新しい年のスタートとともに、気分も新たに元旦は初詣に行くと決められている方も多いと思います。
年の初めのお参りは「めでたさ」も倍加するということで、新年早々、全国各地の神社や仏閣は、たくさんの初詣の人たちで大賑わいですね。
ところでこの初詣ですが、
- 元旦に行かないと初詣とは言わないの?
- 三が日の間ならOK?
ふと、そんな疑問を抱える方も多いのでは?
ここでは、初詣はいつまでに行くものなのか、また、屋台などで賑わっている期間についてご紹介します。
初詣はいつまでに行けばいいの?
まず初詣について、その由来をお話しさせてください。
本来の初詣は、自分たちの住んでいる地域の氏神様にお参りするものでした。
やがて、伊勢神宮や出雲大社などの有名な神社にお参りしたり、その年の恵方にあたる社寺にお参りしたりするようになり、
現在では、恵方参りはあまり聞かなくなりましたが、各地の有名社寺や好きな神社などに出かけて、初詣をするようなったのだそうです。
それでは、初詣はいつまでに行けばいいのでしょうか?
例年、テレビや新聞などで三が日の初詣の人出が発表されていますよね。
これを見ていると、初詣は「遅くても、1月3日の三が日までに参拝するもの」と思っている方も多いかと思います。
また、会社勤めの方などは、4日または5日が初出の方も多く、「初出までには初詣に行って、新しい年をスタートしたい」と思われている方も少なくないかもしれませんね。
実は、「初詣」という言葉は、「その年の最初の参拝」のことを指しています。
三が日やお正月の間に、初詣を済ませなければいけないわけではありません。
つまり、初詣はいつまでに行かなければいけないという決まりはないのです。
その人が3月や4月・・・秋頃になって、その年初めて神社仏閣にお参りしたならば、それが「初詣」ということになります。
とは言え、理屈はどうであれ、やはり年明け早々に神社へお参りされるほうが、初詣の雰囲気も味わえるでしょうし、2月や3月に初詣というのも、何だか違和感を感じられるかもしれませんね。
とりあえず決まりはない!ということを覚えておきましょう。
初詣の屋台が出ているのはいつまで?
初詣といえば、お参りだけではなく、参道に出ている屋台や出店も楽しみのひとつですよね。
寒さを和らげてくれる、アツアツのB級グルメやスナックにスイーツ。
見ているだけで楽しくなる骨董市など、初詣の時期の境内が一年で最も活気があり、ワクワクするのは私だけでしょうか(笑)。
ということで、せっかく初詣に行くなら、屋台が出て賑わっている時に行きたいものです。
そこで、お正月、屋台が出ているのはいつまでなのでしょうか?
実はこれも、「初詣」の言葉同様、いつまでという期限が決まっているわけではありません。
人出が減ってくるとお店も減ってきているようですね。
ただ、神社によっても差はありますが、おおむね三が日の間は屋台は出ているようです。
松の内の7日くらいになると、ほとんどの屋台が撤収されていることが多いとのこと。
こんなこともあって、やはり【初詣=三が日の間】という意識が植え付けられたのでしょうね(;’∀’)
さいごに
昔に比べ、元旦からスーパーが開いていたりで、お正月気分がなかなか味わい辛くなっている昨今、初詣は数少ない”楽しい正月行事”の一つかもしれません。
屋台も楽しみたい場合は、混雑はあるかもしれませんが、なるべく三が日までに初詣には行かれるほうが良いですね。
楽しく、そして清らかな気持ちで、新年のお参りができますように。。。
そして素敵な一年をお迎えください(*˘︶˘*).。.:*♡