長崎県にある鎮西大社・諏訪神社(ちんぜいたいしゃ・すわじんじゃ)は長崎で1番有名だと言っても過言ではないくらい地元では有名な神社です。「お諏訪さん」「お諏訪様」などの愛称で親しまれております。
例年の正月三が日では約20万人の人出で賑わうそうです。長崎くんちという言葉も耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そんな諏訪神社の2022年の初詣についてご紹介していきたいと思います。
2022年の諏訪神社のご利益と神宮案内
戦国時代、長崎はイエズス会の教会領でした。
そのイエズス会によって諏訪神社は1度壊されたようです。その後、長崎市内にかつて奉られていた諏訪・森崎・住吉の三社が合祀され、寛永2年(1625年)初代宮司青木賢清により、西山郷円山(現在の松森神社の地)に再興されました。
それを長崎の産土神としたのが始まりです。
さらに慶安元年(1648年)、徳川幕府により朱印地を得て、現在地に鎮西無比の荘厳な社殿が建てられました。
しかし、安政4年(1857年)不慮の火災で社殿のほとんどを焼失してしまったのです。
その後、孝明天皇の思召しにより明治2年(1869年)、約10年の歳月をかけ以前にも勝る壮大な社殿が再建されます。
さらに昭和59年の御鎮座360年祭、平成6年の370年祭を記念し、2度の造営を経て今現在の社殿が完成されました。
全国的にも有名な諏訪神社の大祭(長崎くんち 10月7・8・9日)は絢爛豪華で異国情緒溢れる祭として日本三大祭の1つとされています。長崎くんちは重要無形文化財に指定されています。
☆諏訪神社では珍しいパワースポットが点在しています。
最後に拝殿前「両性合体石」を男女とも強く踏むと良縁が叶うとされています。
他にも様々なご利益のあるスポットがたくさんあります。
2022年の諏訪神社の祈祷時間と参拝時間は?
祈祷受付時間:午前8時~午後4時(随時受付)
※時間外の受付も可能です。
※団体でのご参拝の場合(会社関係等)は事前にご予約をお願いします。
参拝時間:正月からの三が日 終日可能
2022年の諏訪神社の混雑混み具合を例年から予想!
例年は大晦日12月31日の23時30分辺りから混み始めるようです。元日は終日すごい人混みで歩くのも容易ではないようです。
1月3日くらいになるとだいぶ落ち着くので小さな子供さんやお年寄りの方は年明けに行くならこの日あたりに行く方が安心ですね。
2022年も分散参拝を呼びかけていますので、4日以降や年末などすいている時に行くこともいいのではないでしょうか?
2022年の諏訪神社の駐車場と料金は?臨時駐車場はある?
諏訪神社には普通車20台、大型バス(要予約)5台分の収容可能な駐車場があります。しかし、初詣期間にこちらに駐車するのは混雑・渋滞などで難しいと思われます。
近くにコインパーキングがありますので出かける前にリサーチしてからの出発をおススメします。
・パラカ 長崎市下西山町第1:長崎市下西山町1 収容台数6台 諏訪神社から312M
・リパーク 長崎馬町:長崎市馬町38 収容台数16台 諏訪神社から323M
・アミティパーク新大工町:長崎市片淵1丁目1-1 収容台数7台 諏訪神社から355M
などなど他にも近隣駐車場はありますのでぜひ調べてみてください。
2022年の諏訪神社のアクセスは?電車やシャトルバス情報
【車】
日銀前交差点から日本銀行長崎支店方向へ。つきあたりを右折。
直進すると左手に案内板が見えてくるのでそれを左折してください。
長崎芒塚・出島インターチェンジより約10分。
【路面電車】
「諏訪神社」で下車、地下道を通ると神社の参道へ出ます。
近くの駅から諏訪神社までの距離と時間
・長崎電軌蛍茶屋支線 諏訪神社駅から直線約280M 徒歩約6分
・長崎電軌蛍茶屋支線 新大工町駅から直線約510M 徒歩約12分
・長崎電軌蛍茶屋支線
長崎電軌桜町支線 市民会館駅から直線約520M 徒歩約12分
2022年の諏訪神社は幸先詣(さいさきもうで)もおすすめ!
「幸先詣」をご存じでしょうか?新年に参るのではなく、年内のうちに先(新年)の幸を願うために参ることです。
新型コロナウイルス感染予防のため、各地で分散参拝を呼びかけています。そのため、幸先詣もおすすめされています。
諏訪神社は終日開いているのでいつでも可能ということです。一般的に幸先詣の期間としては12月1日あたりからが多いようです。
人混みを避けたい方や静かにゆっくりお参りしたい方は幸先詣にぜひ行ってみてください。
最後に
鎮西大社諏訪神社はとても広く見どころもご利益もたくさんある神社です。
もしすいている時に行けるなら、珍しいパワースポット巡りなども堪能してみてください。
人混みを避けられない場合は感染予防対策をしっかりして、よい年をお迎えください。