中高年の冷え性改善には”養命酒”でしょ!と、未だに昔のCMが頭から抜けきっていないのは私だけでしょうか…。
歳を重ねるごとに、冬だけではなく夏にも冷えを感じ、それに伴う体調不良に悩まされていませんか?
今回は、そんな冷え性と養命酒の関係性についてまとめてみました。
冷え性に養命酒は本当に効くのか、効果のほどはどうなのか。
また、養命酒の飲み方や、飲むタイミングについてもお話ししていきます。
意外とスゴイ?!養命酒の冷え性以外の効果も紹介しています。
冷え性に養命酒は本当に効く?効果のほどは?
まずは養命酒がどんなものか簡単に触れておきます。
”「薬用」養命「酒」”というだけあって、薬効とアルコールを含んでいます。
14種類の生薬とアルコールのはたらきで冷え性を改善していく…というのが養命酒のうたい文句なのですが、果たして本当に効くのか?と疑っている人も多いのでは?
実際多くの人が、養命酒によって冷え性が改善した!と口コミを広げていますので、それなりの効果は期待できそうです。
ただ、中にはあまり喜ばしくない効果が出てしまった人もいました。
改善した!という人は、「飲みだした日から体がポカポカしてきた。」「手足の冷えを感じにくくなった。」という声を挙げていますが、
一方で、「副作用が出てしまった」「味が独特すぎて気持ち悪くなった」というような意見があるのも事実です。
おそらく体質的に合わなかったり、飲み方・飲むタイミングを間違えてしまったりということが原因だと考えられますが、そもそもアルコールが苦手な人には向かないので覚えておきましょう。
とくにお酒が苦手なわけではない(むしろ大好き)な私個人の感想としては、即効性は感じられなかったものの、なんとなくマシになっている気がする…というところです。(曖昧ですみません💦)
私の場合は飲み始めてまだ2週間程度なので、もう少し継続して様子をみようと思います。
感じ方は人それぞれですが、少なくとも冷えを改善する効果が期待できると個人的には思います。
ただ、人によっては副作用が出たりする可能性もあるというところが少々気になるところですね。
養命酒の飲み方と飲むタイミング
まず、養命酒の公式な飲み方というか、製造元が推奨している用法用量はこちらです。
1日3回飲む
1回20mlを、食前や就寝前に1日3回飲むというのが推奨されていて、毎日コツコツ飲むことで効果が出やすくなるとされています。
ただし養命酒のアルコール度数はなんと14度…ワインと同じくらいだと考えてください。
運転するお仕事の場合や、お酒で眠くなりやすい人などは注意が必要です。
アルコールNGの場合
そんなアルコールを1日3回も摂取するのはまずいという人は、1日1回就寝前に飲むのがおすすめです。
ただし、この就寝前にすきっ腹の状態で飲んでしまうと、次の日に胃が痛くなったり、体がだるくなりやすいそうなので、しっかりと食事を摂ってから、もしくは寝る前に食べる人はその食前に飲むようにすると良いでしょう。
体がポカポカしてくるので寝つきも良くなりますよ♪
実際、私の場合も昼間は運転するので、結局は就寝前の1回しか飲めません。
1日3回きっちり飲めたら、もう少し効果を実感できるのかもしれませんね。
養命酒の味が苦手
養命酒の落とし穴の代表が「独特の味」です。
これのせいで、効果が出ていても飲むのをやめてしまう人が多いくらいの味なので、薬が苦手な人はとくに厳しいかもしれません。
公式としては、“シナモン系のナチュラルな香りでほんのり甘く、初めての方でも飲みやすい味わいです。”とうたっていますが、正直シナモンも苦手な私は、香りだけでもイマイチな感覚です(笑)。
個人的な感想としては、なんというか”すっきりしない甘さ”なので、少し胸焼けするような感覚があります。
というわけで、少しでも養命酒を飲みやすくする方法をいくつか探してみました。
はちみつ×養命酒
甘いものをさらに甘く?!と衝撃でしたが、はちみつの存在感が強すぎて、養命酒の味が少しわからない感じになります。
養命酒にはちみつを混ぜるだけなので、とっても楽ですよね。
もちろんハチミツも栄養価が高いので、一石二鳥かも♪
白湯×養命酒
養命酒を飲んだあとに白湯をたくさん飲むのも良いのですが、そもそも薄めて飲むというのもありです。
アルコールが苦手な人も、白湯で薄めて飲むことでアルコールを感じにくくなりますよね。
養命酒カクテル
どうせお酒なら、いっそカクテルとして美味しく飲んでしまおう!というのが”養命酒カクテル”で、好きなお酒に混ぜたり、オレンジジュースやりんごジュース・ジンジャーエルなど好きな割り物でカクテルにしてしまう方法です。
シナモンの甘さがフルーツ系と相性が良いので、お酒が苦手な人や女性にはオススメですよ。
炭酸水×養命酒
ズバリ私はコレです!さっぱり飲みたいのなら炭酸水で割ってしまいましょう。
無味の炭酸水でも良いですし、もっとのど越しをさわやかにしたければ、レモンの炭酸水を使っても良いですね。
牛乳×養命酒
まろやかさが欲しい場合には、牛乳と混ぜるのがおすすめです。
牛乳は体を冷やす飲み物なので、温めて飲むほうが良いでしょう。
ハーブティ×養命酒
ハーブティや紅茶に養命酒を混ぜて、シナモンの香りを活かすという方法もあります。
温かいハーブティや紅茶の体を温める作用が加わって、より冷え性の改善に効果的になりますよ。
こんな時はNG!
