周りの子に比べてウチの子は身長が低い。
遺伝だから仕方ないか…
と諦めモードのお母さん!朗報です♪
身長は遺伝だけでは決まりません。
昔から「よく食べ、よく遊び、よく寝る」子は元気に育つ!
と言われてきましたが、実はこれ、とても理に叶った重要な3項目だったのです。
身長と深い関係を持つこの3項目と共に
身長を伸ばすために、中学生のうちにしておきたいことを紹介します。
中学生の時にしておきたい!身長を伸ばす方法とは?
まずは冒頭で紹介した、「よく食べ、よく遊び、よく寝る」の3項目について
身長との関係性をみていきましょう。
[su_box title=”質の良い睡眠で成長ホルモンを分泌させるべし” box_color=”#c881ae” title_color=”#ffffff” radius=”6″]
女性にはなじみが深い、睡眠のゴールデンタイム(22時~2時)ですが、
小学生、中学生の成長期にもとても重要な役割を果たします。
このゴールデンタイムに成長ホルモンが分泌されるのですが
精神的ストレスや熟睡できない環境、睡眠時間が短いとこ、のホルモンはうまく分泌されません。
しかも大人になるにつれ、骨端線(こったんせん)と呼ばれる軟骨部分が減っていくのですが、
ここは骨の成長の余地部分なので、この部分が無くなると身長が伸びなくなってしまいます。
体が成長しやすく、骨端線がしっかりとある中学生頃までの時期は、身長を伸ばす大チャンスとも言えるでしょう![/su_box]
[su_box title=”バランスの良い栄養で丈夫な骨を作るべし” box_color=”#c881ae” title_color=”#ffffff” radius=”6″]
これは「身長を伸ばすため」というよりも、まずは根本的な「体が成長するために最低限必要な栄養を摂取する」という目的があります。
バランスの良い栄養がないと、成長ホルモンの分泌が減ってしまいます。
そして、「成長期の身体に栄養が十分に行き渡らない」という事は、成長自体を妨げてしまうことになるのです。
身長を伸ばすために、身体を充分育てていくために必要な栄養やおすすめの食べ物は次章で紹介します。[/su_box]
[su_box title=”適度な運動で骨を強くしていくべし” box_color=”#c881ae” title_color=”#ffffff” radius=”6″]
適度に動くことで骨を刺激したり、栄養を身体全体に行き渡らせる力が活発になります。
また適度な運動はストレスを発散し、成長ホルモンの分泌を促すとともに、
食欲が増えたり、質の良い睡眠へ生活のリズムを整えやすくしてくれるのです。
疲れすぎるくらいの過剰な運動や、年齢の早い段階で筋肉を鍛えすぎると逆効果になり、
身長を伸ばす、身体を成長させる効果が減ってしまうので注意しましょう。
特に過剰な筋トレは、骨格が成長しきっていない状態なのに筋肉で固めてしまうので、体格形成がしにくくなってしまいます。
また筋肉が多すぎると、骨が伸びようとするのを邪魔してしまうので、身長が伸びにくくなるという説もあります。[/su_box]
身長を伸ばすために!食べておきたい食べ物は?
