スピードスケートは、1周400mのスケートリンクを周回し、ゴールタイムを競う競技です。冬季オリンピックのスケート競技のひとつで、男子7種目、女子7種目の合計14種目で構成されています。
種目の数でいうと、2022年の北京オリンピックにおいては最大の競技ですね。
そこで今回は、
・北京オリンピック2022スピードスケート日本代表選手を予想!
・北京オリンピック2022スピードスケート日本代表の順位予想
・北京オリンピック2022スピードスケートの日程は?
をご紹介していきます。
北京オリンピック2022スピードスケートの金メダル候補は?
男子スピードスケートの金メダル候補
現在、男子スピードスケートでトップの座に君臨するのは、オランダの「スベン・クラマー」という選手です。
クラマーは、世界オールラウンド選手権で4連覇を成し遂げています。これは史上初の記録です。
さらに、オリンピックでは9個のメダルに輝いているため、オランダではスーパースターです。今回も間違いなくオリンピック出場を果たし、圧巻の走りを見せてくれることでしょう。
女子スピードスケートの金メダル候補
オリンピックでのメダル獲得数では他を寄せ付けない、それがオランダの「イレイン・ブスト」という選手です。
ブストは合計11個のメダルを獲得しており、これは冬季オリンピックの現役選手としては最多の記録です。また、冬季オリンピック4大会にわたって個人種目で金メダルを獲得した史上初の選手でもあります。
これまでに、夏季オリンピックを含めた5大会で金メダルを獲得した選手はいません。もし北京オリンピックで金メダルを獲得したのなら、夏季・冬季を含めた5大会で金メダルを獲得した史上初の選手になります。それが実現した暁には、オリンピック史に名を残す選手になるでしょう。
また、ブストは2022年の北京冬季オリンピックをもって現役引退を宣言しています。最後の彼女の雄姿を見ないわけにはいきませんね。
北京オリンピック2022スピードスケート日本代表選手を予想!
〈男子スピードスケート日本代表選手予想〉
新濱立也
新濱選手は33秒83の日本記録保持者です。2018年の平昌オリンピックは惜しくも出場を逃しましたが、ワールドカップに参加経験がある日本屈指の実力の持ち主です。
また、ワールドカップの500mで総合優勝、世界スプリント選手権でも総合優勝を経験しています。今大会の日本代表最有力候補の選手といえるでしょう。
村上右磨
村上選手もまたスピードスケート500mでの実力の持ち主です。2019年のワールドカップで優勝しています。その当時27歳と、若干遅咲きの選手ですが、安定感抜群です。
最後の国内大会・長根ファイナル競技会では、国内記録を更新する34秒44で優勝して、シーズンを終えた。昨季の主要6大会の500Mを全て34秒台で滑り5勝を挙げるなど、順調な仕上がりをみせています。
また若手選手もどんどん育ってきています。10月に開催された全日本距離別選手権はシーズン初戦となりました。その大会で500Mを制したのは、若手の森重航選手でした。森重選手はワールドカップでも3位となり、表彰台に乗っています。
ベテラン勢から新星まで、実力十分の選手がそろっていますね。日本代表として世界と戦うために切磋琢磨している選手たちに今後も注目です。
〈女子スピードスケート日本代表選手〉
小平奈緒
2018平昌オリンピックでは日本代表チームの主将を務めました。自身の成績は、500mで金メダル、1000mで銀メダルを獲得しています。小平選手の名前は多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
今年10月に開催されたシーズン初戦の全日本距離別選手権の500mでも7年連続12度目の優勝を飾るなど、その力は全く衰えていません。
髙木美帆
わずか15歳でバンクーバー2010に出場した高木選手。日本人スピードスケート選手としては最年少のオリンピック出場記録をもっています。
2018年平昌オリンピックでは、団体パシュートで金メダル、1500mで銀メダル、1000mでは銅メダルを獲得しています。さらに、同年世界オールラウンド選手権、2020年に行われた世界スプリント選手権では総合優勝を果たしています。これは日本人初の快挙です。
他にも、2019年には1500mで世界新記録を樹立するなど、名実ともに日本スピードスケート界を背負って立つ選手ですね。
今年のワールドカップの開幕戦でも好調で、準備は十分に出来ていそうです。2022年の北京オリンピックでもぜひ日本代表としてその滑りを見てみたいものです。
北京オリンピック2022スピードスケート日本代表の順位予想
前回大会の2018年の平昌オリンピックでは、女子選手らが多くのメダルを獲得したことで大きな注目を集めましたね。金メダルを獲得したのは日本女子スピードスケート界で初めてのことでした。
大会成績は金メダルを含めて合計6個と、これまでにない多くのメダルを獲得したことも大きなニュースとなり、選手たちは一躍有名人となりました。
その後の大会でも着実に力をつけています。2022年に向けて準備万全の女子選手たちは、金メダルを獲得する力が十分にあるといえます。
男子選手も負けじと頑張ってほしいですね。新たな若い力も育っているので、その活躍を見せてくれるはずです。
北京オリンピック2022スピードスケートの日程は?
スピードスケート競技会場:国家速滑館(通称アイスリボン/収容人数12,000人の観客(常設席6,800人、臨時席5,200人)
スピードスケートは種目も多いため、開催期間中はほぼ毎日試合が行われますね。
また、会場のアイスリボンは、12,000平方メートルの氷面を作り出せるそうです。これはアジア最大の面積で、さすがは中国といえる圧巻のスケールですね。
また、この施設では様々なスポーツの多様なニーズに合わせた氷を作ることができます。十分に設備が整った施設で競技をすることができますね。
最後に
時速 60km を超えるスピードで滑走する選手もいるスピードスケートは、平地で人の能力だけでタイムを競う競技の中で、最もスピードが出る競技ともいわれています。そのスピードの中で繰り広げられる駆け引きは見ごたえ十分です。
氷上で行われる熱いレースに注目しましょう。