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赤ちゃんが産まれたら♪1歳までの行事と祝い方を全部まとめました!

雑学

ママのお腹から無事、この世に誕生した赤ちゃん♪

そんな大切な赤ちゃんの健やかな成長と健康を願う意味で、これからたくさんの行事が待ち構えています。

人生の大仕事を終えたママは、これから育児で大変な中、さらに行事も加わって大忙しですが、

嬉しい大変さ・忙しさでもあるので、ぜひ楽しく乗り越えていただきたい!

ここでは、赤ちゃんが産まれたらどんな行事が待ち構えているのか?

”年間を通しての行事”と、それぞれの”お祝いの仕方”、気になる”しきたり”などなど、順を追って紹介していきますね。

 

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赤ちゃんが産まれたら♪出産後の年間行事と祝い方

1. お七夜/生後7日目【数え方に注意】

まず最初の行事がこれ。

どんな行事&どんな意味?

お七夜(おしちや)とは、赤ちゃん誕生のお祝い名前をお披露目する日にあたります。

昔は、生後まもない赤ちゃんが無事に育つことが少なかったので、無事に七日目という節目を迎えられたことをお祝いした…というのが由来です。

平安時代からあった習わしの一つで、この日に赤ちゃんに名前を付け、誕生と名前のお披露目をしてお祝いする儀式となります。

赤ちゃんが生まれた日から数えて7日目がお七夜。

産まれた日を生後1日目と数えますので、例えば1月1日に生まれた場合は1月7日がお七夜ということになります。

 

どんな風に祝う ?

命名書に赤ちゃんの名前を書いて、部屋に貼って祝います。

市販の命名書奉書紙を使うのが一般的ですが、略式で半紙に書いてもOKです。

最近は、昔ながらのモノ~現代的なオシャレなモノまでたくさん売っているので迷ってしまいそうですね。

 

そして、祖父母などの身内を招いて”祝い膳”を囲むのが一般的。

祝い膳というのは、めでたい席でよく見られる”鯛”や”お赤飯””黒豆”など、縁起を担いだ品目が並ぶこういうの↓ですね。

祝い膳を宅配してくれるサービスなんかもありますが、手作りにこだわる場合、さすがに出産後すぐのママの身体でこれらを全て手作りで準備するのは大変過ぎます。

ということで、近年はかなり簡略化され、お寿司などの出前をとったり、外食という形で料亭やホテル・和食店などで済ませる方、

また、”祝い膳”という形にはこだわらず、自宅で大皿料理を作って祝う♪ということも増えています。

里帰り出産をされているママさんの場合や、祖父母は遠方で来られない…という場合など、全員が揃うことが難しいということで、集まれる人だけを呼んで「内輪だけで」、もしくは「夫婦だけで」ということも最近では多いようですね。

さらには、出産後7日目ということで、まだ母子共に入院中だったり、退院日と重なったり、バタバタしている時は、数日延ばして落ち着いてからお祝いしても大丈夫ですよ。

出来るだけみんなが顔を揃えられる週末に行うなど、臨機応変に♪

 

お七夜の費用の負担について

仕出しなどの出前をとった場合や外食にした場合の費用は、基本的には夫婦(赤ちゃんの両親)が負担します。

ただ、こちらも確固たる決まりがあるわけではなく、祖父母にお任せ!という場合もありますし、

費用は夫婦で負担するものの、参加される方からご祝儀をいただくという場合もあるでしょう。

この辺りもご家族それぞれのルールの中で臨機応援で大丈夫です。

 

「お七夜をやらない」という選択も!

上でもお話ししたように、赤ちゃんの生後7日目にはまだ入院中であったり、退院はしていてもママの体調がよろしくなかったり、

初めての育児で疲労困憊(こんぱい)していたり、

なんらかの事情で、祖父母は全く来れそうにないなど、

それぞれの事情で「お七夜はやらない!」という選択をするご家族もあります。

もちろんその選択もありかと思いますが、「やらない!」と決めてしまうよりは、

形式にこだわらず、紙に赤ちゃんの名前を書いて飾ってあげて、夫婦でカジュアルに記念撮影をするだけも良いのではないでしょうか?

日程を大幅にずらしたり、手足の型を取っておく♪など、それぞれのスタイルでお七夜を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

お宮参り/生後1ヶ月頃

こちらは良く知られた行事ですが、改めて紹介しておきます。

どんな行事&どんな意味?

お住まいの地域の氏神様への初参拝の日です♪

産土神(うぶすながみ)を詣(もう)で、新しく氏子(うじこ)となる赤ちゃんを、氏神様に引き合わせるのがお宮参りなのです。

社会的な認知という意味を担った儀式でもあります。

正式には誕生後、

  • 男の子は31日目
  • 女の子は33日目

に行います。

(※日数は地方によって異なる場合もあります)

が、最近では赤ちゃんやママの体調なども踏まえ、それぞれ都合の良い日や季節を選んで参拝される方が多いです。

 

どんな風に祝う? 

近くの神社に参拝して、赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祓(はら)い(御祈祷)してもうらうのが一般的ですので、予め神社に予約を入れておく方が安心です。

習わしとしては、パパ側の母親(おばあちゃん)が赤ちゃんを抱いて参拝しますが、最近ではあまり形式にとらわれなくなっています。

ママ側の母親が抱いたり、親戚が抱いたり、ママが抱いたり…各家庭それぞれです。

>お宮参りの時のママ(母親)の服装は?マナーやポイントを紹介

 

また、お宮参りとは別日に写真館などで記念撮影される方が多いです。

当日はどうしてもバタバタしてしまうので、着物の場合など着崩れも心配ですし、何より赤ちゃんも長時間の外出は疲れてしまいますので、別の日に設定されることがほとんどです。

 

お宮参りの初穂料

玉串料と呼ばれる場合もありますが、要は神社にお供えするお金のことで、お宮参りの場合なら御祈祷料という認識で良いでしょう。

最初から”御祈祷料”として神社側が決めているところが多いので、その場合はその御祈祷料の金額を包めば良いのですが、

神社によっては御祈祷料が決まっていないところもありますので、その場合はこちらで判断しなければいけません。

一般的には5,000円という金額が最も多くて、相場としては5,000円~10,000円が目安です。

 

誰が支払う?