身長を伸ばすために必要なのは、骨を丈夫にするというよりは
むしろ成長ホルモンをより多く分泌する事でしたね。
では成長ホルモンを分泌させるためには、どのような栄養素が良いのでしょうか。
しじみ
成長ホルモンを増大させてくれる「オルニチン」という成分が豊富に含まれています。
これはアミノ酸の一種で、成長ホルモンを合成・放出する力を備えています。
また、身長を伸ばすサプリにも配合されている「アルギニン」の効果をアップしてくれるのも嬉しいですね。
それ以外にも、
- 筋肉の強化
- 免疫機能や肝機能の強化
- 基礎代謝の増加
- 脂肪を減らす
など体に良い事はたくさんなのです。
しじみを冷凍する事でさらに4倍のオルニチンの量へ増加しますので、新鮮なしじみを一度凍らせてから食べるというのも手ですね。
ちなみに、中高生以上に推奨されたこちらのサプリにも、アルギニンがしっかりと配合されています。
チーズ
オルニチンの働きを良くするアルギニンが多く含まれています。
バランスよく両方の栄養を摂取する事で相乗効果が生まれ、より高い働きを期待できるでしょう。
卵、大豆、肉、魚など
良質なタンパク質は体を作るために欠かせません。
しっかりと摂取しないと、成長過程に必要な身体を作る栄養が不足してしまうので
ダイエットなどで食べない状況が続くと、体調不良などに繋がることにもなります。
乳製品や魚介類
カルシウムを摂取する事で、丈夫な骨を作るとともに骨の成長にも繋がります。
骨が伸びる事で身長ももちろん伸びていきますが、スカスカの骨にならないように充分に摂取が必要なのです。
緑黄色野菜など
豊富なミネラルやビタミンを摂取する事は、カルシウムなどの吸収を助ける事になります。
小松菜やほうれん草、ケール、ブロッコリーなど、カルシウムも同時に摂取できる食材は特に毎日でも食べて欲しいですね。
身長を伸ばすためのストレッチとは!
そもそもストレッチをすることでなぜ身長が伸びるのか、ということです。
その理由とともに簡単なストレッチを紹介していきます。
リラックス効果
ストレスや緊張をほぐす事で、ホルモンの分泌を安定させてくれます。
寝る前にリラックスする事で交感神経と副交感神経のバランスが整い、
より良い睡眠が取れ成長ホルモンが多くなりますので、寝る前の軽いストレッチはおすすめです。
疲労回復
こちらもホルモンの分泌にに影響があります。
成長ホルモンは身体の成長全体に使われるので、疲れたままの状態で寝ると身長アップではなく体の回復を優先してしまいます。
まずはストレッチで体の疲れを取っておく必要があるということです。
新陳代謝を良くする
新陳代謝が活発なら、骨や身体の成長が早くなります。
中学生は元々その成長段階にいるので、さらにパワーアップした効果が期待できますね。
身体のゆがみや骨のゆがみを正しく戻す
猫背や骨のゆがみは身長を低い状態で保つようになってしまう・・・という事以外にも
骨や身体の成長を妨げる原因になってしまいます。
伸びようという力も、正しくまっすぐ発揮できなければ伸びないままになってしまうので
ストレッチで正しい骨や姿勢に矯正します。
身長を伸ばすストレッチ
体を伸ばす
寝ている間に縮こまった筋肉をほぐし、ゆがみを整えます。
深く大きな呼吸を意識して、酸素を体全体に送るイメージで行いましょう。
- 仰向けになり両手を頭の上に伸ばす。
- 両手を組んだ後、手の甲が頭側に来るようにする。
- 手の先を見るように首を上に伸ばし、つま先も伸ばす。
- 一呼吸置いて全身の力を抜く。
寝起きにのび~っとするとすごく気持ちよいですね。
あの状態のストレッチバージョンだと思ってください。
ただの「のび~」にちょっと付け足すだけで体のほぐれがアップします。
ぶらさがり
昔からぶら下がり健康機と呼ばれる器具があるくらいです。
ただぶら下がるだけなので簡単ですね。
家にぶら下がる場所がない人は、公園や学校の鉄棒で!
上から地面にかかる重力に耐えている背骨は、常に圧がかかっている状態なので、ぶら下がる事でその圧から解放されます。
足首や膝を回す
太い血管のある場所をほぐしてあげることで血流が良くなり、
酸素も栄養も充分に体へ行き渡らせます。
他にも肩甲骨や首を大きく回すことも効果がありますよ。
さいごに
身長を伸ばす方法!
意外と身近に出来ることがたくさんあるのですね。
もちろん、どの方法もすぐに結果が出るわけでなく、継続する事が大切になります。
出来るだけ早く始める方が少しでも有利なので、生活習慣や食事など改善できることからすぐ始めてくださいね。
お母さんの協力とお子様本人の努力が必要ということになりますね。
ただ偏食などの難しい問題がある場合は、サプリなどを上手に利用するのも一つの手です。
「どうしても!」と躍起になるとストレスになりますので、気軽に取り組んでみてくださいね。