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ネギの緑の部分も食べなきゃ損!豊富な栄養素と効能・食べ方など

雑学

ネギの緑色の部分ってどうしていますか?

なんかヌルっとしていたり、固かったりするので、

スープのだしに使ったり、捨ててしまったりなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

なんてもったいない!

 

このネギの緑色の部分には、たくさんの栄養が含まれているのです。

緑の野菜には、栄養が含まれているイメージありますよね。

ネギも、白い部分と緑色の部分を使い分けることで、より適した栄養が得られるのです。

今回は、このネギの緑色の部分に注目してみました。

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ネギは緑の部分も食べられる!その栄養素&効果・効能

ネギの緑の部分は、白い部分に比べて太陽の光をたくさん浴びている分、栄養が豊富です。

ネギ自体には、ビタミンCやカルシウム、マグネシウム、アリシンなどが多く含まれていますが、

緑の部分には特にβカロテンが多く含まれています。

βカロテンと言えば緑黄色野菜に多く含まれることで有名で、強力な抗酸化作用を持っています。

 

βカロテンとは

体の中で1/3が小腸で吸収され、残りはビタミンA となり、ビタミンAとしての役割を果たします。

このビタミンAは、目のビタミンとも呼ばれていて、

暗いところで視力が著しく落ちる「とりめ」の予防に役立ってくれます。

そして、強力な抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防美肌効果も期待できます。

 

フルクタンにも注目

緑色の部分のあのねばねばした成分は、フルクタンと言う食物繊維の1つで、ネギの甘みの素となる成分です。

 

フルクタンは、免疫力向上作用を持つことから、風邪予防インフルエンザ予防に効果を持つと考えられています。

 

フルクタン&アリシンのW効果

ネギに含まれるアリシンという成分は、ビタミンB1の吸収を助ける働きもあり、そのビタミンB1は疲労回復効果もあるので、

フルクタンとアリシンを一緒に摂ることで、より風邪に打ち勝つ力となってくれるのです。

アリシンはネギの香りの素となる成分で、緑色の部分にも含まれますが、白い部分の方がより多く含まれています。

風邪予防やインフルエンザ予防の効果を期待するのなら、白い部分と緑色の部分を一緒に摂取する方がより効果的と言えますね。

 

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ネギの緑の部分の食べ方いろいろ

ネギの緑色の部分にも、しっかり栄養が含まれることが分かっていただけたと思います。

「これは食べなきゃもったいない!」

では、どのような摂取の仕方がより適しているのでしょうか?

 

やっぱり薬味!

 

緑色の部分も、白いところ同様刻んで薬味としても使えます。

ビタミン類など水や熱に弱い栄養素も多いので、刻んで生で食べることは栄養を取り入れる面で、とても効率の良い食べ方であり、食感や香りも一番よく感じられます。

昔から薬味として使われてきたのには、やはり理由があったのですね。

他には、緑の部分は少し香りが強く、消臭効果もありますので、

生姜やニンニクと一緒に、臭み消しとして下茹での時に使われたり、スープのダシとして使われたりすることも多いですね。

 

油とも好相性

ネギの緑色の部分に多く含まれるβカロテンは、脂溶性なので体に吸収されにくく、油と一緒に加熱する方が吸収は良くなります。

 

さらに、βカロテンはビタミンCやビタミンEといっしょに摂取することで、よりストレスに負けない体を作るのに役立ってくれます。

ネギの緑の部分を油で炒め、調味料と合わせ、ネギ味噌やソースとして使うことで、これらを一緒に摂取することが出来ます。

ちなみに、ビタミンCはブロッコリーやキャベツ、ビタミンEはナッツ類やカボチャ、ほうれん草、卵黄などに含まれているので、和えて食べるのも良いですね。

ネギは加熱することで失う栄養素もありますが、加熱することで臭みが減り甘みが増すので、

どの栄養素の力を借りたいのかによって、使う部分も調理の仕方も変えて活用してみてください。

 

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ネギの緑の部分の保存方法は?

ネギは、安い時にたくさん買っておいて刻んで冷凍しておくと、使いたい時にすぐに使えて本当に便利ですよね。

 

しかし、冷凍してしまうとやはり風味や栄養が損なわれます

風味がなくなると、薬味としては使えなくなってしまいます。

さらに、刻んだ際に水にさらしておくと、水溶性のビタミンやアリシンが流れ出てしまいます。

せっかくの栄養が流れ出てしまえば、単なる彩の存在になってしまいますので、

できれば刻む前に汚れを落とす程度に洗い、使うたびに刻むようにした方が、風味・栄養共に良いので出来る限りそのように使いたいものです。

もし多めに刻むときには冷凍はせずに、容器にキッチンペーパーなどをひき、水気を避けると少し保存期間は長くなります。

その際、キッチンペーパーは2日くらいで交換しましょう。

 

もし冷凍するなら

冷凍しない方が、栄養・風味的に良い事は分かるけれど、それでも冷凍の刻みネギはとても便利な存在です。

もし冷凍するならば、自然解凍をする、もしくはそのまま使う

電子レンジでの解凍は、なお栄養が減ってしまいますので避けましょう。

 

ネギの保存温度は0~2℃と言われています。

 

緑の部分と白い部分に分けてビニールに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

その際、新聞にくるみビニールに入れ、立てて保存するとなお良し♪

冷蔵庫での保存期間は大体1週間くらい、冷凍庫での保存は1か月くらいです。

 

地域性or各家庭での違い?

私の実家では、昔から緑の部分もいただく習慣があったので、白い部分と同様の使い方をしていました。

ですので、結婚当初、たまたま主人に料理を任せた際に、緑の部分がゴミ箱に捨てられていて衝撃を受けました。

理由を聞くと、「え?そこは捨てるところやろ?ウチの実家では捨ててるで!(関西人)」ということ。

いえいえ、私も関西人ですがカルチャーショックでした。

信じられなくて、ネットなどでも色々と調べたのですが、ネギの緑の部分を捨てている!という人の多さに驚きました。

もしあなたの家でもゴミ箱行きになっていたならば、ぜひぜひこれを機に、緑の部分も食卓の一員にしてあげてくださいね(*^^)v

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