砂糖を保存していると、いつの間にか固まっている!なんて事ありませんか?
どうして固まるの?
自分の保存方法がダメ?
どうやって保存したら良いの?
というわけで、砂糖が固まってしまうという現象を解消するための必勝法をまとめてみました!
ここでのメニューはこちら。
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- 砂糖が固まる理由とは
- 砂糖が固まるのを防ぐ!解消方法は?
- 砂糖の正しい保存方法とは[/su_note]
固まる砂糖に悩まされているそこのあなた!これは要チェックですよ~♪
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砂糖が固まる理由とは
砂糖にもいろいろと種類があるので一概には言えませんが、今回は日本で最もポピュラーな“上白糖”を基準にして(※)説明していきますね。
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(※)あくまで基準であり、当てはまる場合と当てはまらない場合があります。
とくに特別な加工をしてあるもの(ザラメや粉砂糖など)については、適応外な場合もあるので注意してください。[/su_note]
砂糖を手で触ると、塩と比べて”しっとり”としていますよね。
あれ、実は砂糖をまとめておくために含ませている水分の影響なんですね。
しかし、ほんの少し含まれているだけなので、まだまだ水分を取り込む余地はあります。
湿気などにより水分が取り込まれ、ほんのり溶けたものが乾燥することで、石のようにゴロゴロと固まった砂糖が出来上がってしまうのですね…。
変色したりしていなければ、基本的には品質に問題はありませんが、塊になってしまうので使いにくいですよね。
「じゃあカラカラに乾燥させておけば良いの?」となるところなのですが、実は乾燥もNGなのです。
なぜかというと、乾燥させすぎると、最初に説明した砂糖の水分がぜーんぶなくなってしまい、カッチカチの砂糖の塊に変身してしまうからなんですね。
つまるところ、砂糖が固まるのは完全には防げないんです…。(湿気と乾燥がダメなので。)
お買い得なときに砂糖を買いだめするのであれば、袋のまま開けずに保存するのがベストなのですが…
だいたい1kgで売っていて、なかなか使い切れないということも多いかと思います。
そこで、砂糖が固まるのを予防したり、固まってしまったものを解消する方法について、次に見ていきましょう。
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砂糖が固まるのを防ぐ!解消方法は?
完全には防げなくても、できるだけ固まらないようにしたり、固まってしまったものをサラサラにすることはできます。
塊のまま使っても問題ないのなら構いませんが、大きくなればなるほど使いにくくて仕方ないですよね…。
ここでは、予防方法と解消方法に分けて解説していきますね。
砂糖が固まるのを予防する方法
まずは、砂糖が固まるのを予防する方法から見ていきましょう。
いくつか方法があるので、それをやってもダメだった!という場合にはいくつか同時にやってみると良いですよ♪
冷蔵庫で保管する
冷蔵庫で保管することで、程よい湿気を保つことができます。
暑い時期には、熱による融解も防止できて一石二鳥ですよ♪
密閉容器で保管する
保存といえば密閉容器ですが、さきほど説明したように湿気も乾燥もNGなのが砂糖です。
密閉容器に入れておけば、水分が出ることもなければ入ることもないため、そのままの状態を維持しやすくなるんですね。
虫などの混入も防ぐことができるので、密閉容器に入れたうえで冷蔵庫というのがベストでしょう。
顆粒状糖と混ぜておく
それでもダメなら、顆粒状糖と混ぜておきましょう!
顆粒状糖ってなに?と思うでしょうが、別名:フロストシュガーと呼ばれる、粒が少し大きくて軽い砂糖のことですね。
今ではあまり見かけませんが、大きいプレーンヨーグルトについてくる袋いりの砂糖がそうです。
【楽天市場】
一般的な砂糖よりも固まりにくく、同じ砂糖なので味を損なうこともありません。
ちなみに割合としては、【砂糖5:顆粒状糖(フロストシュガー)1】くらいの割合で十分です。
砂糖が固まったのを解消する方法
続いて、砂糖が固まってしまった場合の解消方法について見ていきましょう。
こちらもいくつかあるので、試しやすいものからやってみてくださいね!
