毎日しとしと降り続く雨…。植物にとっては恵みの雨ですよね。でも梅雨のこの時期に現れるのが、害虫の「カタツムリ」や「ナメクジ」。
手をかけて大事に育てた植物をだめにされたり、家庭菜園の野菜や果物を食べられてしまって、悩んでいませんか?
わかります!わが家の家庭菜園も、カタツムリやナメクジに野菜をだめにされて悩んだことがあります。
ずっと収穫を楽しみにしていたのに、害虫にだめにされちゃったらショックですよね。
この記事では、害虫に悩まされているあなたのために、カタツムリやナメクジの駆除の方法と押さえておきたいポイント、そして注意点をご紹介します。
これを読んで、カタツムリやナメクジをすっきり駆除してしまいましょう!
カタツムリやナメクジを上手に駆除するポイント5つ☆
実は、自宅にあるものだけで簡単にカタツムリやナメクジを駆除する方法があるんです。それぞれのやり方とポイントをご紹介しますね。
この中からあなたに合った方法を選んで、ぜひ実践してみてください。
ビールと殺虫剤
「ビールってどういうこと?」と思いますよね。でもビールを使ってカタツムリやナメクジを駆除する方法は、よく知られているものなんです。
やり方はとっても簡単。バケツやボウル、空き缶などに、少量のビールを入れてカタツムリやナメクジがよく出るところに置いておくだけ。
カタツムリやナメクジが大好きなビールのにおいに釣られて集まってくるんです。
このときポイントは、ビールに殺虫剤を混ぜてから置いておくこと。より確実に駆除できますよ。
お酢
お酢でも駆除できちゃうんです。自宅にあるもので簡単にできるので便利ですよね。
やり方は、お酢をスプレーボトルに入れてカタツムリやナメクジにシュシュっとかけるだけ。
ポイントは、2~3倍に薄めてから使うこと。薄めずに植物にかけると傷むので気をつけてくださいね。
お酢はビールと違い、殺虫剤を使わなくても駆除することができます。もともと食品なので、家庭菜園の野菜や果物にも安心して使えますよ。
コーヒー
コーヒーなんてちょっと驚きですが、ちゃんと研究されて撃退効果があるとされているんです。
やり方は、常温のコーヒーをスプレーボトルに入れてカタツムリやナメクジにシュシュっとかけるだけ。いつも飲んでいるコーヒーで駆除できるなんて、手軽にできて簡単ですよね。
ポイントは、コーヒーを淹れたあとのカスをまいておくと、カタツムリやナメクジを寄せつけない効果があるというところ。駆除だけでなく、予防もできちゃうんです。
わが家は毎日コーヒーを飲むので、カスをとっておいて家庭菜園にまいていました。
まくだけではなく、初めから土に混ぜておくと植物を育てるのによい土壌を作ることもできるんですよ。お金もかからず土壌作りまでできちゃうなんて、とってもお得ですよね。
卵の殻
これもガーデニングをされる方のあいだでは有名な方法なんです。やり方は、卵の殻を取っておいて、砕いてからまいておくだけ。
カタツムリやナメクジは砕いた卵の殻のチクチクが嫌で避けて通ります。だから、駆除はできないけれど、大事な植物を守ることはできるんです。
ポイントは、殻を細かく砕き過ぎないということ。チクチクしていないと避けてくれません。
頑張って粉々にしなくても大丈夫ですよ。
しかも卵の殻をまいておくと、土の栄養にもなるんです。カタツムリやナメクジの対策もできて、さらに土の栄養にもなるなんて、すごいですよね。
捨てちゃうなんてもったいない!ぜひ活用してみてくださいね。
駆除剤
「大量に発生してしまった」「もっと確実に駆除したい」なんていうときは、カタツムリやナメクジに対応した駆除剤を使いましょう。
ポイントは、駆除剤の種類を選ぶこと。エサとして食べさせるタイプ、直接スプレーを吹きつけるタイプ、粒を土にまくタイプや薬剤が入った容器を置いておくタイプなど、たくさんの種類が出ています。
あなたのご自宅に合ったものを選んでくださいね。
気をつけて!カタツムリとナメクジを駆除する時の注意点とは?
見つけるたびに1匹ずつ駆除していくのは、とっても確実な方法ですよね。でも、それだけでは安心できないんです。
カタツムリやナメクジは、暗くて湿気が多いジメジメした場所に隠れています。昼間はあまり姿を見せないので、夜に見てみたら大量にいた!なんてことも。
夜になってから、どのくらいカタツムリやナメクジが発生しているのか確認してみるといいですよ。わが家も暗くなってから駆除していました。
また駆除剤を使う場合、小さなお子さんがいたりペットを飼っているご家庭は成分に注意してください。天然由来のものや人体に影響がない、安心なものを選んでくださいね。
野菜や果物などの食べられるものを育てている場合も、家庭菜園で使えるものを選びましょう。
まとめ
カタツムリやナメクジに大事な植物をだめにされたら悲しいですよね。そうなる前に、まずはご自宅にあるもので対策をしてみてください。
今回ご紹介した方法は、どれも簡単にできるものばかりですよ。それでも大量発生してしまったら、専用の駆除剤を使いましょう。
ご家庭の事情や場所、育てているものに合わせて、安心して使えるものを選んでくださいね。