ウチの娘は現在3歳。
お約束の様に、やっぱりお姫様に憧れています。
フリフリの洋服が好き♪
キラキラのおもちゃのネックレスが大好き♪
そしてコテコテのお肉が大好き…(汗)
お肉を食べる時の顔は、お姫様からはかけ離れた顔をしているのに、将来はプリンセスになると断言しております。
子供って色んな意味でスゴイですよね。
そしてそんな女の子のお祭りが【ひな祭り】。
ひな人形を飾って、ひなあられを食べるだけではちょっと淋しいので、料理もそれなりに雰囲気のあるものにしてあげたい!
ということで今回は、女の子の日『ひな祭り』の料理について、由来や意味も交えながら紹介していきます。
ひな祭り料理の意味と由来
ひな祭りには、子供の健やかなる成長を願いつつ、女の子が好きそうな可愛らしい色の料理が風習として受け継がれています。
一つずつ紹介していきます。
白酒
平安時代の曲水の宴(きょくすいのうたげ)では、厄除け効果のある桃の花弁を漬けた「桃花酒」が飲まれていましたが、、江戸時代からは白酒が親しまれてきました。
しかしながら、子供にお酒を飲ませるわけにはいかないので、現在ではノンアルコールの甘酒が基本ですね。
ちらし寿司
色鮮やかなちらし寿司は、祭りの時に欠かせない料理です。
蓮根は見通しが良いように、豆は仕事に家事にと何でもまめにできるように、海老は長生きができるようにと言う意味で、ちらし寿司に入れられています。
菱餅
まず菱餅の色にも意味があります。
[su_note note_color=”#faf6d4″]
赤:厄除け・桃の花の色
白:純白・残雪
緑:草木の芽吹き・健康・長寿[/su_note]
ひし形という独特の形については色んな節がありますが、大地や心臓、宮中の料理を表しているなど諸説あります。
はまぐりのおつゆ
はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でないとピタリと合いません。
そのことから、良い夫婦の縁に巡り合い、一生その人と添い遂げられるようにという願いが込められています。
ひなあられ
ひな祭りの伝統の和菓子ですね。
餅に色を付けて砂糖を絡めて炒って作ります。
桃色は桃の花から生命を表し、緑色は木々の芽、白は雪を表しています。
菱餅の意味と同じということになります。
でんぷん質は、体を元気にします。
元気に育ってほしいと願い食べられているそうです。
そもそもひな祭りとは何?意味と由来は?
『ひな祭り』とは、女の子の健やかな成長を祈願する行事です。
その際に飾る『雛人形』は、女の子に降りかかる災いを身代わりとなって受けてくれるとされています。
では、『ひな祭り』はどのように始まったのでしょうか。
「上巳(じょうし)の節句」が、『ひな祭り』の起源と言われています。
「上巳」とは、3月上旬の巳の日という意味です。
中国で300年ごろの「上巳」の日に行われていた「上巳節」が遣唐使より日本に伝えられました。
「上巳節」とは、季節の節目には邪気が入りやすく体調を崩しやすい、何か悪いことが起こると考えられており、その厄払いのために、川の水で体を清め、穢(けが)れを流して厄を祓(はら)う行事や、「曲水の宴」などが行われていました。
「曲水の宴」とは、杯を水に流して催す宴のことです。
日本で昔から行われていたこと
- 節目にお祓いをする風習
- 形代(かたしろ)を用いて厄払い・祈祷をする信仰
が、「上巳節」と結ばれて、「上巳の節句」として日本文化として始まりました。
平安時代に「流し雛」という行事が始まったとされています。
「流し雛」とは藁や草木で人の形を作った「人形(ひとがた)」に触れて「人形」に穢れを移し、それを川に流すことです。
またこの頃、貴族の子供の間で紙の人形を使って遊ぶ「雛遊び」が流行しました。
当時は、ひなあそび、ひいなあそびと呼ばれていたそうです。
室町時代には、「雛遊び」が「上巳の節句」と結びつき、人の厄を身代わりする紙製の人形、お雛様の原型が誕生しました。
江戸時代、江戸幕府が五節句を制定。
3月3日を「上巳の節句」とし神祭を執行する日とされ、人々に「上巳の節句」の風習が広まっていきました。
今のような「雛人形」が作られ、「上巳の節句」の風習が広まるとともに、「雛人形」が庶民へも普及するようになっていきました。
町や村でも、「雛遊び」の行事を行い、子供の幸せを願うようになりました。
さいごに
子供の好みはともかく、わたし的には、ひな祭りに「はまぐり」を食べる由来が好きだなぁ~♪
自分の娘に願うのも、まさにソレ!
自分に合う人に巡り合うために食べるなんて、夢がありますしね。
私は??たぶん、子供の頃、しっかりと「はまぐり」を食べさせてもらっていたのだ・・・と、思い込みたいです・・・。
信じる者は救われる!!ハズですからね…(汗)