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「怖い」と「恐い」の違いをバッチリ教えます!知ってスッキリ♪

雑学

自分はいつも「恐い」を使うけど・・・

人によっては「怖い」を使っている人もいる。

そもそもどんな違いがあるの?

普段は気にしないけど、なんだか今日は気になった★

 

おめでとうございます!

気になった時が知るチャンス♪

ここで正しく覚えてしまいましょう。

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『怖い』と『恐い』の違いとは!

『怖い』と『恐い』、普通に読めるけど・・・

はっきりと違いを説明できない方は意外と多いでしょうね。

なぜならば、、、

この二つの漢字は、同じ意味を持つ言葉『同義語』として扱われているのですから。

 

まずは、「怖い」と「恐い」について、

同じ部分と異なる部分をそれぞれ見ていきましょう。

 

<両方が持つ言葉の意味>

 

  • 対象に近づくと危害を加えられるのではないか、と不安になる
  • 自分にとってよくない事が起こりそうで、近づきたくない
  • 悪い結果がでるのでは?と、不安で避けたい気持ちになる
  • 不思議な能力がありそうで不気味である

 

このように、実際に何かしらの害や影響があった場合ではなく、

憶測や人の感情に伴って、自分自身に不安をもたらす・嫌悪を感じる時に使われる言葉です。

 

ではこの2つの漢字、どう違うのか比較してみました。

 

check-t07 怖い

 

  • 常用漢字である
  • 自分の気持ちや感情に伴う(主観的な心)
  • 物理的な対象にはほぼ当てはまらない
  • 単純な驚き、予想外な事柄への気持ちを表す

 

 

check-t07 恐い

 

  • 常用漢字ではない
  • 対象物(人の場合もある)が他人を怖がらせるような特徴を持つ(客観的な目線)
  • 正体を知っている対象にたいして対抗できない気持ちを表す
  • つつしみ深い、相手への謙譲の意味を持ち、使う事が出来る
  • 物事の程度が甚だしいという意味
  • 驚きの感情でも使われる

 

※常用漢字(じょうようかんじ)とは、

日常生活において、現代日本語を書き表す場合に使用する目安として、日本政府より選定された漢字

 

上記のように、

大きくは、常用漢字であるかないかの違いと、

『対象に対する恐怖(人への感情)が主観的か客観的か』という違いがポイントです。

 

まだちょっとわかり難いですよね。

では、それぞれの漢字の使い方を次の章で確認してみましょう。

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【怖い】はどんな時に使う?使い方の例

「怖い」は、具体的な対象ではなく

抽象的な心情で使われる場合や、良く分からない対象や事柄に対して不安を感じている場合に使われます。

また単語の前に形容詞を付ける事で、その対象に不安を示す文章に。

 

  • わたしは夜道が本当に怖い
  • あの廃墟はなんだか怖い
  • 彼は○○がどうしても怖い
  • ここよりもあの場所が怖い
  • この空気が無性に怖い

 

ちょっと怖い/まだ怖い/だって怖い/内心怖い/さぞ怖い/むしろ怖い

たいへん怖い/じつに怖い/無性に怖い/どうも怖い/あそこは怖い

カラスが怖い/お化けが怖い/水が怖い/見かけが怖い/鬼が怖い

怖い目にあう/怖いから近づきたくない/怖い人/怖い姿/怖い思い出

など。

 

このように、

使う本人(自分)が対象をどのように感じているかを示すことが多く、

実際にその対象がどのような害があるのか、という事はあまり関係ありません。

 

  • 怖いもの知らず…自信に満ちて何も恐れない有り様

例:若さゆえに怖いもの知らずだ

 

  • 怖いものなし…恐れるものがなく、勝手気ままに振る舞える事

例:この世に怖いものがないような生き方だ

 

  • 怖いもの見たさ…怖いものは好奇心に駆られて余計に見たくなる事

例:怖いもの見たさで屋上から下をのぞき込む

 

このようにひとつの文章として使われる事もあります。

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【恐い】はどんな時に使う?使い方の例

まずは例から紹介します。

 

  • 恐ろしくなって逃げだした
  • 鬼のように恐ろしい顔になった
  • 毒を持つクモは恐い
  • あの人はとても恐い人だった
  • 母はとても恐い顔をしていた…怒っているのだろう
  • 恐ろしく大きい
  • 習慣とは恐ろしいものだ

 

このように対象がはっきりしている事が多く、

対象に対しての知識があるが関わりたくない、もしくは不安を感じさせられるといった、客観的な嫌悪を表すことが多いです。

また、物事の大きさを抽象的に表す場合にも使われます。

 

さらに、『恐い(こわい)』という漢字は、『恐ろしい(おそろしい)』とも読むことができますが、

この言葉はそれぞれ全く違う意味を持ちます。

参考までにいくつか例文を挙げてみますね。

 

恐れ多い:尊敬する人などに対して、失礼になるので申し訳ないと思う事

例:恐れ多い事ですが、一言申し上げます。

 

恐れ戦(おのの):恐ろしさの為に体が震える

例:一連の事件に住民は恐れ戦いている。

 

恐悦至極(きょうえつしごく):かしこみ喜ぶ、相手の好意に大変喜び感謝する

例:このたびはこのような賞を頂き、恐悦至極でございます。

 

この漢字は古くから嫌悪の感情だけでなく、相手を敬ってかしこまる言葉に用いられます。

 

最後に

いかがでしたか?

「恐い」と「怖い」の違い、なんとなくイメージできましたか?

日常生活ではとくに厳しく使い分ける必要はありませんが、

それぞれの漢字の意味を意識して使い分けることができると・・・

ちょっとカッコいいのでは(o^―^o)?

 

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