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生け花の流派 有名どころ一覧!それぞれの特徴や違いについて紹介

雑学

生け花の流派は全国にありますが、

公に名を広めている流派もあれば、多くは語らず活動している流派もあり、簡単には数えきれないほどの数になります。

今回は有名どころの流派を抜粋し、各流派の特徴や違いを紹介していきたいと思います。

 

※専門家ではないので、ザックリとした紹介になっていますが、

これから生け花を初めてみよう・・と思う方の参考になれば幸いです<(_ _)>

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生け花の流派!有名どころ一覧

ここでは各地の流派名と家元のお名前をいくつか紹介させて頂きます。

各流派の特徴については次の章にて。

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生け花 流派の特徴

ここでは、上で挙げたいくつかの流派の特徴を見てきたいと思います。

それぞれの家元が考える、

『生け花とはなにか』

『生け花を通して表したい事柄』を比べていきますね。

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reten05-003 いけばな雪舟流

いける人の個性・いける花の個性・いける空間の個性を融合させることで、より魅力的で美しい作品を生み出す。

『極限まで削ぎ落とすことで、究極の美が生まれる』

時代が進むにつれ、花を多用した派手な作品に人気が集まった事を疑問に思い、シンプルで簡素な美しさを生み出そうとする。

『花をいけるのではない、空間をいける』

花をいける行為にだけ意識をとらわれるのではなく、空間芸術としての側面を強く打ち出し、

作品の美しさだけを見るのではなく、鑑賞者の視線を意識し、向き・距離・角度などの空間も意識する事を掲げる。

 

 

reten05-003 池坊鳳秀流

『花の持つ自然の安らぎ 心を癒し、生活に彩りを』

楽しむ事を基本とし、花で生活を彩る事で、日々のストレスを癒し、生活に潤いを与える。

花の色・香りを全身で感じる事で心の豊かさを作り出し、余裕のある暮らしを提案する。

流派にとらわれないいけばな専門塾を開講中。

 

 

reten05-003 華道映月松風流

初代家元が、各書籍や新聞各紙でコラムを精力的に執筆し、いけばなの家庭への普及に努める。

昭和初年から東京都内でいけばな教室を開き、国外での活動も多く行われた。

現在は2代目家元の長男が3代目家元として引き継いでいる。

定期的に会報を発行するなど、いけばなの普及に今も力を注ぐ。

 

 

reten05-003 古流松藤会

250年もの昔からある歴史ある流派であり、伝統と個性の美を追求しつつ、その時代に合わせた現代華を継承している。

日本各地に60もの支部を置き、海外でも文化事業活動を行っている。

生け花は『生活の中で生まれ発展していった文化』として考え、

花に触れる事で新しい自分を見つけ、その生活を豊かにするという考えを持つ。

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生け花の流派の違い

流派それぞれに特徴や理念がありますが、どのような点で違いが表れてくるのでしょうか。

3組の流派を元に紹介してみますね。

 

池坊 本格的に花道を学び、資格などを取る事で極めていく流派
草月流 特に形式にとらわれず、個人の個性を活かす事で、自由に楽しむ流派
小原流 多種多様な表現方法を用いて、盛花や生活空間に活かす生活密着型の流派

こうしてみるとわかるように

もし今から生け花を学びたい・・・と思う時には、

『どのような目的で生け花を始めたいのか』という事がポイントになります。

本格的に、または趣味として、など自分のモチベーションと相談して、自分に合う流派を探して見るといいですね。

ちなみに、お稽古や教室などの月謝・費用に関してですが、それほどの格差はないです。

 

最後に

上の章で3組の流派を挙げさせて頂きましたが、

この流派が元となっているお稽古場や教室は各地にあり、それぞれ異なる特色を持ちます。

ですから習う場所を決める前に、イベントや個展などを観に行って、その流派に触れてみる事もお勧めです。

実際に、作品の雰囲気や微妙なニュアンスを感じておく事で、自分に合う流派・先生を見つけやすくなりますよ。

生け花はいくつになっても始める事ができ、長く続けられる習い事です。

どんどん極めていくことが出来るほどの奥の深さも魅力ですよね。

ぜひ自分にピッタリの先生に出会い、お花のある生活を楽しんでくださいね。

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