スーパーでお買い物してると、「何だこれ?」って食材を見つけました。
なんとなく野菜っぽいけど、
これは何?
どう食べるの?
と気になった“アイスプラント”について調べてみました。
どんなものなのかはもちろんのこと、
栄養素やその効果と効能・美味しい食べ方も解説していきます!
アイスプラントとはどんな野菜?
まずはアイスプラントってなんなの?という疑問にお答えします。
とりあえず気になる分類としては、見た目の通りに野菜です。
アフリカやヨーロッパを中心に分布し、最近はフランス料理などでよく使われ注目を浴びているんですよ♪
日本語に直訳すると“氷の植物”ですが、その名の由来は葉についた氷の粒ようなものから来ています。
この氷の粒のようなものは塩で、そのまま生食するとほんのり塩味がするんですよ。
多肉植物の1種なので、外はシャキシャキとした歯ごたえのある食感、中はとろりと少々粘り気のある食感になっています。
見た目はあまり美味しそうではありませんが、食べてみると病みつきになる人が多いことから話題になってきています。
アイスプラントに含まれる栄養素とその効果・効能
食感が楽しいアイスプラントですが、
実は人気の理由は、その豊富な栄養価や多岐にわたる効果・効能にもあります!
いくつか代表的なものを紹介していきますね。
豊富なミネラル
アイスプラントの表面の氷の粒のようなものには、塩が含まれているとさきほど説明しましたが、ミネラルもそこにたくさん含まれています。
カリウムやマグネシウム・ナトリウムなど、積極的に食事で上手に摂取しようとしても難しい栄養素をしっかりと摂取できるため、健康志向の方を中心に話題を広げてきました。
ナトリウムとカリウムが同時に摂取できるので、塩分に関する制限のある人でも気にせず食べることができますよ。
βカロテン
にんじんなどでおなじみのβカロテンも豊富です。
基本的には赤やオレンジ色の野菜や果物に含まれていることが多いのですが、アイスプラントは含有量がそれらに匹敵するほど多いです。
水には溶けにくく、脂には混ざりやすい性質があり、老化防止や疲労回復などに効果があります。
ミオイノシトール・ピニトール
どちらもイノシトール類の1種で、ビタミン様(よう)物質と呼ばれています。
脂質に作用し、血糖値をおさえる効果・抗酸化作用などがあります。
果実には含まれるものもありますが、葉野菜にはほとんど含まれておらず、
サラダなどで摂取するのは難しい栄養素のひとつです。
ビタミン
かんきつ類などに多く含まれるビタミンですが、アイスプラントにはしっかり備わっています。
免疫力を高める効果・代謝を良くする効果などがあり、欠如するとビタミン欠乏症と診断される側面も持ち合わせています。
低カロリー
栄養素というわけではないですが、アイスプラントはとても低カロリーです。
100gで9カロリーしかないので、たくさん食べても栄養こそ摂取するけれど、カロリーはそんなに高くないのですね。
ダイエット中の方や食事制限があるような方には最適ですね♪
アイスプラントの美味しい食べ方は?
さいごに、アイスプラントの美味しい食べ方を紹介しておきます。
サラダなどで
1番おすすめなのが、そのまま食べるサラダなどです。
洗わなくても大丈夫ですが、気になる人はサッと洗ってドレッシングもつけずにアイスプラントならではのほのかな塩味を楽しんでください。
あまり洗いすぎたりちぎってから洗うと、せっかくの栄養が流れてしまうので要注意!
もちろん、ドレッシングをかけても美味しいですよ♪
茹でて食べる
生で食べるのに抵抗がある人は、サッと茹でてもOKです。
湯通しくらいの軽い感じで大丈夫なので、しゃぶしゃぶのような感じで食べてくださいね。
ちなみに加熱すると粘り気が強くなります。
天ぷら
持ち前の粘り気が活きてくる食べ方です。
塩味も効いているので、味付けはなくてもOKですよ。
薬味として
冷奴や納豆などの薬味として使っても美味しいです。
細かく刻んで粘り気と塩味を楽しんでください。
サンドウィッチ
トマトや卵などと一緒にサンドウィッチにしても美味しいです。
水分と塩味があるので、長時間持ち歩く場合やほかの具材・味つけのバランスには気をつけましょう。
炒め物
チャーハンや野菜炒めなどに入れてもGood!
1番最後の仕上げで入れて、アクセントに使うとより美味しく食べられますよ♪
アイスプラントはミラクル野菜
アイスプラントは低カロリーかつ栄養豊富で、さまざまな料理にも使えることがお分かりいただけたと思います。
サラダでお馴染みのレタスと比較すると、ミネラルやビタミンはレタス以上ですし、カロテンは3倍以上!
上で紹介したように、栄養素も効果・効能も抜群ですよね♪
選び方としては、肉厚で氷の粒のようなものがたくさんついている方が美味しいので、ぜひ覚えておいてください。
ちなみに水耕栽培も可能で、家庭菜園でも人気が出てきていますよ(*^^)v