九州で最も登山者が多いといわれている宝満山。山の姿がカマドの形に見えることから、別名を竈門山(かまどやま)とも言われています。標高は869mあり、山頂からは玄界灘や筑紫平野を一望できることから、初日の出のスポットとしても人気を誇っています。
そこで今回は、登山者に大人気!九州屈指の山 宝満山の
・2022年初日の出の宝満山の初日の出の案内
・2022年初日の出の宝満山の混雑混み具合を例年から予想!
・2022年初日の出の宝満山の駐車場と料金は?臨時駐車場はある?
・2022年初日の出の宝満山のアクセスは?電車やシャトルバス情報
をご紹介していきます。
2022年の宝満山の初日の出はいつ?時間は?
・日の出の時刻:午前7時23分(福岡県の日の出時刻)
宝満山は初心者でも上りやすい山と言われていますが、本格的な登山ができる山でもあります。初日の出を見るためには夜明け前から登ることになります。それもかんがみて時間を考えた上で、十分な余裕をもって訪れた方がいいですね。
2022年初日の出の宝満山の初日の出の案内
山頂には竈門神社の上宮があり、日の出前から玉串奉納などの神事が行われるようです。また、新型コロナウイルスが流行する以前は、竈門神社の上宮ではお神酒の振舞いも行われていました。
※今年は神事やお神酒の振る舞いが行われるかの情報はまだ出ていませんでした。
夜が明ける前の道中、山頂まではひたすら登りが続くため、暗闇や寒さ対策が必要です。
初心者の方も多く登っていますが、修験道として使われていた登山コースもあり、傾斜や多くの階段があります。
初日の出を見に行く際は十分に気を付けて行きましょう。
2022年初日の出の宝満山の混雑混み具合を例年から予想!
例年、竈門神社先の登山口から宝満山の山頂を目指して初日の出を見に来る登山者で渋滞が起きることもあるようです。
今年は新型コロナウイルスの流行にともない、人混みの少ない登山はさらに人気を集めたようです。そのような背景からも、2022年の初日の出では多くの人が集まりそうですね。
ご来光に間に合うよう時間に余裕を持って歩き出し、良い立ち位置を確保したいものです。
また、宝満山の山頂にある、「竈門神社」の上宮は、話題の「鬼滅の刃」の聖地の1つになっていることでも有名ですね。それにともない、県内外からも人気が出ていて、さらに多くの参拝客や登山者を呼んでいます。
2022年初日の出の宝満山の駐車場と料金は?臨時駐車場はある?
登山道の起点である竃門神社下に有料駐車場があります。
・料金:普通自動車400円、大型車1500円、二輪車(50cc以上)150円
※すべて1回の価格です。
2022年初日の出の宝満山のアクセスは?電車やシャトルバス情報
竃門神社までは西鉄太宰府駅からバスやタクシーがあります。
〈住所〉
〒818-0115
福岡県太宰府市内山883
℡:092-922-4106
〈公共交通機関〉
西鉄太宰府駅からコミュニティバス「まほろば号」→内山(竈門神社前)で下車
所要時間:約10分
料金:100円
〈車・バイクを利用の場合〉
・九州自動車道 太宰府ICから約8km
・九州自動車道 筑紫野ICから約7km
・都市高速道路2号線 水城ICから約6km
おまけ
日ごろから登山者に人気の山だけあって、交通アクセスはとても良いですね。最寄りの太宰府駅から竈門神社までは3.5kmと、歩いて40分程度なので、余裕がある方は大宰府天満宮に参拝をしてから出発してみてはいかがでしょうか。
【竈門神社からのおすすめの登山コース】
竈門神社→(林道終点)登山口→中宮跡→キャンプセンター→宝満山→中宮跡→(林道終点)登山口→竈門神社(コースの距離:5キロ、約4時間ほど)
様々な登山ルートがありますが、このルートが最もスタンダードなルートです。
通常の登山だと、上りで2時間、下りで2時間、計4時間は見ておいた方が良いですが、初日の出当日は混雑も考えられるので、さらに余裕を持った時間設定が必要でしょう。
最後に
宝満山の山中には多くの史跡が良好に残っていて、山岳信仰の在り方を考える歴史的な価値が認められています。そのため富士山などに続き「霊山」として国の史跡に指定されている山です。
霊山とは、神仏などをまつってある神聖ですぐれた山を意味します。
新型コロナウイルスの流行により、今年は特に自粛期間も長く心身ともに疲れが溜まっている人も多くいるかと思います。
霊山から拝むご来光に、その年の健康と幸運を祈願して、良いスタートを切りましょう!