ぐるり360度、どこを見ても絶景をながめることができる天然の展望台。それが熊本阿蘇の「大観峰(だいかんぼう)」です。
阿蘇北外輪山の最高峰(標高936m)に位置し、阿蘇五岳からくじゅう連山が一望できる最高のビュースポットです。
そんな大観峰から拝む初日の出はどれほど美しいことでしょうか?
今回は熊本阿蘇の2022年大観峰の初日の出の
・初日の出の案内
・混雑込み具合を例年から予想
・駐車場と料金は?臨時駐車場はある?
・アクセスは?電車やシャトルバス情報
をお伝えしていきたいと思います。
2022年の大観峰の初日の出はいつ?時間は?
時間:近年の過去3年は午前7:15頃でした。
2022年の1月1日も大体この時間あたりになるのではないでしょうか。
2022年初日の出の大観峰の初日の出の案内
大観峰入り口には「大観峰茶店」があります。駐車場のすぐ横にありお土産、食事、トイレ、休憩所などが利用できます。大晦日から元日にかけては臨時営業しているそうです。
例年は焚火も用意してくれているそうですが、コロナの影響で2022年もしてくれるかはわかりません。現在の感染状況はだいぶ落ち着いてきているのでこのままなら例年通りになる可能性は高いのではないでしょうか。
初日の出を見るには大観峰茶店から徒歩で大観峰展望所へと向かいます。遊歩道を歩いて約7分ほどですが、かなり急な傾斜のようなので足元に気を付けながら頑張ってのぼってください。
靴は歩きやすい運動靴などが望ましいです。ヒールで行くと後悔するハメに・・・。
標高も高い山の上ということで寒さも厳しいと思います。手袋、マフラー、カイロなどしっかり防寒対策をしていくこともおススメします。
日の出から明るくなり始めたころには全体が見渡せるようになるので、眼下の絶景を堪能してみてください。展望所から見る景色も遊歩道から見る景色も美しい光景が目に飛び込んできます。
展望所周りには石碑や観光客用の阿蘇カルデラ(火山噴火で火口が陥没した地形)の案内板などもあります。明るくなってからそちらもぜひ見てください。阿蘇カルデラの歴史なども知るとより一層、風景に魅力を感じるでしょう。
2022年初日の出の大観峰の混雑混み具合を例年から予想!
ギリギリの時間に到着するのはあまりおすすめできません。
日の出時間が近づくにつれ続々と人も車も集まってくるので少し余裕をもって出かけるほうが無難でしょう。ほとんどの方が車で来るので、駐車場の手前の道から大渋滞が始まります。駐車場内もごった返すでしょう。
早い方は1、2時に来て車の中で仮眠を取る方もいます。その辺はそれぞれの都合もあるので自由ですが早めに着いていた方が安心はできます。日の出時間が7時15分前後だと思うので落ち着いてみようと思えば4時くらいには到着していた方が渋滞に巻き込まれずに済みそうです。
しかし、すでにそこそこの台数はとまっていると思います。
2022年初日の出の大観峰の駐車場と料金は?臨時駐車場はある?
普通車38台、大型バス10台ほど
・もう1つのエリアの駐車場
普通車90台ほど
・手前にも20台ほどのスペースがあります。
※いずれも駐車料金は無料です。
2022年初日の出の大観峰のアクセスは?電車やシャトルバス情報
☆残念ながら例年、初日の出に間に合う時間の交通機関(電車・バス)はないそうです。
【車】
・福岡(博多駅)から 高速で約2時間・下道のみで約2時間45分
「高速ルート」
博多駅→(2.9㎞)→半道橋出入口(福岡高速環状線)→大宰府IC(九州自動車道)→
鳥栖JCT(大分自動車道)→日田IC→日田インター入口→大宮(国道212号線)→
松原ダム入口(日田街道)→大観峰
「下道ルート」
博多駅→半道橋2丁目(県道553号線)→国際線南口(国道3号線)→久光橋(国道386号線バイパス)→大宮(国道212号線)→松原ダム入口(日田街道)→大観峰
・大分駅から 下道で約2時間弱
大分駅→加納西(県道56号線)→飛田川(国道57号線)→笹倉(県道40号線)→
ミルクロード→大観峰
・熊本駅から 下道のみで約2時間
熊本駅(県道22号線)→保田窪本町(県道103号線)→ミルクロード入口(県道339号線)→ミルクロード入口(豊後街道)→大観峰
(NAVITIME参照)
【電車・バス】初日の出は無理ですが参考までに!
・大分駅から 約4時間30分
大分駅→徒歩3分→要町(高速バス・やまびこ号)→阿蘇駅か宮地駅へ
→(両駅共通)九州産交バス・阿蘇駅前―阿蘇医療センター(今町経由)
はな阿蘇美入口→降りて徒歩85分⁈(えっ⁈)→大観峰
・熊本駅から 大体3時間45分
熊本駅→JR九州横断特急で阿蘇もしくは高速バス・やまびこ号(大分県庁正門前行)
→阿蘇駅→あとは大分駅からと同じ
・博多駅から
博多駅から新幹線で熊本駅からは同上です。
いずれにせよ、『徒歩85分』はチャレンジできる方のみですね。ハイキング目的なら綺麗な景色を見ながらもいいかもしれません。
最後に
大観峰の2022年初日の出。晴れることを祈るのみですね。
運がよければ雲海も同時に見られる時があるのだそうですが、条件が揃わないとなかなか難しいとのことです。
素晴らしい初日の出を見ながらよい年を迎えましょう。