「イターイ!!」と思ってから、すぐには治らないのが筋肉痛の厄介なところ。
朝起きたら体がギッシギシだったら、なんだか憂鬱な気分になってしまいます。
そんな筋肉痛、できれば一刻も早く治したいものですね。
ここでは筋肉痛の即効性のある治し方を中心にご紹介します。
また、筋肉痛に湿布薬は効果があるのかどうか、
さらには、筋肉痛の際の筋トレについても触れています。
筋肉痛から早く解放される為に!即効性のある治し方
とりあえず今現在襲ってきている痛みをなんとかしましょう。
なるべく即効性のある方法を挙げていきますので、やりやすいものから試してみてください。
[su_box title=”冷やしてから温める” box_color=”#818181″ radius=”7″]
まずは手っ取り早く冷やしてから温めることにより、筋肉の炎症を抑えたあと血流をアップすることができます。
筋肉痛の2大原因のひとつ「筋肉の炎症」によるダメージをアイシング効果で冷やして、
炎症が落ち着いたら温めることで血流を良くし、疲労物質を体外に排出しやすくしてあげます。
よく「就寝前に冷感湿布」という方法を耳にしますが、
冷やすのが効果的なのは
- 筋肉の炎症による筋肉痛であること
- 運動後などの炎症を抑えるべきタイミングであること
の2点が揃っていないと、かえって血流を悪くしてしまい長引くこともあるので注意です。
とくに足の筋肉痛の場合には、運動後にはしっかりと冷やし、就寝前はお風呂などであたためておくと良いでしょう。 [/su_box]
[su_box title=”適度なストレッチやマッサージ” box_color=”#818181″ radius=”7″]
痛いところをわざわざ?と思う方もいるでしょうが、
筋肉は疲労によりカッチカチに固まってしまっています。
これでは血流が滞り、疲労物質が体内に留まったままになってしまいるのです。
さきほどの冷やす&温めるのあとに、さらにストレッチもしてみるとより良いですね。
自分の手の届く範囲であれば、マッサージしてあげるのも効果的です。
筋肉痛のある部位をぐーっと伸ばして、ゆーっくりと力を抜くストレッチを、呼吸とともに数回繰り返してみてください。
しばらくすると、少し楽になっているはずですよ。[/su_box]
[su_box title=”しっかり食べて、ゆっくり寝る” box_color=”#818181″ radius=”7″]
食事・睡眠は疲労回復にも重要な生活習慣です。
何度も繰り返しますが、筋肉痛とは「筋肉の炎症」もしくは「疲労物質の蓄積」であることがほとんどなので、
後者の場合はこの生活習慣がとても重要になります。
いつもよりもゆっくりと、しっかりと噛み締めるように食事を摂ってみてください。
睡眠も量より質で、もちろん6時間以上寝ることが望ましいですが、
それよりも熟睡してゆっくりと体を休めてあげるほうが効果的ですよ。[/su_box]
[su_box title=”栄養補給” box_color=”#818181″ radius=”7″]
筋肉痛になるほどの運動をしたあとは、さまざまな栄養素が不足している可能性が高いです。
- 乳酸の分解に必要だといわれている「糖分」
- 疲労回復効果があるといわれる「クエン酸」
- 運動で失われやすい「タンパク質」
- 運動によってはとくに消費される「脂質」
- 血行を良くする効果のある「ビタミン」
などを意識して摂取するようにしてください。
とくに「ビタミン」はC/E/A/Dなどどれを摂取しても効果があるといわれています。
食事で難しい場合には、サプリメントや栄養ドリンクからの摂取でもOKですよ。
ただしどんな栄養も摂りすぎには注意です!
とくにダイエットや筋力アップを目的にした運動による場合には、「糖分」「脂質」の過剰摂取に注意してくださいね。[/su_box]
筋肉痛に湿布は効果がある?ない?
筋肉痛を治すのに最もポピュラーな方法といえば、「湿布を貼ること」ではないでしょうか。
常備している方も多く、打ち身や捻挫のときにもとっても役立ちますよね。
実際に、筋肉痛に対して湿布が効果を持つかどうか、という問いの応えはYESです。
ただし、使い方を間違えた場合は悪化させることもありますので気をつけてくださいね。
成分うんぬんの話はひとまず置いておいて、最重要ポイントの「温感」と「冷感」について解説していきます。
[su_service title=”温感を貼る場合” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#9b0a30″]
上でも紹介したように、温めることはすなわち血流を良くして疲労物質を排出する効果があります。
そこにプラスして、湿布薬には鎮痛作用などもあり、痛みがなくなったように感じやすいのです。
主に肩や腰のトラブルに関して使用されることが多いですが、四十肩や長時間同じ姿勢でいた後の痛み・慢性的な痛みがある場合などにおすすめです。
ですが、筋肉の炎症が原因の筋肉痛に温感湿布を貼ってしまうと、炎症している部位の熱の排出を妨げてしまうため、逆効果になってしまうでしょう。[/su_service]
[su_service title=”冷感湿布” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#9b0a30″]
逆に「炎症による筋肉痛」に効果的なのが冷感湿布です。
単純にアイシングと同じような効果があるのですが、そこに加えてキシリトールなどの冷感成分・鎮痛作用などがあるのが冷感湿布です。
さきほども説明したように「疲労物質の排出」に関しては妨げてしまうことも多いです。
捻挫や打ち身をはじめとする、患部が赤みや熱をもつような場合・運動直後で体温も高い場合などには有効です。[/su_service]
筋肉痛の時の筋トレ・ストレッチ!してもいい?ダメ?
筋肉痛があるときに筋トレ・ストレッチをすることが良いか悪いかですが、これはそれぞれ違います。
ストレッチに関しては治し方で説明したように、適度なものであればOKですが、筋トレに関しては否定的な意見が多いです。
筋トレは効率化をはかるのであればやり過ぎないことが大切といわれますが、
具体的な数字はさまざまな見解がありながらも、最も有力なのは「数日おきのトレーニング」です。
1日おき・3日に1度・週に2~3日など諸説ありますが、平均すると2~3日に1回という意見が多いようですね。
その場合、【筋肉痛になる→回復する→筋トレする】というサイクルが出来上がるはずです。
数日の回復期間をあけても筋肉痛が残っているほどひどい場合は、トレーニングの継続はNG。
きちんと筋肉痛がなくなり、回復してからでないと筋肉の成長を妨げてしまう可能性が高いのです。
ちなみに、筋トレ時に「プロテイン」を積極的に摂取するのはOKなので、覚えておいてくださいね。
さいごに
筋肉痛の治し方・湿布の使い分け・筋トレの可不可について解説しました。
歩けないほどの痛みや、何日も続くようであれば専門家に診せてみてくださいね。
ただの筋肉痛ではなく、なんらかの筋肉の異常やほかの体組織の異変があるかもしれません。
筋肉痛には「休息」「栄養補給」「代謝」が有効で、もちろん予防する際にも使える方法ですので覚えておくと良いですね。
私もジム通いの最初はよく筋肉痛になりました。
ですが、上で説明したように、ジムでもやはり筋肉痛の期間の筋トレは避けるように言われました。
そしてその休息こそが筋肉を早くつける為の秘訣であるということも。
参考になれば幸いです<(_ _)>
ちなみに、筋肉痛になる原因についても紹介していますので、よろしければ♪