬が処方されるでしょう。
内服での抗アレルギー薬やビタミン剤が処方されることもあります。
最後に
自分がどういった原因の「赤ら顔」なのか、まずは知ることが大切です。
なかなか人に聞きづらい・・という方もいらっしゃるでしょう。
医者にも行きづらい・・・と。
ですが、コンプレックスになるくらいなら、ハッキリとした原因をつかんで、治療を始めるべきだと個人的には考えます。
ここでの情報を参考にして頂き、少しでも改善してくださったら嬉しく思います。