赤ちゃんの存在に気がついて病院へ行っても
心拍が確認できない場合は多々あります。
そんな時は、産科の先生が心拍を確認できそうな時期に合わせて
次回の来院日を決めてくださいますが・・・
この期間、ママとしてはドキドキ!
やはり心拍が確認できるまでは、手放しで喜べないですよね。
ここでは、
心拍が確認できるのはいつなのか?
おおよその週数と、
無事、心拍が確認できたあとの経過・出産までの流れ
また、ママが気をつけるべき注意点を紹介していきます。
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赤ちゃんの心拍はいつ確認できる?早い場合から遅い場合まで
心拍が確認できる時期、
- 早い場合で、5-6週目
- 遅くても、8-9週目頃に確認できます。
8-9週目となると、時期的には稀な状態で、
だいたい6-7週目頃を目安に確認できる事が多いです。
ただ、個人差もありますので、あまり神経質になるのは良くないです。
赤ちゃんと神様に任せて、出来るだけゆったりとした気持ちで待ってあげてください。
心拍確認から出産までの流れ
心拍が確認できれば、ひとまずホッと安心♪
けれども、出産まではまだまだ長い道のりです!
その後の流れを説明します。
赤ちゃん測定
心拍が確認できると、赤ちゃんの大きさを測定をし、出産予定日のおおよその時期が決まります。
妊娠初期の赤ちゃんはほとんどの場合、大きさが変わりませんので、
その数値から、妊娠をした日を遡って計算します。
正確な予定日は、9週目頃の赤ちゃんの大きさを計る事で修正されていきます。
つわり
妊娠すると心配になるのが「つわり」ですね。
早い方は妊娠した直後から始まりますが、5週目頃につわりが起こりはじめ、妊娠が発覚することが多いです。
症状としては、
吐き気・頭痛・胸やけ・胃もたれ感が一般的で、
他には、微熱・眠気など。
この時期、万が一ママがきちんとした食事を摂れなくなっても、
ママの体にある貯蓄された栄養を受けて赤ちゃんは大きくなっていきますので、あまり神経質にならないように。
食べれなくても大丈夫ですが、極端な体重減少や脱水症状には気を付けましょう。
何もかも食べれなくなってしまった時は、点滴で栄養補給をしてもらう事も出来ますので、産院で相談してくださいね。
つわりは、7週目頃にピークを迎える人が多く、
症状がひどい人には我慢・忍耐の時期になりますが、「時間が解決してくれる★」と大きな心で乗り切りましょう。
母子手帳
心拍が確認できた事で、胎児を授かったという証拠である母子手帳が配布されます。
産院からその証明書が発行され、自分の住所のある役所にて発行してもらえます。
また、その後の検診に利用できる受診券をもらえますので、無くさないようにしましょう。
赤ちゃんの検診だけでなく、自治体によっては、出産前に歯の検診を促す検診用無料券などを発行しているところもありますので、良くチェックしてください。
マタニティマーク
自治体で貰える場合と申請が必要な場合がありますが、母子手帳とともにマタニティマーク(ストラップ)が配布されます。
まだお腹の目立たない時など、お腹に赤ちゃんがいる事を周囲に知らせる事ができ、
周囲の人に気を使って頂けるように・・・という趣旨のマークですが、
最近では、マタニティマークを付けているからと言って必ず安全なわけではなく、
むしろマークを付けているからこその嫌がらせの事例も多く見られるようで、
使うか使わないかは自己判断になります。
なんとも悲しい世の中です。
おりものが増える
分泌液として増えて行く傾向にありますが、いつものおりものならば様子を見て構いません。
血が混じっていたり、白っぽいチーズのような状態だったり、いつもと違う臭いなどがしたら産院に相談しましょう。
『カンジダ膣炎』かもしれませんが、不潔にしていたワケでなくても、
膣内にいた菌が、免疫の衰える妊娠中に増殖して症状を悪化させてしまうことがあります。
放置しておくと症状は悪化するばかりなので、治療しましょう。
ホルモンバランスの変化
つわりもその一部ですが、軽い鬱のような症状や、いつもは許せる事が許せないなどの精神面から
肌の変化など体質の異変など、いろんな事に対して敏感になってしまいます。
あまり無理をせず、ゆったりと過ごせるよう心がけましょう。
心拍確認後の流産を防ぐ為にママに出来ること
心拍確認後に流産を防ぐために、
ママの出来る事、気を付けるべき事を紹介していきます。
- 激しい運動は控える
- オリモノに違いがないかチェックする
- 体を冷やさないように心がける
- 風邪をひかない、市販の薬は飲まない
- 仕事は無理のない程度にしておく
- 背伸びや飛び跳ねる行為など、腹筋や腰回りが圧迫してしまう動きは控える
- 温泉には長く浸からない
- 滑ったり転んだりしないように気を付ける
- あまりに重いものは持たない
要は、体調の管理は万全に!ということ。
極端な話、風邪をひいても、害の少ないお薬を処方してもらえますし、
少々飛び跳ねたくらいで、流産したりはしません。
ですが、少なくても安定期に入るまでは、赤ちゃんはまだまだ弱い存在。
念には念を入れて、赤ちゃんを守る心構えをしてください★
自分だけの身体ではないということですね。
最後に
妊娠が発覚し、心拍が確認できるまでも心配は尽きませんが、
その後も、無事出産を終えるまでは、気を付けなければいけない事がたくさんあります。
あまりに神経質になり過ぎるのは、かえって良くないのですが、
妊娠するという事は奇跡ですから、無事に出産を迎える為に、ママも気を引き締めて自己管理していきましょう。
もちろん、パパにもしっかりと協力してもらいましょうね!!