食パンを入れる
まずは、意外と主流な食パンを入れておく方法です。
何枚切りでも良いので、適度なサイズにちぎって一晩くらい砂糖の容器に入れておいてください。
程よく食パンの水分が移動して、ちょっと崩すだけでサラサラな砂糖になりますよ!
りんごの皮を入れる
食パンと同じように、りんごの皮を入れておくのもGOODです♪
1個分くらいを目安に入れておいてくださいね。
電子レンジで乾燥
電子レンジで1分くらいを目安にチンすることで、程よく湿気を飛ばすことができます。
しかし、当然ですがやりすぎると溶けてしまうので、加減が難しいというもがデメリットですね。
日光やコタツの中などでもOKなので、すぐにサラサラにしたい!という場合には電子レンジをためしてみてくださいね♪
キャベツを入れる
食パンやりんごの皮と同じように、キャベツを入れておくのもOKです。
1枚くらいをちぎって入れておきましょう。
霧吹きで水をかける
霧吹きでシュッと水をかけて、こちらも1晩~1日くらい置いておきましょう。
かるくほぐしてあげるだけで、砂糖がサラサラ元通りに♪
サラサラの砂糖を混ぜる
手間をかけたくない派におすすめのうちの1つがこの方法です。
まだサラサラな砂糖を混ぜておいておくと、水分がうつって崩れる…ということなのですが、仮にサラサラなままの砂糖が100の水分を持つとしたら、量によっては全体の水分が50になってしまうというようなことも起こります。
少なくとも、同量以上の砂糖を新しく混ぜると崩れやすいということを頭に入れておいてくださいね。
冷凍庫に入れておく
冷凍庫に入れたあとに、自然解凍させるという方法です。
目安としては、冷凍庫で2時間程度凍らせた(?)あと、常温もしくは冷蔵で保存するという方法です。
保存の工程を考えると、密閉容器に入れて冷凍庫に入れたあと、冷蔵庫で自然解凍というのが手間も失敗もないでしょうね。
水を1滴たらす
最後に最も簡単な方法をお教えします。
今までいろいろなものを入れたりしてきましたが、究極は水を1滴たらして置いておくという方法です。
霧吹きやパンなどを入れることで均等に水分が行き渡るのですが、手間がかかる・もったいないと感じる場合には、ポタッと1滴たらして一晩以上置いておいてください。
ただしこの方法は、梅雨時期や熱帯夜のような日には向かないので、覚えておいてくださいね。
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砂糖の正しい保存方法とは
最後に、砂糖の正しい保存方法についてまとめておきます。
砂糖の保存に大事なポイントは2つなので、しっかり把握しておきましょう。
冷蔵庫もしくは冷暗所で保管する
まずは保管する場所ですが、冷蔵庫もしくは冷暗所は必須条件です。
湿度が変わりにくく、射日光を避けられることが重要です。
また、保存するときには香りの強いものと隣り合わせにはならないように場所を決めておきましょう。
密閉容器を二重にする
今まで密閉容器…と繰り返し言ってきましたが、なんとその密閉容器を二重にするのがポイントなんですね。
本来砂糖を入れたい容器よりも一回り大きいものを用意して、大きいほうに乾燥剤を入れておくというものです。
もし良いサイズのものがなければ、内側をジップロックつきの袋などにしてもOKですよ~!
開封前は常温保存
とにかく砂糖は冷蔵庫!と思ってしまいそうですが、開封前の砂糖は常温保存が望ましいです。
とはいっても、直射日光が当たる場所は避けて欲しいので、密閉容器や缶などに入れて冷暗所に入れておくのがベストでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
意外と簡単な方法で、固まった砂糖をほぐすことが出来るということがお分かりいただけたのではないでしょうか?
保存方法にも少し手間をかけてあげることで、固まり方も随分ちがってきますので、ぜひ一度お試しいただければ…と思います。