赤ちゃんの両親(つまりパパとママ)が支払うのが一般的ですが、こちらも”絶対”という決まりはありません。

おじいちゃん・おばあちゃんが「孫の為に支払うよ♪」と言ってくれれば、甘えさせていただくのも良いかと思います。

 

お金を包む封筒

このような祝儀袋(紅白や蝶結びのもの)、もしくは白い封筒でも大丈夫です。

上段には「初穂料」or「御初穂料」

下段には、赤ちゃんのお名前(姓名)を書きます。

※お金を入れる向きは、のし袋の表とお札の表が同じ向きになるように。

 

お食い初め/生後100日・120日目(3~4か月頃)

どんな行事&どんな意味?

生後100日目、または120日目に「赤ちゃんが一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行うお祝いです。

また、昔はこの頃を乳歯の生え始めの時期とし、”歯固め”の儀式として行われたそうです。

お箸を初めて使うことから、「箸ぞろえ」「箸祝い」と言われることもあります。

 

どんな風に祝う?

祝い膳を囲んで、赤ちゃんに食べさせるマネをしてお祝いします。

その祝い膳ですが、

正式には、新しい白木の三方、漆塗りの膳とお椀を揃え、尾頭付きの鯛を含む一汁三菜の料理を用意し、柳の白木箸で赤ちゃんに食べさせるマネをします。

とは言え、正式なしきたりだと準備も大変ですので、最近では、各家庭なりのメニューで行うことが多いようです。

上のような漆器でなくても、これから離乳食で使う赤ちゃん用の食器で代用する家庭も多いのでご安心を♪

メニューはこんな感じ↓です。

  • 赤飯
  • お吸い物
  • 煮物(人参・大根・かぼちゃ・椎茸・季節の食材など)
  • 香の物(漬物)や酢の物
  • 歯固めの石

こちらも最近では、仕出し(出前)で対応される方や、上記のメニューにこだわらずにオリジナルで作られる方、お食い初めとしての準備がある和食店・ホテル・料亭などで済まされる方も多いです。

 

初節句/3月3日・5月5日

どんな行事&どんな意味?

こちらもよく知られた行事ですね。

赤ちゃんが初めて迎える節句を初節句と言います。

  • 女の子は3月3日の桃の節句
  • 男の子は5月5日の端午の節句

どちらも平安時代には行われていて、子供の健康と厄除けを願った行事です。

 

どんな風に祝う?

女の子にはママ側の実家ひな人形を、男の子にはパパ側の実家が武者人形こいのぼりを贈る風習であったり、

女の子でも男の子でも、ママ側の実家が贈るという説もあったりしますが、

最近では、どちらの実感などの決めつけではなく、分担して贈るケースも多くなっています。

そして、ひな人形や武者人形・こいのぼりなどのお祝いを頂いたら、お節句に招き

  • 女の子は3月3日に、ちらし寿司・蛤のお吸い物・ひなあられ
  • 男の子は5月5日に、ちまき・柏餅

を振る舞ってお祝いするのが一般的です。

 

初誕生/生後1年(お誕生日)

 

どんな行事&どんな意味?

これはわかりやすい!1才のお誕生日ですね♪

昔の日本では、お正月に一つ歳を重ねるという数え年が一般的だったので、欧米のようにお誕生日を祝う風習がなかったんですが、

1才を迎えた初誕生(1才のお誕生日)だけは盛大に祝う習わしがあったそうですよ。

 

どんな風に祝う?

これは地方によって様々なのですが、初誕生を祝ってついたお餅赤ちゃんに背負わせたり、踏ませる風習があります。

以前は、祖父母・親族・仲人を招いて盛大に祝ったりしましたが、最近では、パパとママだけで祝うお家も多いようです。

お赤飯やケーキでお祝いするのが一般的ですね。

 

ハーフバースデー?!

昔はなかった行事ですが、生後6か月(半年)をお祝いするハーフバースデーをお祝いされる家が増えてきましたね。

こちらは日本古来の…ということではなく、元々は長期休暇の多いアメリカやイギリスで行われている風習で、休暇期間中にお誕生日を迎える子供は、お友達にお祝いをしてもらえなくて可哀想ということで、半年前にお友達に祝ってもらう♪という意味で始まったそうです。

ですので、本来は赤ちゃんのお誕生日には直結しない由来なのですが、最近の日本では生後6か(半年)を祝うお祝いとして定着しつつあるんですね。

 

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赤ちゃん行事も簡略化傾向に

時代の流れで、昔に比べると随分と簡略化してきた赤ちゃん行事。

私も3人の子どもがいますので、それぞれ3度づつ行いましたが、簡略化しているとは言え、準備や金銭的な部分でもなにかと負担は大きいものです。

行事自体は簡略化しているかもしれませんが、昔も今も「すこやかに育って欲しい…」という親の願いや愛は変わりません。

気持ちがあれば、簡略化していっても良い♪と個人的には思います。

あなたの大切な赤ちゃんが無事すこやかに成長されますよう、お祈りしています(*˘︶˘*).。.:*♡

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