生理が来ない!
ちょっと吐き気もあるような・・・
もしかして妊娠?・・・・
と妊娠検査薬で調べたけれど、結果は陰性。
じゃあどうして生理が来ないの?
何かの病気……?
毎月来るのに来ない・・となると、心配だし不安ですよね。
ここでは、考えられる原因を紹介しています。
また、妊娠検査薬の結果が変わることはないのか?
ということについても触れていきますね。
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妊娠検査薬は陰性だけど生理が来ない!どんな原因が考えられる?
妊娠検査薬で検査してみたものの陰性だった場合は、いくつかの原因が考えられます。
しかし、その前に。。。
しっかり正しく妊娠検査薬を使えているでしょうか?
最近の検査薬は99パーセント以上の精度を誇りますが、それは正しく使用した場合です。
まずは妊娠検査薬の正しい使い方から見ていきましょう。
<妊娠検査薬の正しい使い方>
- 紙コップに中間尿(出始めの尿ではなく、出してる途中の尿)をとる。
- 妊娠検査薬のキャップを開けて、尿をかける部分にコップの中の尿を2~5秒つける。
- キャップを閉めて平らなところに置いたら、1分ほど結果を待つ。
ちなみに使う時期としては、「排卵日から10日~14日後から使用可能」とされています。
自分の排卵日がわからない……という方は、生理予定日を過ぎて1週間ほど経った辺りになると、そこそこ確実な結果を得られます。
さて、やっぱり陰性だった・・・という場合、
生理が来ないのはどのような原因が考えられるでしょうか?
ストレス
ストレスによってホルモンバランスが崩れると、生理が遅れてくることがあります。
これは心理的なストレスの他にも、風邪などで体調を崩したり、疲れていたり。
自分では意識をしていなくても、ホルモンバランスは簡単に崩れてしまうものなのです。
生理が来ない……どうしよう……と悩みすぎるのも良くありません。
ゆったりした気持ちで、しばらく様子を見てあげましょう。
薬の副作用
吐き気止め、鎮痛剤、抗鬱剤などを服用している場合、副作用で生理が遅れてしまうことがあります。
ホルモンバランスに影響を与えている薬かどうか、かかりつけのお医者さんに確認しておくと安心ですね。
過度なダイエット
ストレスにより生理が遅れてしまうことがあると紹介しましたが、過度なダイエットもホルモンバランスを大きく崩す原因の一つです。
筋トレなど激しい運動のしすぎ、極端な食事制限などしている場合は、十分に可能性はあります。
また、痩せすぎ(BMIが18.5未満の状態)だと、生理不順が改善しにくくなってしまうそうです。
生理はホルモンバランスの影響を大きく受けますが、
そのホルモンバランスも意外と簡単に崩れるものです。
2か月後に生理が戻った・・・という方もいれば、
半年後に戻った・・という方も聞いたことがあります。
ただ、そこまで放置しておくことで、逆に精神的な不安を抱えると悪循環になりますので、
1か月経っても生理が来ない場合、一人で抱え込まずに、病院に行って相談してみるのが良いでしょう。
妊娠検査薬が陰性 だと100%妊娠はない?陽性に変わることもある?
妊娠検査薬は、ほぼ確実に妊娠しているかどうか調べられますが、
先述した通り、正しい検査方法をしないと誤った結果が出てしまい、後から調べ直して陽性の結果が出ることがあります。
後から陽性結果が出る可能性があるケースを見ていきましょう。
正しく使っていない、検査時期が早い
上で説明した通りの使い方・時期を誤ると、もし陽性でも正しい結果が得られません。
使うタイミングが早すぎた……と思った場合は、もう一度期間を置いて、試してみてくださいね。
双子や三つ子を妊娠していた
双子や三つ子などの多胎児を妊娠していた場合、尿中のホルモン濃度がその分濃くなります。
妊娠検査薬で調べられるホルモン濃度には限度があるため、その限度を超えてしまうと陰性と表示してしまうことがあるようです。
水分の摂りすぎで尿が薄い
たくさん水分を摂取した時って、尿の色が薄くなっていますよね。
水分が多すぎて尿の中のホルモンの濃度も薄くなり、検査薬で正しい反応が出ないということがあります。
検査薬を使う前は、水分をあまり摂りすぎないようにしましょう。
心配になるのはわかりますが、あまり急ぎすぎずに、
判定可能時期まで待ち、妊娠検査薬を適切に使って、正確な結果を確認してみてくださいね。
妊娠検査薬は陰性だけど、つわりのような吐き気がする!どう対処する?
陰性なのに、吐き気などの体調不良が出ると不安ですよね。
実は、妊娠しているとき以外にも吐き気、微熱、腰痛など、まるで妊娠しているかのような症状がでることがあります。
PMS(月経前症候群)といって、生理前になると卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)という、排卵を境に変動する二つのホルモンが影響して様々な症状が起きます。
症状は吐き気、微熱、腰痛、腹痛、頭痛、便秘、ニキビが増えるなど身体的なもののほか、
落ち込みやすくなる、イライラする、甘いものが食べたくなるなど精神的な部分・食欲にも表れます。
今すぐに対処したい!というときは、つわりのような吐き気がする場合は吐き気止めを、頭痛などがある場合は鎮痛剤など、症状により合うお薬を飲んでもかまいません。
しかしあまりにも長期間生理がこない、更につわりのような症状が出る場合は、妊娠の可能性もあるため、自己判断で薬を飲み続けることは危険です。
婦人科で適切な処置を受けてくださいね。
最後に
生理が来ないと言うのは不安ですが、妊娠ではない場合、
考えすぎてストレスを抱え込まずに、気楽に様子を見てみてください。
また、生理が遅れやすい、生理時の体調が辛いなどといった場合も、
症状に合ったお薬を処方してもらえますので、気軽に婦人科で相談してみてくださいね(o^―^o)