日本最古の神社の一つとして知られる宗像大社。2017年に世界遺産に登録されたのも記憶に新しいですよね。
そんな宗像大社には九州に住んでいる方だけでなく全国各地から毎年約10万人もの人が初詣に訪れます。
新型コロナウイルスの感染状況も徐々におさまりつつある中、今年こそは初詣に出かけたい!!と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2022年版 宗像大社初詣の
・祈祷時間と参拝時間
・混雑や混み具合予想
・駐車場と料金 臨時駐車場情報
・アクセス 電車やシャトルバス情報
・幸先詣(さいさきもうで)
についてまとめていきたいと思います。
2022年の宗像大社のご利益と神宮案内
宗像大社の御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の子どもである三女神であり、
沖ノ島の中津宮、大島の中津宮、宗像大社境内の辺津宮にそれぞれ田心姫神(たごりひめのかみ)、瑞津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られています。
宗像三女神は日本書紀の中で「道主貴(みちぬしのむち)」と記されていて、「道」を司る最高神として崇拝を集めていました。
そのため、宗像大社は「交通安全」にご利益があると言われています。
また道は、花道や茶道、学問の道などの広い意味での道も含みますので
交通安全のほか、商売繁盛や学業成就にもご利益があると言われています。
ちなみに、大島にある中津宮と大島から拝める沖ノ島の中津宮遙拝所まで行くことができないという方でも、辺津宮の拝殿・本殿と、第二宮、大三宮にお参りすると、宗像大社の三宮全てにお参りしたことになるそうですよ。
2022年の宗像大社の祈祷時間と参拝時間は?
宗像大社のうち最も大きい宮である、辺津宮の祈祷時間と参拝時間について見ていきましょう。
〈祈祷時間〉
●受付時間 午前9時〜午後5時
※正月の開門・閉門時刻(12月31日~1月4日)
12月31日は大祓式が午後3時から行われ、その後除夜祭となります。
正月三ヶ日については、24時間祈祷が受け付けられています。
●初穂料 5,000円〜
〈参拝時間〉
●開門時刻
・午前9時
●閉門時刻
・午後5時
※正月の開門・閉門時刻(12月31日~1月4日)
12月31日は午前9時に開門し、そのまま除夜祭〜正月三ヶ日は24時間開門しています。
1月4日からは通常通り午前9時開門〜午後5時閉門に戻ります。
2022年の宗像大社の混雑混み具合を例年から予想!
結論から言うと、12月31日〜1月3日は超混雑します。特に12月31日のカウントダウンは多くの人で境内はパンパンです。
混雑が苦手な方は、年末〜正月三ヶ日を避けて参拝するか、もしくは比較的空いている深夜帯を狙って参拝するのがオススメです。
深夜帯に参拝される方は十分に防寒対策を行なっていってくださいね。
2022年の宗像大社の駐車場と料金は?臨時駐車場はある?
多くの方が訪れる宗像大社には大きい駐車場があります。ただし、初詣は大半の方が車で行くため非常に混み合います。
周辺では初詣期間のみ臨時で駐車場を開放してくれるようですので、事前に情報を確認して混乱しないようにしましょう。
〈宗像大社駐車場〉
●第一駐車場
・駐車可能台数:700台
・駐車料:無料
●第二駐車場 ※拝殿・本殿に最も近い駐車場
・駐車可能台数:200台
・駐車料金:無料
●第三駐車場
・駐車可能台数:100台
・駐車料金:無料
〈臨時駐車場〉
●玄海コミュニティセンター
・住所:福岡県宗像市牟田尻1601
・駐車料金:無料
・宗像大社までの距離:徒歩約20分
●宗像終末処理場
・住所:福岡県宗像市田熊1373
・駐車料金:無料
・宗像大社までの距離:徒歩40分
2022年の宗像大社のアクセスは?電車やシャトルバス情報
宗像大社へのアクセスをご紹介します。最寄駅からは距離がありますので最終的にタクシーを利用したいところですが、道がとても混むので利用についてはよく考えたほうが良さそうです。
〈電車・バス〜タクシーを利用の場合〉
●福岡空港から
・ 経路:福岡空港 ―(地下鉄)→ JR博多駅 ―(JR鹿児島本線)→ 東郷駅 ―(タクシー)→ 宗像大社
・ 所要時間:約50分
・ 料金:約2,500円
●北九州空港から
・ 経路:北九州空港 ―(リムジンバス)→ JR小倉駅 ―(JR鹿児島本線)→ 東郷駅 ―(タクシー)→ 宗像大社
・ 所要時間:2時間
・ 料金:約3,000円
〈タクシーを利用の場合〉
●福岡空港から
・ 所要時間:約1時間
・ 料金:約1万円
●北九州空港から
・ 所要時間:約1時間
・ 料金:約2万円
※いずれも通常参拝時の時間・料金ですので年末年始は混雑状況によって大きく変わる可能性があります。
〒811-3505
福岡県宗像市田島2331
2022年の宗像大社は幸先詣(さいさきもうで)もおすすめ!
幸先詣とは、年明けではなく年内に参拝を済ませ「幸先の良い」新年を迎えることを言います。
昨年は12月1日〜2月末までを新年として幸先詣が可能でしたので、今年もその期間で参拝することができる可能性が高いです。
詳しくは、宗像大社のホームページで確認しましょう。
最後に
昨年はコロナで初詣も自粛した方もいらっしゃるかもしれません。今年こそは感染対策をしっかりしつつ家族みんなで楽しい年末年始を過ごせるといいですね。