絵本でほうれん草の絵を見て、ふと、昔のことを思い出しました。
幼いころにアニメ「ポパイ」の再放送を見ていて、「きんにくモリモリのおっちゃんが、缶をつぶして、ほうれん草を食べたら元気になりよる!」とびっくりしたことを。
その記憶が頭の片隅にいつもあるからか、ほうれん草を食べると元気になれる!と思い、今は子供にもよく食べさせます。
しかし、あの「ポパイのほうれん草の缶詰」ってどうやって作っているのでしょうか。
私には、ほうれん草の缶詰は作れませんが、冷凍ほうれん草なら、お手の物。
今回は、ほうれん草の冷凍保存について、その方法や保存期間、また冷凍した場合の栄養や、解凍方法についても説明していきます。
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ほうれん草の冷凍保存方法&冷凍保存期間
冷凍保存の手順
[su_label type=”info”]①[/su_label] ほうれん草を流水で洗う
葉の根元部分に土がついていることがあるので、根本は念入りに洗ってください。
[su_label type=”info”]②[/su_label] 鍋に湯を沸かしさっと茹でる
根元部分から鍋に入れ、少ししんなりしてきたら、葉の部分を入れる。
茹でる前に包丁で切ってしまったり、茹で過ぎると、湯の中へ栄養分が逃げていく原因になるので注意!
[su_label type=”info”]③[/su_label] すぐに冷水に浸し、よく絞る。
[su_label type=”info”]④[/su_label] 使いやすい大きさに切る。
[su_label type=”info”]⑤[/su_label] ラップにくるんだり、ジップロックに入れて冷凍庫へ入れる。
素早く冷凍することにより、ほうれん草の栄養分が逃げていくのを防げます。
冷凍室に入れてなるべく早く凍るようにするためには、平たく並べてください。
酸化を防ぐために、しっかりと空気を抜くこともお忘れなく!
冷凍保存期間
冷凍保存では、一か月ほど保存が可能です。
しかし、保存期間が延びるほど栄養も味も落ちてきます。
なるべく美味しく食べるには、1週間程で食べたいところです。
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ほうれん草を冷凍しても栄養面は大丈夫?
ほうれん草は、冷凍をしても栄養が極端に減るということはありません。
(※冷凍保存をする際、茹でる時に若干湯の中に栄養分は逃げます。)
常温保存では、酸化などにより栄養の減少がありますので、すぐに食べない場合は、むしろ冷凍保存をした方が栄養の減少を軽減できます。
ほうれん草を冷凍した場合の解凍方法は?
オススメの解凍方法は2つ。
[su_note note_color=”#fae1b5″ text_color=”#000000″ radius=”0″]
- 使う数時間前に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させて解凍する
- 氷水に入れて解凍する[/su_note]
急激な温度変化は、水分と共に栄養分が出てしまう原因となります。
ですので、常温解凍よりも、冷蔵庫解凍・氷水解凍の方がほうれん草の栄養減少を防げます。
電子レンジでチンッ♪はダメですよ~。
ちなみに、解凍をせずに、凍ったまま使うと一番栄養が減りにくいです。
凍ったままの状態でスープに入れる、ベーコンなどと共に炒めるなどするのがベストですね。
さいごに
太陽の光を浴びた新鮮な野菜には栄養がたっぷり!
新鮮なうちに食べるのが一番です。
しかし、人から大量にいただいた場合や、急きょ献立を変更する場合などは、野菜室でしばらく眠らせるよりも、すぐに茹でて冷凍庫へ入れたほうが良いです。
大量にあると、処理をするのが面倒だなと思う時もあるかも知れませんが、失った栄養は戻りません。
栄養の減少を抑えるため、ちょっとの努力を惜しまないようにしたいものですね。
ポパイの缶詰も、きっと栄養そのままに加工されていたのでしょうね(笑)。