何度も言いますが、養命酒はワインと同等のアルコールが含まれています。
ですので、妊娠中・授乳中・体調不良・服薬時などには飲用を控える必要があることが多いです。
妊娠中・授乳中・体調不良においては主治医の許可があれば良いでしょうが、服薬時に関しては、前後30分は飲用しないようにしてください。
調子が悪くなったりした場合も飲用を中止するようにしてくださいね。
養命酒!冷え性以外の効果まとめ
冷え性改善として名の通った養命酒。
それ以外の効果についてもまとめておきますので、参考までに目を通してみてください。
滋養強壮
養命酒の効果として、冷え性と同じくらい認知度が高いのが滋養強壮の効果なんですが、改めて滋養強壮ってどういう現象?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
滋養強壮とはつまり、強い体を作ることで、精がつくとも言われたりします。
具体的には、体に栄養を染み渡らせて、強く元気な肉体をつくる(サポートをする)というような効果が期待できるということです。
肉体疲労
「なんだか疲れたな」「朝起きても疲れが取れない」といった、肉体的な疲労の回復としても、養命酒の生薬は効果が期待できます。
とくに体のだるさや重さ・目覚めの悪さなどが気になる場合もおすすめです。
消化器官のサポート
胃や腸を活発化させ、消化をサポートするようなはたらきもあります。
胃や腸が活発化することで内臓が温まり、便秘の改善なども望めますよ。
食欲回復
消化器官が活性化することで、食欲が出やすくなるとも言われています。
味の濃い養命酒を飲むことによって、唾液の分泌も盛んになり食欲が出やすくなるので、夏バテや食欲不振が気になる人は試してみてください。
回復力アップ
風邪などの病気のあと、なかなか回復しないなぁ~…ということ、ありませんか?
症状が軽くなっても長引いたり、そもそも熱が引きにくかったりと特徴は人それぞれですが、体を休めているだけでは病気は治りません。
適度な食事や体の活性化も必要なので、ある程度体調が回復に向かっているタイミングであれば養命酒はおすすめですよ。
血行促進
冷え性にも効果がある血行促進ですが、基礎代謝を上げたり病気の予防などにも役立ちます。
逆に血行が悪いと、顔色が悪くなったり低血圧・高血圧・貧血・心疾患などさまざまな病気のリスクが上がったりするので、予防として習慣にするのも良いかもしれませんね。
虚弱体質の改善
元々からだが弱い人っていますよね。そういう人のことを虚弱体質と言います。
比較的痩せ型の人が多く、慢性的な下痢や胃痛に悩まされる人も多いです。
そういう人にも養命酒は効果が期待できるということです。
まとめ
いかがでしたか?
養命酒は冷え性だけではなく、意外とさまざまな効果・効能を持っているので、興味があれば一度試してみても良いかと思います。
ただ、あくまで生薬であり、アルコールも含まれているので、取り扱い・飲み方には注意しましょう。
必ず1日3回飲む必要はありませんが、毎日続けるということが大事だということも認識しておきましょう。
たまに飲む程度ならあまり効果を実感できないかもしれませんので、試しで…という場合も、まずは毎日1度は必ず飲むことを決めてから購入された方が良いかと思います。