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お香典 現金書留の送り方!送り先とお悔み状の文例も正しいマナーで

お香典 現金書留の送り方!送り先とお悔み状の文例も正しいマナーで 生活の雑学

訃報のお知らせは突然にやってきます。

故人さまやご家族の方へのお悔やみの気持ちを伝えたい!

でも遠方だったり、事情があったり、最近は新型コロナの影響で、どうしてもお通夜や葬儀に参列できない場合もありますよね。

 

そんな時には、弔電(お悔やみの電報)やお花、お香典をお渡しします。

弔電やお花は電話などで簡単に手配できますが、ちょっと心配なのがお香典について。

お香典とは現金です。

もちろん現金書留を使えば、現金を郵送することは可能ですが、香典を郵送で送るのは失礼にはあたらないのか?など、マナー的な事が気になりますよね。

ご遺族の方に失礼のないように、余計な手間や負担をかけることのないように、正しいマナーと方法で送りたいものです。

ここでは、お香典を現金書留で送るのはマナーとして大丈夫なのかどうか、正しい送り方や送り先、添えておきたい手紙の文例も併せてご紹介します。

 

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そもそも香典を現金書留で送ってもいいの?

香典とは、故人やご遺族に対して供養の気持ちを表すものです。

郵送で送るなんて失礼じゃないのかな??と心配する気持ちも分かりますが、実はこれは心配無用なのです!

まったく失礼ではありません。

お香典を郵送で送るのはマナー違反ではありませんので、ご安心を。

 

ですが、ここで注意したい点が、必ず「現金書留」で送るということ。

ないとは思いますが、通常の郵便物のようにポストに入れたりすることのないよう注意してください。

 

香典は、本来は故人の霊前にお供えをするものなので、訃報を聞いたらなるべく早い段階で送ることが望ましいです。

一緒に手紙を添えたり、弔電を送るなどの手配も合わせておこないます。

ですが、訃報を後から知った場合などもあるかと思います。

そのような時は、訃報を知った時点で構わないので、できるだけ早くに手紙を添えて送るといいですね。

 

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香典の送り先と送り方について

現金書留を準備して、いざ送ろう!という段階で疑問に思うこと。

香典はどこに送ればいいの?

斎場に送るべきか、自宅に送るべきかか・・・。

 

答え

送り先は「自宅」です!

急いで送るのであれば斎場ではないの?と思ってしまいがちですが、これにはちゃんとした理由があります。

現金書留は、時間や日にちの配達指定ができません。

ですから、お通夜や葬儀の時間が決まっている斎場に届けるには適していないのです。

自宅とは違い、斎場ではご遺族の方の滞在時間にも制限があります。

香典は届いたけれどまだご遺族の方が到着していなかったり、すでに帰られたあとだったりする場合も想定されますので、避けたほうが無難なのです。

 

「自宅」へ「喪主さま」宛てに送ってください。

速達で送るとなお良いですね。

 

香典の郵送の仕方(送り方)

では、お香典はどうやって郵送すればいいのでしょうか。

順を追って紹介します。

  1. 不祝儀袋にお金をいれます
  2. お悔やみの手紙を同封します
  3. 現金書留で送ります

>香典の相場金額とは!

 

現金書留の送り方

現金書留は、郵便局の窓口で送ることができます。

現金書留は送る金額と重さで料金が変わってきますので、相手さまへ失礼のないように必ず窓口から送ってください。

というのも、もし郵送の料金が不足していた場合などは、相手側が負担しないといけないことも起こり得るからです。

窓口でしっかり手続きし、正しい料金を支払って送るようにしましょう。

 

郵便局が開いている時間帯には行けそうにない・・・そんなあなたも大丈夫!

休日や夜間でも荷物の預かりや受け取りをしている窓口があるのはご存知ですか?

現金書留も、そこで購入や郵送ができますのでご安心を。

 

 

香典を郵送する際に添える手紙の文例

香典に添える手紙は、弔問の代わりに送るものです。

お香典だけを現金書留で送るのでは、寂しすぎますし、失礼な気もしませN

正しいマナーでお悔やみの気持ちを伝えましょう。

 

お悔やみの手紙には、頭語(拝啓などの書き出しの言葉)や季節の挨拶の言葉は書かずに、次のような構成で書いていきます。

  1. 訃報を受けて驚いたことやお悔やみの言葉
  2. 遺族の方をなぐさめ、励ます言葉
  3. 弔問にいけないことへのお詫び(理由は詳細に書く必要はない)
  4. 香典を送ったことのお知らせ

お悔やみ状ではほかの要件を書いたり、追伸文を書くこともタブーとされていますので注意しましょう。

また、使ってはいけない言葉もあります。

「重ねる・再び・折り返し・折って・重ね重ね・しばしば・近々・次々」などは、よく使いがちな言葉ですが、不幸が繰り返すことを連想させるため、忌み言葉として避けるのがマナーです。

 

お悔やみ状の文例

このたびは、ご尊父様(ご母堂様)(○○様)ご逝去の報を受け、ただただ驚くばかりです。

ご家族さまのお気持ちを思うと胸がつぶれる思いがいたします。

本来であればすぐにでも弔問にお伺いすべきところでございますが、遠方のため(やむをえない事情により)ご葬儀に参列できず申し訳ございません。

ご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げますと共に、謹んでご冥福をお祈りいたします。

心ばかりのものを同封いたします。どうか御霊前にお供え下さいませ。

まずは略儀ながら、書中をもちまして心よりお悔やみ申し上げます。

 

他にも、こんな言葉が一般的によく使われます。

 

  • 謹んでご冥福をお祈りいたします
  • ご逝去のお知らせを受け、心よりお悔やみ申し上げます
  • お力をお落としのことと存じますが、どうぞお気を強くお持ちになり、くれぐれもご自愛下さい
  • 心ばかりのものを同封いたします。故人のお好きだったお花でもお供えいただければと存じます

 

このように、ご遺族の心をいたわり、身体を気づかう気持ちをこめた言葉を送るといいですね。

 

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さいごに

大人になるにしたがい、訃報を聞く悲しい機会も増えてきます。

弔問の代わりに送る香典や弔電・お花には、事情があって参列できないからこそ相手を思いやる気持ちが大切です。

ご遺族を気づかい、正しいマナーでお悔やみの気持ちを伝えてくださいね。

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