新しい靴を買うと気分も晴れやか、気分の良い日に履いていきたくなりますよね。
なのに…あれ?買うときにあれだけしっかり確認したつもりが、なんだかきつくて痛い…?!
お店でためし履きしたときにはぴったりだったのに、いざ履くと明らかに痛み出すと思うほどきついとなるとショックですよね。
今回は、そんな時にお役立ち!新しい靴が痛い(きつい)ときの対処法をご紹介いたします。
さらに、靴が合わないとどんな症状が現れるのか、靴擦れを予防する方法も併せて三本立てでお送りしていきます。
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新しい靴を履くと痛い(きつい)!対処法は?
新しい靴を履いたら痛かった…という場合の対処法を紹介していきます。
どれも一瞬でなんとかなるものではないですが、せっかく購入した靴ですから、そのままお蔵入りさせないために、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
熱を加えて柔らかくする
とくにパンプスなどはこの方法が一番おすすめで、ドライヤーなどで熱を加えてシューズストレッチャーという木製の型で伸ばす方法です。
ほかにも、ぶ厚めの靴下を履いてから靴を履いて、そこにドライヤーを20~30分ほどあてるという方法もあります。
どちらの場合もドライヤーは弱で、触れる程度の温度までにとどめておいてくださいね。
とくに本皮は伸びやすいものが多いですし、色あせたりこげたりすることもあるので、十分注意しましょう。
布の靴の場合
スニーカーなど布製の靴の場合には、ちょっと荒っぽいですがつぶしてしまいましょう。
足で何度か踏んでやわらかくしたり、何度か洗ってくたくたにするという方法もあります。
型崩れが気になるかもしれませんが、スニーカーは特に足になじんだほうが良いので、思い切ってやってしまうのも手です。
かかとを踏んで履く
これは最終手段ですが、出かけてしまってから痛くなった場合には、一時的にかかとを踏むというのも有効です。
しかし硬い素材の靴では跡がついてしまいますし、見るにもあまり格好の良いものではないので、一時的な最終手段と考えてください。
修理屋に出してみる
自分で触るのは怖いという場合や、面倒であれば修理屋さんに出してみてください。
最近ではショッピングモールや、靴屋さんの一角に修理屋があることも多いので、持ち込んで相談してみると良いでしょう。
ちなみに個人的な体験談としては、自分で無理に伸ばした結果、靴の飾りが取れてしまった…という経験もあるので、革靴やパンプスなどは特におすすめです。
足のむくみを取る
女性に多いのが、朝や昼間に買った靴を夕方履こうとして痛い!というパターン。
ご存知のとおり、足は遅い時間になるとむくみます。
極力、夕方~夜にかけて靴を買うと良いのですが、なかなかそれも難しいですよね。
新しい靴を履く前の日や履く前に、むくみを取るマッサージや着圧ソックスを使うようにしてみてください。
これだけでもかなり違いがでますよ。
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靴が合わない時に現れる症状とは
もし靴がきついと感じたり、痛みがある場合に無理して履くのは禁物です。
具体的にどんな症状が現れるのかも紹介していきますので、以下のような症状がある場合には、靴を楽なものに履き替えてください。
外反母趾
ヒールを良く履く人には特に注意して欲しいのが、外反母趾や足の指先が変形するハンマートゥです。
簡単に説明すると、あわない靴のせいで骨が変形してしまい、ひどくなると手術が必要になります。
親指の付け根あたりが足の外側に向けて突出するのが特徴で、軽度のうちは専用の靴を履いたりすることで進行が止まることもありますが、完治させることはできません。
大人の女性だけでなく、子供さんにも注意が必要です。
巻き爪
特に先の細いヒールなどをよく履く人に多いのが巻き爪で、ひどくなると手術が必要になるほど怖い症状です。
元々巻き爪の傾向にある人はなおのこと、良くヒールを履く人も気をつけてください。
足の特定の部位が痛む
足の甲や小指など、特定の部位がひどく痛む・違和感が続くという場合、靴の影響である可能性が高いです。
