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夏至 2017年はいつ?子供にわかりやすい解説&風習や食べ物の話

雑学

ある日のこと、「お母さん“夏至(げし)”ってなーに?」

無邪気な子供に聞かれたものの、よくよく考えてみたらはっきり知らないかも…?!

と、背中を汗が伝った経験があったりしていませんか?

もしくは、なんとなく分かっているけど、

子供に分かりやすく説明するにはどう説明すれば良いのやら…と、お困りではありませんか?

そんなあなたに朗報!

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  • 2017年の夏至はいつ?
  • 子供にも説明できる夏至の解説
  • 夏至の風習食べ物アレやコレ![/su_note]

の三本立てで、がっちりお悩み解決していきましょう。

 

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夏至!2017年はいつ?

まずは大人も一緒に確認しておきたいのが、今年の夏至はいつなのか、ですよね。

 

 今年(2017年)は、ズバリ6月21日です!

 

夏至は、毎年ほぼ6月20日か21日か22日になるのですが、

うるう年との関係性上、3年21日が続いて、22日が1度くるというサイクルになっています。(しばらくするとずれてきます。)

 

“夏至が来る瞬間がある日”=夏至

夏至の日は、はっきりと○月の第×△曜日というように決まっているわけではありません

正確に言うと、【“夏至が来る瞬間がある日”=夏至】と呼んでいるに過ぎないのですが…大人でもちんぷんかんぷんですよね。

ちなみに2017年の夏至の瞬間は、“2017年6月21日13時24分”です。

この時間に何が起きるかというと、太陽が夏至点という地点を通ります。

地球上ではこの現象によって、太陽が出ている時間が一番長くなるという変化が起きます。

ちなみに、地球の反対側では冬至を迎えていて、冬至点を通過する瞬間を迎えていることになるのです。

 

夏至の計算式

この夏至がいつなのか?を計算式で算出しようとした場合、以下のような数式になるそうです。

夏至の日=INT(22.2776+0.241669*(Y-1900))-INT((Y-1900)/4))

※「Y」は、夏至の日を求めたい年の西暦。「INT」は( )内の小数点以下を切り捨てる。

この数式で計算できるのは2099年までで、実際に計算してみるとほとんど21日に該当することが分かります。

興味のある数学好きの方は計算してみてくださいね~(*^^)v

 

夏至は二十四節季の内の一つ

ちなみにこの夏至、二十四節季と呼ばれるもので

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、

1太陽年を日数(平気法)、あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、

その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。

(参照:ウィキペディア)

つまり季語に該当するんですね~。

なので、場合によっては夏の前の時期などをあらわす場合もあるので、

必ずしも「その瞬間!その日だけ!」という言葉ではないということを、頭の片隅に置いておきましょう。

 

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夏至の意味とは?子供にもわかるように解説

大人でもちょっと小難しい上のような説明では、子供もガッカリしてしまうでしょう。

何なら自分自身もちょっと理解しきれてない…ということもあるかと思いますし(;’∀’)。

以下に、子供にも間単に説明できるように、噛み砕いて&分かりやすい解説方法を説明しておきますね!

 

夏至とは…?

ひとことで言うならば、“1年で1番お昼が長い日”です。

逆に1年で1番お昼が短い日を冬至といい、夏至の反対側(地球の反対側)では冬至になっています。

 

夏至はいつ?

2017年は6月21日ですが、その前後になることもあります。

 

夏至はどんな意味をもつ?

もともとは【季節の変わり目】(夏に“至”るという言葉のとおりに)としての意味合いや、【1年の中ごろ】という意味もありました。

夏が本格的に訪れる前くらいの時期を、夏至と呼んでいたことが分かっています。

 

夏至は何をする?

地域によって違いますが、【特定のものを食べる】ことが多いです。

詳しくは次の章で解説していくので、自分が教えたいものをお子様には教えてあげてください。

 

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夏至の風習・食べ物などアレコレ

では早速、夏至の風習や食べ物について見ていきましょう。

風習として多く知られているものから、その地域独特のものまで、順番に説明していきますね。

 

タコを食べる

関西を中心に最も多いのが、このタコを食べる風習です。

 

昔は、夏至からしばらくの間「半夏生(はんげしょう)」という農家のお休みを迎えていたのです。(諸説ありますがこの説が最も有力です。)

田植えを終えて、「タコの足のようにしっかりと作物が根を張るように」と願いをこめて、

栄養の豊富なタコを食べて農家の休暇を取り、英気を養うというような意味合いがあったんですね。

 

うどんを食べる

うどんといえば香川ですが、香川では「夏至うどん」なるものを食べる風習があるそうです。

その年にとれたばかりの小麦を使って、ねぎらいの意味も込めて振舞っていたという記録が残っています。

 

サバを食べる

福井県では、焼いたサバを1人1尾食べるという風習があります。

栄養豊富で昔は高価だったサバを、その日ばかりは1人1尾食べる「ご馳走の日」のような風習があったんですね。

 

和菓子を食べる

京都では和菓子を食べる風習があります。

その名も“水無月”という和菓子なのですが、白いういろうの上に小豆が乗った三角形のお菓子で、厄除けの意味があるんですよ。

古くは平安時代から食べられているお菓子で、氷をイメージして作られたそうです。

 

お餅を食べる

関東や奈良では、焼いたお餅を食べる風習が広まっています。

半夏生餅小麦餅といわれるもので、とれたての小麦を使って餅をつくって食べるというものです。

 

イチジクを食べる

愛知県の一部では、イチジクを食べる風習があります。

ただイチジクを食べるのではなく、イチジクに味噌を塗って焼いたイチジク田楽というものを食べるそうです。

 

夏至祭

三重県では、「夏至祭」というお祭りがあるそうです。

二見浦にある夫婦岩の間から、夏至のときに光がさすことに由来されているようで、

4月1日から参加の申し込みが開始されて、定員になり次第終了なので、興味があれば参加してみるのも良いですね。

 

ニシンを食べる

夏至祭はヨーロッパ・スウェーデンにもあり、ニシンを食べるという風習もあります。

観光で訪れる人など、機会があれば見てみるのも面白いでしょう。

 

「夏至」の子供への説明はなかなか難しいかも

夏至についていくぶん理解が深まったかと思います。

子供にすべてを詳しく解説するのは難しいですが、簡単にまとめて教えてあげてくださいね。

おそらく両親や先生も噛み砕いて説明してくれたので、私達もなんとなーく理解していたのでしょうね。

お子様には風習も踏まえて、理解できる範囲で教えてあげたいですね。

ちなみにウチの子の場合は、食べ物の話が一番興味深かったようです。←「親子だなぁ~」と感じました(;’∀’)

 

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