お正月に開催される二大駅伝のうちの1つ、箱根駅伝の開催がいよいよ迫ってきました。
2021年大会で総合3位と大躍進を見せた東洋大学は、2022年も注目されています。
そんな箱根駅伝に出場する東洋大学の、
区間エントリー予想
2022年の戦力と予想
注目選手の紹介
についてご紹介します。
箱根駅伝2022 東洋大学|チームエントリー紹介
2021年大会では高いとは言えない前評判の中、総合力の高さを発揮し3位という好成績を残した東洋大学。
ですが今年は、春先から主力選手の怪我に苦しんでいる印象です。
箱根駅伝を目標に調子を整えているはずなので、箱根駅伝本番では最高の走りを見せてくれるはずです。
まずは、2022年の箱根駅伝のチームエントリーをご紹介します。
チームエントリー紹介
2022年箱根駅伝に出場する東洋大学のチームエントリーは以下の通りです。名前、学年、出身校、10,000mの記録も合わせてご紹介します。
蝦夷森章太選手(4年生愛知) 29分46秒16
宮下隼人選手(4年生富士河口湖)28分37秒36
大沼翼選手(3年生東海大山形) 29分32秒48
柏優吾選手(3年生豊川) 28分49秒72
木本大地選手(3年生東洋大牛久)29分06秒85
児玉悠輔選手(3年生東北) 29分56秒20
清野太雅選手(3年生喜多方) 29分03秒59
前田義弘選手(3年生東洋大牛久)28分57秒80
奥山輝選手(2年生浦和実業) 29分05秒45
九嶋恵舜選手(2年生小林) 29分05秒71
佐藤真優選手(2年生東洋大牛久)29分24秒06
松山和希選手(2年生学法石川) 30分25秒48
村上太一選手(2年生北見緑陵) 29分07秒76
石田洸介選手(1年生東農大二) 28分37秒50
梅崎蓮選手(1年生宇和島東) 30分41秒43
吉田周選手(1年生広島国際学院)30分02秒41
このようにずば抜けてタイムが早い選手がいるわけではありませんが、総合的に実力が上がってきている印象です。
キャプテンの4年生宮下隼人選手と同じく、10,000mを28分台で走る選手が他に3人いるので、全体的にチーム力がアップしたと考えられます。
全員が力を出し切れば、優勝も夢ではないメンバーです。
区間エントリー予想
2022年箱根駅伝に出場する東洋大学の区間エントリー予想は、以下の通りです。
2区:松山和希選手
3区:石田洸介選手、九嶋恵舜選手
4区:石田洸介選手、前田義弘選手
5区:宮下隼人選手
6区:村上太一選手、九嶋恵舜選手
7区:前田義弘選手、梅崎蓮選手
8区:佐藤真優選手、梅崎蓮選手
9区:柏優吾選手
10区:清野太雅選手、村上太一選手
まず1区は、2021年大会でも児玉悠輔選手が走っていたので、今年も同じではないかと予想します。
花の2区とも呼ばれるエース区間、2区を走ると思われるのは松山和希選手一択です。
3区、4区の山上りへの繋ぎの区間は、石田洸介選手や九嶋恵舜選手、前田義弘選手あたりが粘り強く走り抜けてくれると思います。
箱根の山上り区間である5区は、キャプテンの宮下隼人選手が務めるのではないかと予想されます。
2021年箱根駅伝でも5区を走り、見事な走りを見せたため変更することはないのではないかと思われます。
6区は2021年に同じ区間を走った経験のある九嶋恵舜選手や、箱根を走った経験のある村上太一選手が走るのではないかと予想します。
7区、8区は箱根経験のある前田義弘選手、佐藤真優選手、1年生で箱根初出場となる梅崎蓮選手などが走るのではないかと思います。
9区は、10,000mの記録が28分台の実力を持つ柏優吾選手がスピードで引き離してくれるはずです。
10区は、昨年と同じく清野太雅選手か村上太一選手が務めるのではないかと予想します。
2022年の戦力と予想
今年の東洋大学の戦力は、1人1人の走力がアップしているため実力が上がってきています。
これまではエースに頼りがちな傾向がありましたが、各選手が責任感や使命感を持って取り組むようになったことで、チーム力が格段に上がりました。
2021年の春ごろから主力選手に怪我が続き、全日本大学駅伝ではまさかの10位とシード権を落とすことになりましたが、怪我からも回復し調子を上げてきている選手が多いので、箱根駅伝では本来の実力を発揮してくれるはずです。
東洋大学陸上部のスローガン「その1秒をけずりだせ」の言葉通り、優勝目指して粘り強く走ってくれると期待されます。
順位予想としては、昨年同様3位以上、主力選手の回復次第では優勝も狙えるチームだと思います。
箱根駅伝2022 東洋大学|注目選手の紹介
箱根駅伝に出場する東洋大学の2022年注目選手をご紹介します。
宮下隼人選手(4年生)
東洋大学のキャプテン。
2021年箱根駅伝では5区の山上り区間を走り、あと一歩で区間賞を獲得できたほどの見事な走りを見せました。
4年生で最後の箱根において、区間賞が取れるか注目です。
松山和希選手(2年生)
2021年の箱根駅伝では1年生ながら2区を任されるなど、大きな期待と注目を集めている選手です。
2回目となる箱根駅伝でどんな走りを見せてくれるか、目が離せません。
石田洸介選手(1年生)
今年の東洋大学の目玉とも言える選手です。
4年生の時に開催されるパリオリンピックの出場を目標に掲げており、スーパールーキーとして活躍が期待されています。
高校5,000mの記録保持者でもあるため、その実力は折り紙付きです。
最後に
2022年箱根駅伝に出場する東洋大学は、実力者ぞろいのバランスが取れたチームです。
全日本大学駅伝では実力を発揮しきれませんでしたが、総合力では箱根駅伝で優勝を狙える力を持っています。
東洋大学が箱根駅伝でどこまで巻き返しを図ってくるのか、注目です。