とくに痛みを感じている場合には注意が必要で、骨や神経・筋肉などに影響を及ぼしてしまう可能性もあるので注意してください。
靴擦れや水ぶくれ・魚の目・タコ
良くあるのが、かかとや指の付け根にできる靴擦れや水ぶくれ、魚の目・タコです。
原因としては靴との摩擦で、歩けば歩くほど症状が悪化してしまいます。
そのため一度できると痛みが増していって、最悪の場合、足先が壊死(えし)してしまうこともあるそうです。
靴擦れについてはのちほど対策法を詳しく説明しておくので、参考にしてみてください。
頭痛・腰痛・関節痛
足に合っていない靴を履き続けることによって、頭痛や腰痛・関節痛などが発生します。
ひどくなると食欲不振や吐き気を感じることもあるので、靴を新調してから調子の悪い日が続いている場合には可能性があります。
一見関係性がなさそうな症状ですので見逃しがちですが、靴が原因である可能性もあるということは知っておいた方が良いでしょう。
冷え・むくみ
こちらも靴に原因があるとはなかなか思わないでしょうが、足先に負担がかかり続けることによって、血流が悪くなり冷えやむくみの原因にもなります。
とくに女性は冷え性だったり元々むくみやすかったりで気づかない人が多く、重症化したり指摘されてはじめて気づくということも多いそうです。
やたら足が冷えたり、むくみやすかったりする人は、実は靴が原因かもしれませんよ。
強烈な臭い・異常な汗
足の臭いがカビのような強烈な臭いだったり、異常なほど足に汗をかくという人も、靴が影響している可能性が高いです。
とくに密閉されて蒸れやすいブーツや革靴だったり、素足で靴を履く人に多い症状です。
異常が見られる場合には靴の使用をやめて、専門医の判断を仰ぎましょう。
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新しい靴の靴擦れを予防する方法とは
最後に、新しい靴の靴擦れを予防する方法について紹介しておきますね。
さまざまな方法が囁かれていますが、私自身靴擦れしやすいタイプなので、実際に効果があったものや評判が良いものを中心に紹介していきます。
ワセリン
ワセリンは想像以上のバリアの役割を持っています。
かかとや小指の付け根など、その靴で靴擦れしやすそうなところに塗っておくとそこにバリアの膜ができて、靴擦れしづらくなります。
気にならなければ靴下やストッキングを履く場合でも問題ないので、手元にワセリンがあれば試してみてくださいね。
絆創膏
個人的にはこれが一番応急処置としては多いです。
軽く靴擦れした場合でも、ぱぱっと貼るだけでズレや痛みを軽減してくれますし、絆創膏そのものの汎用性が高いというのも理由です。
しかし貼ってしまうと目立ったり、剥がれやすいという点では少々難アリかもしれません。
「あ、これ靴擦れしたかも」と思う軽い症状の対策には手軽で良いですね。
靴下やストッキング
いっそのこと、靴下やストッキングを履いて摩擦そのものを緩和するという手もあります。
場合によってはストッキングと靴下を重ねても良いですが、ストッキングの場合は滑りやすいこと・靴下の場合はさらに靴がきつくなるということが若干問題になることもあります。
今はパンプスやサンダル用の靴下もあるので、目立ちやすい靴の場合にはそういうものを利用しても良いでしょう。
ジェルクッション・パットなどを入れる
靴専用のジェルクッションやパットなどを入れて、摩擦を軽減するのも有効です。
靴屋さんや100均・ドラッグストアなどで売っています。
潤滑を良くする
靴との摩擦を減らすために、ロウやクリーム、石鹸などを塗っておくのも有効です。
すべりが気にならなければ靴擦れ対策としては有効なので、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
少々痛くてもキツくても、せっかくの新しい靴でお出かけしたくなりますが、それが原因で大事になってしまっては後々大変です。
すぐにできる対策で問題なさそうなら良いですが、長時間歩いたりトラブルがあって困るような場面では、とくにきちんと策を講じてから新しい靴をおろしたほうが良いでしょう。
新しい靴ですから、同時に靴ズレ対策もしっかりとして、万全の体制で気持ちよく履きこなしたいですね。