秋の味覚の代表とも言える「さんま」。
生サンマの塩焼き・・・シンプルだけど最高です♪
ですが、生ものですので長期保存が出来ません。
急な献立の変更があると困ってしまいますよね。
ということで、ここでは
『生サンマは、どのくらいの期間、冷蔵庫で保存できるのか』
『冷凍する事で長期保存が可能なのか』
せっかくの生さんまを美味しく頂く為に、知っておくべきことを紹介していきますね。
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生さんまの冷凍保存は可能?冷凍の仕方と注意点
まずは朗報♪
生さんまは、冷凍保存することで『約2~4週間』の長期保存が出来ます!!
ですので、3日以上食べない場合は冷凍保存をおすすめします。
冷凍の場合、内臓を取るとそこから冷凍焼けを起こし、黄色く変色する事があるので
内臓はそのままで構いません。
冷凍できるのは旬の獲れたてサンマだけ!
獲れたてではない場合や、
スーパーなどの購入先で、すでに一度冷凍されていたものを解凍して売っている事もあり、
2度目の冷凍は味が非常に落ちてしまいます。
【生さんまの冷凍方法】
- 表面を冷水で洗う(雑菌を除くためなので軽くで良い)
- 水気をきちんと拭き取る(内臓を取ったり血抜きをする場合はここでする)
- 1匹ずつラップに包み金属トレイに並べる(重ならないように気を付ける)
- しっかり凍ったあとにフリーザーパックなどに入れて空気を抜き保存する(保存中の乾燥を防ぐ)
解凍後に半分の大きさにしたい時や、3枚に下ろして使いたい場合は
冷凍保存の前に処理しておくと、解凍後の調理が楽ですよ。
塩焼きにする場合は完全に解凍してから調理しましょう。
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生さんまの賞味期限はどれくらい?
生サンマを冷凍しようか・・冷蔵庫で保存しようか迷うこともありますよね。
冷凍しない場合の美味しく食べられる期間とその方法を紹介します。
内臓付き生さんま
こちらは新鮮さが重要!
獲れたてのさんまを、美味しく食べる場合の賞味期限は『約1日』と非常に短いです。
なぜなら、内臓を取っていない魚は臭いも移りやすく、傷みやすい状態。
保存方法としては、なるべく早く氷水に入れて冷やす方法や、
タッパーなどに海水に近い分量の塩水を準備して、氷とともに冷蔵保存します。
金属製のトレイなどに並べて、キッチンペーパーを被せた上からお酒をかけて保存する方法もありますよ。
内臓を処理した生さんま
内臓を取り除き、血抜きをしてある場合の生サンマの場合、
水気を拭き取ってから、ラップやビニール袋に入れて冷蔵保存すると
賞味期限は『約2~3日』と少しだけ長持ちします。
出来ればチルド室、もしくは冷蔵庫の一番冷える場所で保存してください。
温まりやすい入口付近の場合、傷みが早くなります。
また頭の部分に血が残っていると、そこから傷み始めますので、頭も取った方が長持ちします。
このように、内臓付きで調理するならなるべく早く調理する必要がありますし、
翌日まで置くのであれば、なるべく早く内臓を取る必要があります。
せっかくの旬のうま味を無駄にしない為にも、面倒ですが手抜きなしで(;^ω^)
生サンマの骨抜き!美味しくキレイに頂く為に
生サンマ、骨があるので上手に食べることが出来ない。。。
食べ終わった後の見た目が、どうにも汚い。。。
と、苦手な方も居ると思いますが、生サンマは意外に簡単に骨抜きができちゃいます♪
焼き魚をキレイに食べれる人って素敵ですよね。
ここでは、調理前にひと手間加える方法と、調理後の骨抜きの方法をご紹介します。
調理前に切り込みを入れる
【頭つきサンマ】
- エラとしっぽの2箇所に切り込みを入れ、骨はそのままで構わないので周りの身を切る
- 焼き終わったらしっぽを切り離す
- さんまの身を軽く押さえて頭を引っ張ると丸ごと骨が出てくる
これは、魚の身に含まれるたんぱく質が熱によって縮む性質を利用しています。
縮むことによって、身と骨の間に隙間が出来るため、するっと取れる便利な裏技で、
『イワシ・アジ・サバなど』他の青魚にも当てはまります。
【頭無しサンマ】
準備するのは、タピオカ用などの太いストロー。
- 頭側に出ている背骨の部分にストローを2cmくらい差し込む
- ストロー(頭側)を下にしてサンマを立たせる
- サンマを下側に押すように、ストローを差し込んでいく
こちらは失敗すると身もつぶしてしまうので、
コツをつかむまでは慎重に試す事をおすすめします。
慣れてしまえば非常に簡単な方法ですが、タピオカ用のストローを準備するのがちょっと面倒ですね(-_-;)
焼いた後に骨を抜く場合
- 背と腹を箸で挟んで全体的に軽くつぶす(フニフニと軽くつまむ感じで)
- しっぽを取って、頭をゆっくり引っ張る
背と腹を押すことで中の身が骨から離れるので、あとは頭と一緒に取り出すだけです。
最後に
秋の味覚として、栄養の面でも非常に優秀な食材・さんま。
美味しく食べるために、参考にして頂ければと思います。
また、骨の取り方に関しては、礼儀作法としても取り入れるべきですね(o^―^o)
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