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おたふく風邪の治療方法とは!治療期間や食べ物(食事)について

雑学

最近、友人の子供が「おたふく風邪」になり、「高熱が出て大変」と聞きました。

なんでも、腫れている部分を触っても触らなくても痛がっていて、かかってしまった本人も看病する家族も辛い時間を過ごしているそうで。

「おたふく風邪」は、「水疱瘡(みずぼうそう)」や「はしか」と同じように、子供の頃に誰でも1度はかかる病気だという認識で、あまり怖い病気のイメージはなかったのですが、小さい子どもや年配の方など、免疫力や体力が低い方がかかると、脱水症状や他の合併症を引き起こす可能性もある怖い病気だということを知りました。

ウチの子供達はまだかかっていないので、いざかかった場合に慌てること間違いなし!

ということで、ここでは「おたふく風邪」にかかった場合、どのような治療をするのかについてまとめてみました。

※正しい情報を!と真剣に調べておりますが、私は医師でも専門家でもありませんので、専門性を求める方はスルーしてください。素人だけに、素人目線でわかりやすくまとめています。

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おたふく風邪の治療ってどんなもの?

さっそく残念なお知らせなのですが、「おたふく風邪」に効果のある薬は今のところなく、基本的に対処法になってしまいます。

つまり、【その時の症状に応じて薬が出る】以外には、安静にして体力を回復させる事で治療していくしかありません。

ですのでここでは、おたふく風邪の時に処方されることの多い薬や、対処・治療法について紹介しますね。

発熱や痛みへの処置

解熱鎮痛剤を使うことがあります。

内服薬や座薬などがありますが、飲み込めるかどうか、痛みの度合いに応じてお医者さんと相談すると良いですね。

人にはもともと持っている免疫機能があるので、高熱や激しい痛み、腫れがあり、何ともならないような必要な時だけ使う事をおすすめされるかと思います。

患部を冷やす

炎症で腫れて熱を持ってしまったり、痛みがひどくつらい時には、患部を冷やす事で熱を発散し痛みを和らげましょう。

保冷剤などを使いますが、肌を傷めないように肌触りの良いタオルやハンカチなどで包むと良いですね。

氷でも構いませんが、重さがかかったり角が当たると痛いので、軽い物の方が良いでしょうね。

また、氷を直接肌に当てると肌を傷めて炎症を起こすことがあるので、タオルなどでくるむことを忘れないようにしてください。

脱水症状に注意する

  • 高い熱が続き汗をかく
  • 熱を発散させるために体内の水分を使う
  • 食事がまともに食べられない
  • 水分を十分に摂れない

これらの要因が重なると、脱水症状を起こすことがあります。

スプーン1杯のお水をこまめに摂取させるなど、工夫してあげてください。

安静にする

ゆっくり休んで体調を整える!これが一番の治療になります。

無理に体を動かす事はもちろん、痛む患部を無理やり触るような事は絶対にしないでください。

炎症をが悪化すると痛みが増えるだけで、良くなる事はありません。

腫れが気になってついつい触ってしまいそうな時は、保冷剤などをハンカチで包んで患部につけたまま、さらに大き目のハンカチで固定してしまいましょう。

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おたふく風邪の治療期間はどれくらい?

治療期間は、症状の程度によって変わってきます。

もちろん軽ければ軽いほど治療期間も短くなりますが、おおよそ典型的な状態の期間を紹介します。

初期症状

おたふく風邪の初期症状としては、首の痛みや腹痛・倦怠感などの症状が起こる場合がありますが、基本的には気づきにくく、腫れが出始めてから気づくことがほとんどだと言われています。

ちなみに、潜伏期間はおよそ10~20日と長いです。

詳しくはこちらも参考にされてください。

>おたふく風邪の初期症状はどんな感じ?本格的な症状と完治までの期間

症状が現れてからの期間

最初に首のリンパ線が腫れてきます。

耳下あたりのあごから首付け根あたりに出てくる腫れは、リンパ線がコリコリとして、触ると痛みを伴います。

また、37℃~38℃ほどの熱が出て、だるさや食欲不振、吐き気などが出る事がありますが、個人差もあり、40℃近い高熱が出る場合もあるそうです。

冒頭でお話しした友人の子供も39℃程度の高熱が出たと聞きましたが、高熱が出る割合は低いそうです。

熱や腫れは、発症から3~4日すると落ち着いてくる場合がほとんどで、一般的には2週間程度以内には腫れは治まってくると言われています。

また、おたふく風邪には出席停止期間があり、腫れが出始めてから5日間を経過し、体調が良好ならOK】になります。

腫れはまだ完全に治っていなくても、上の条件を満たせばOKということです。

 

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おたふく風邪で食欲低下したら何を食べさせればいい?

おたふく風邪にかかると、耳下線という耳の下あたりが炎症を起こして腫れ上がります。

そこは唾液を出す機能があるため、口を大きく開けようとしたり、唾液を出そうとするとひどい痛みに繋がるので、食べる事ができなくなるのです。

でも食べないと抵抗力が落ちて新たに風邪をひいたり、合併症なども心配になってきますし、脱水症状にも注意が必要です。

そこで、体力を回復させるためにも、おすすめの食べやすいメニューを紹介します。

噛まなくて良いモノ

スープやジュースなど、飲み込みやすく高カロリーな物を選びましょう。

水分をたくさん摂る事で脱水症状を防げます。

ストローなどを使ってゆっくりと飲むと痛みが軽減されますが、それでも痛い時はスプーンで少しずつ飲ませてあげてくださいね。

刺激のないもの

刺激を連想させるものだと、唾液が分泌されやすくなるので注意が必要です。

梅やレモンを思い出すだけで唾液が出る、あの状態ですね。

風邪の際などは、梅やレモンは良しとされますが、おたふく風邪の場合は控えた方が良いようです。

もちろん炭酸など直接刺激のあるものもダメですよ。

薄味にする

濃い味のものは唾液の分泌を促し、また喉が渇くので悪循環になってしまいます。

薄味のスープに野菜を煮込んで、噛まずに飲み込めるくらい煮込んでおくと、栄養補給にもなるのでおすすめですよ。

おかゆや雑炊など

痛いけどお腹が空いた時にはおかゆがおすすめです。

症状の度合いにもよりますが、ちょうどいい固さまで煮込んで卵を溶いていれる事で、お腹も満たされ、気持ち的にも元気が出るものです。

卵は飲みこみやすいように塊にはせず、細目に入れると食べやすいですよ。

豆腐やプリンなど

高カロリーですが、噛まずに飲みこめるおすすめの食材です。

口をあまり開けなくても食べられ、甘さやほんのりと味を感じる事で、空腹を満たし元気がでますね。

 

おたふく風邪は意外と強敵

【関連する記事】

>おたふく風邪 に感染?潜伏期間は?予防策と感染力はいつまで続くか

今回たっぷり「おたふく風邪」のことを調査し、自分の認識の甘さを実感しました。

まずは感染力の強さ、人によっては重症化することも珍しくない・・ということ、また、おたふく風邪が原因で難聴になる子が毎年5000人程度もいるということ。

おたふく風邪には明確な治療法がなく、安静にし、熱や痛みがひくのを待ち続けるしかありません。

どうしても痛む時は無理をさせず、解熱鎮痛剤を上手に使って、食事や水分をこまめに摂れるようにしてあげるのが良さそうですが、これはお医者様とご相談ください。

どちらにしても、たかが「おたふく風邪」と侮らず、ちゃんと受診して確実に治していきたいですね。

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